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日本 vs 香港 (3-0)

岡ちゃんの発言を聞いていると、とにかく "これまで通りの形やリズム" に並々ならぬこだわりがあるようなんですけど、その "これまで通り" でワールドカップ本戦で戦えそうだ、という実感を一度も持てたことがないんですよねえ。しかし、岡ちゃんにはその実感があるようで、香港戦にスタメン起用された FW も "これまで通り" の小兵2人。

   玉田 大久保
 小笠原   中村憲
    今野 遠藤
駒野 闘莉王 中澤 内田   GKは楢崎


大久保が試合後のインタビューで、「FWとしては当てて欲しかった」 と言っていたように、平山が投入されるまでは、FW に当ててから展開するという意識が、チームとして非常に低かった。小兵FW2人に、パサー2人が同時に起用されると、前の4人が流動的になりすぎるんですよね。すると、チーム全体の動きが複雑になりすぎて、各々の役割が曖昧になり、結果としてパスを繋いでいるだけ、という内容になる。要するに攻撃に秩序がない。もうこれの繰り返しですね(笑)。そうした無秩序な状態の中で、流動性の低い平山が投入されると、チーム・オフェンスがシンプルになり、結果としてチーム・オフェンスに秩序が生まれる。つまり、攻撃はもっとシンプルで良いということ。

平山がワールドカップ本線でも前線でボールを納められるかは正直なところ分からないが、アジア相手にボールを納めれれない小兵FWよりは期待できることは確か。平山が信じられないのであれば、イタリアでワントップを張れる森本という存在もいる。外野からすれば、"これまで通り" に拘泥する必要性は何も感じない。そして、次の韓国戦が "これまで通り" を捨てる最後のチャンスだと思う。ちなみに監督いわく、次の韓国戦では今考えるベストのメンバーで臨みたい、とのこと。

岡ちゃんにとって、小笠原は中村俊輔のバックアップとしては使えそうもないが、遠藤のバックアップとしては使えそう、というところでしょうかね。遠藤が怪我でもしない限り、本戦での召集はなくなったのではないかと思います。

by bigflag | 2010-02-12 00:12 | ・サッカー / 日本代表  

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