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2008年のベスト、おまけ

長かったベスト企画の最後は、キュンとさせられた女性5人と昔の思い出。

◆Girl / Lady◆

 ・木下優樹菜
ヤンキー系の女性はあまり好みではないんですけど、あのカスれた声が好き。というか、あの声を聞くと、昔の恋を思い出すのです(笑)。あと、着てる服がいつもカワイイ (これはchomeさんのブログを見て初めて気付いたので、完全にパクリですw)。



 ・佐々木希
3年前のヤングジャンプのグラビアを見た時に、周りに人がいないのを見計らって、携帯のカメラでパシャリ(笑)。"ギャルコン!ネクサス 萌え萌え★じゃぱん 北日本・東日本編" という企画。なぜそんなことまで覚えているかというと、3年前にもブログでそのことを書いていたのです(笑)。爽健美茶のCMにも起用されてブレイク!!! おそらく今年は彼女の姿をもっと見ることになるはず。



 ・竹内由恵
やべっちFCのサブ・アナウンサー。年末のSPでやべっちをキュンキュンさせてましたが、見てるこっちもキュンキュンさせられたのです(笑)。メインの前田アナといい、ここは天然枠なんでしょうか。ミス慶応だそう。サッカー番組の女性アナウンサーといえば、昨年一杯でBSのJリーグタイムを卒業した枦山南美アナも、時々ゲストで来る早野宏史との噛み合わない掛け合いがとても好きでした(笑)

 ・穂花
昨年いっぱいでヌード/AV は引退だそう。やりすぎコージーの "モンロー祭り" を見て以来のファンだったのでちょっと残念。とりあえず、お疲れさまでした。そして、お世話になりました(笑)。今後はテレビ・タレントになるのかな? ところで、モンロー女優といえば、「おねがいマスカット」 という番組で (下の動画)、エロ替え歌を嬉々として歌っていた、みひろがメッチャかわいかったな。キュンとは別にしなかったけど(笑)



 ・椿姫彩菜
年末に実家の居間に転がっていた椿姫さんの本を読んで思い出した昔のこと。転がっていたのは、有名な彼女の自伝 「わたし、男子校出身です。」 ではなくて、写真集/エッセイの 「C'est Ma Vie」 という本。この本にも彼女の生い立ちに触れているところが少しだけあった。

椿姫さんが一向に男らしくならないことを心配した彼女の親は、小学3年生のときに彼女を小中高一貫の男子校へと編入させる。案の定、男子校に通い始めての数年間は学校に全く馴染めなかったらしい。だが、中学2年生のときの文化祭をきっかけに、素(女として)の自分が学校で徐々に受け入れてもらえるようになり、学校はそのうちに自分の居場所と感じることが出来る、唯一の場所へと変わっていったそうだ。

実は、僕も中高一貫の男子校に通っていたので、男子校の雰囲気というか空気というものを多少なりとも知っているので、同級生が彼女の素の部分を受け入れたことや、彼女が学校を自分の居場所と感じることが出来たことについては、何となくだがその状況を理解できるような気がする。

当たり前のことだけれど、男子校には男しかいないので、共学校とは雰囲気が全く違う。それは異性がいないこと、やはりこの一点に尽きる。学校では、異性の視線を全く気にすることなく過ごすことになる。すると、どうなるか。女の子がいないので、まず格好をつける必要がない。段々と格好をつけることを忘れてくる (学年が進むにつれて、色気づいてくる奴も多くなってくるけれど)。異性からのプレッシャーがないので、共学校に比べれば、かなり緩い空間であることは間違いないだろう。僕自身もそうなのだが、性格がマイペースになってくる。男ばっかり、という独特の空気にさえ馴染むことが出来れば、とにかく楽なのだ。(ところで女子校はどうなんだろう?)

男子校なので、基本的にマッチョなもの、例えば、音楽だったらハードロックやメタル、マンガだったらヤンキーものやバトルものなどが好まれる傾向が強い。ヤンキー漫画の大傑作 「特攻の拓」 などは、授業中によく回し読みされていた。で、授業後の休み時間に 「オメェ、ミンチにしちゃうぞっ」 とかアホなことをずっと喋っていた(笑)。しかし、そんなマッチョ趣味に同調しないとハブにされる、というような同調圧力はあまりなかったように思う。もちろん学校によって差はあるだろうけど、生徒間におけるストレスが少ないので (高校受験もないし)、目を覆うような酷いイジメもなかった。もともと男同志の関係というのはサッパリしているものだが、男しかいないと、さらにサッパリしたものとなる。昔の少女マンガで描かれたような世界では決してない(笑)

ただ、学校の教師による体罰という名の理不尽な暴力はあった (もちろん僕たち生徒が悪いことも多々あったんだけど)。ちなみに僕は入学したてのころ、体育の授業の初回に見せしめでシバかれた。理由が準備体操中に時計(校舎についてるデカいやつ)を見るな!だぜ。見てねえし、知らねえよ。後で聞けば、全クラスで必ず一人シバかれた、生け贄がいたらしい(笑)。もっとも体育教師と僕というのはどうも相性が非常に悪いらしく(笑)、その後、担当の教師が変わっても何度かシバかれた。そのことは友人との間で今でもネタになるくらいよく覚えているし、よく覚えられている。

また、男子校の出身者というのは、キャラの濃い奴が多い。というのも、学校に自然とそうなるような環境があるからだ。逆に、この環境に抵抗することで、キャラが濃くなりもする。クラスの空気を支配するのは、男ならではの無意味で軽いノリだ。そのノリを中心にして、ノリを仕切る奴、仕切る人間をサポートする奴、周りでノリを囃し立てる奴、ずっと寝てる奴(笑)など、そのノリを中心にして教室内でのキャラが決まっていく(役割分担のようなもの)。また、女子がいないことで、男子はテレなくキャラになりきれる。そのため、その各キャラが自然とより濃いものになっていく、というわけ。そして、それが性格形成に大いに影響してしまう。まあ、このノリを学外でやると、白い目で見られたりもするんだけど(笑)

すごく横道にそれてしまったが、要するに何を言いたかったのかというと、男子校の場合、濃いキャラクターを受け入れることに対して、割と寛容な面があるということ。共学校なら 「キモイ」 の一言で仲間外れにされてしまいそうな人間でも、笑いのひとつでも取ることができれば、それがおいしいキャラとして、あっさりするくらい受け入れられてしまう。おそらく彼女の同級生たちの多くは、性同一性障害について理解した上で、彼女を受け入れたというよりは、彼女を女性キャラとして、初めは受け入れたのではないかと思う(僕の想像が間違っていたならゴメンナサイ)。

ここまで書いたことは所詮、僕個人の経験や想像でしかないので、彼女が大勢の男子の中で過ごさぜるをえなかった10年ほどの間のことは(今もだが)、まるで想像することも出来ないけれど、彼女が中学高校という思春期を男子校で過ごしたことは、もしかしたら共学校で過ごすよりも多少は楽だったのかもしれない。また、「学校が自分の居場所と感じることが出来る唯一の場所だった」 という男子校時代が、少しでも長くあったのであれば良いなあ、と同じ男子校出身者として思ったのでした。

あと、芸能人としての椿姫さんは、同じような境遇である他の芸能人とは違う、オルタナティブな活動をしていると思うので、そこも応援したくなるところです。これだけ長々と書いておきながら(ほとんど自分の話になってしまったw)、「わたし、男子校出身です。」 はまだ読むことが出来ていないので、近々読んでみたい。

ここまで書いたものを読み返してみると、まるで男子校に通ったことが自分にとって良かったなんて言っているようだけど、それは断じて違うと言っておきたい。男子校にもう一度通うなんて絶対にゴメンだ。やっぱり女の子がいる学生生活の方が全然良い。なんだかんだ言っても、結局はこれが理由(笑)。最後に、動いている彼女を初めて見た番組、"マルコポロリ" が YouTube にあったので貼り付けておきます。



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by bigflag | 2009-01-18 01:13 | ・徒然記  

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