Jimi Tenor & Kabu Kabu 「4th Dimension」 ('09)
Fela Kuti を思わせるヴォーカリストを起用するなど、前作よりもアフロ色を強めた内容で、パーカッションを生かした曲も多く収録されており、Kabu Kabu との関係性が深まったことを感じさせる仕上がり。前作にあった南国系のムードは払拭され、アフロ色と同時に、サイケデリック・ミュージックの要素も強くなっている。緩くてキテレツなサウンドは相変わらずだが、徐々にズブズブと深度を深めていくグルーヴがクセになる一枚だ。(試聴)
by bigflag | 2009-08-12 23:48 | ・Brasil / Africa