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2010年の音楽ベスト Vol.4

第四弾は、ミックスCDとコンピレーション、リイシューされた作品のベスト。音楽編はこれで最後です。今年は割とコンパクトにまとまりました(笑)

◆Mix CD◆
 ・The Cinematic Orchestra / Late Night Tales
「深夜の物語」 をテーマにしたシリーズもの。自身の楽曲はもちろんのこと、Flying Lotus や Burial といったダークなビート・ミュージックから、ロック、ソウル、クラブ・ジャズ、ポップ・ミュージック、Steve Reich のような現代音楽までと非常に幅広い選曲で、TCO らしい深夜の物語を華麗に紡いでいる。

 ・D-Bridge & Instra:Mental Present Autonomic / Fabriclive 50
D-Bridge 主催のレーベルである Exit、Instra:Mental が主催する Nonplus+ の楽曲を中心にして、ポスト・ダブステップ的なサウンドをディープに展開している。作中を漂う空気は終始徹底してクールで、ダウンテンポ・ミュージックの先端を堪能できるミックス。

 ・Madlib / Medicine Show Vol.10 : Black Soul
月間マッドリブの第10弾。70年代中期から後期にかけてのソウル、ファンク、ディスコ、フュージョンを中心に選曲されているんだけど、Dam-Funk のようなエレクトロ・ブギーもしっかり視野に入っていそうなミックス。月刊マッドリブの中では、旬を一番感じさせた。

 ・Shackleton / Fabric 55
自身のトラックのみで構成したミックス。未発表曲も多いらしいんだけど、Shackleton 印のパーカッションが乱舞するイカれたベース・ミュージックが洪水のように押し寄せてくるため、どれが未発表曲かよほど意識しないと分からない(笑)。相変わらずマッド!!!!

◆Compilation◆
 ・Hiroshi Fujiwara & K.U.D.O. / Michael Jackson, Jackson 5 Remixes
藤原ヒロシと工藤昌之による Jackson 5、マイケルのリミックス集。オリジナルをラヴァーズ・ロックに置換して、そこからさらにダブ・ミックスしたような感じなんだけど、素晴らしくマジカルな仕上がり。マイケルの歌声に新たな命が吹きこまれている。2010年、最もスウィートだったアルバム。

 ・John Morales / The M&M Mixes
ニューヨーク出身のプロデューサーである John Morales による、80年代を中心としたソウルやディスコ、サルソウルのリミックス集。"NYC Underground Disco Anthems" と銘打たれた Disc.1 が素晴らしくグルーヴィー。Madlib の 「Medicine Show Vol.10」 が好きなひとはマスト!!

 ・Recloose / Early Works
初期のEPや未発表曲をコンパイルしたもので、デビュー作の 「Cardiology」 を好きだったひとには嬉しいコンピ。デトロイト・テクノを下地に、自身が好んで聞いてきたジャズやソウル、ダブなどが美しく織り込まれている。聞き終わると、こんな感じのアルバムを出してくれないかなあと、ついつい思っちゃう。

 ・ゆらゆら帝国 / LIVE 2005-2009
「空洞です」 で、このバンドに目覚めたばかりなのに、なんと解散してしまった。しかし、ゆらゆら帝国はこんなにも素晴らしい置き土産を残してくれた。不気味ながらも、どこか愛嬌のある楽曲たち。まさにこれこそサイケでしょう!! 生でライブを観たかったなあ。

◆Reissue◆
 ・Cornelius / Fantasma ('97)
これが再発されて以降、"2010年に何か全部ぶっ壊れた♪" って口ずさんだひと、多いのでは?(笑)

 ・Irakere / Cuba Libre ('80)
アフロ・キューバン・ジャズ・グループのイラケレを、上田力がプロデュースした日本企画盤。UKのレーベル Far Out からの再発。ラテンのリズムの中でエレピが漂う感じは、いかにも Far Out 好みだなと(笑)。レアグルーヴとして再解釈された作品なので、非常に聞きやすいです。


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by bigflag | 2011-01-13 12:32 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

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