U-22 日本 vs シリア (2-1)
大迫
大津 山田 東
扇原 山口
比嘉 濱田 鈴木 酒井宏 GKは権田
前半序盤は相手のプレスが厳しいため、日本はあまりボールを繋げなかったんですが、相手からのプレッシャーが弱まるにつれて、扇原を中心にしたポゼッションサッカーをすることができていました。ただ、ボールは持てども、シュートにまで繋がらないことが多く、あまり得点の匂いはしない展開。こういうときはセットプレーってことで、セオリー通りに先制点をあげたわけですが、このチームはセットプレーに強みがあるわけではないので、相手の拙い守備に助けられたかなと。
で、問題は後半のゲームの進め方なんですが、まるでリードしているようには思えないほど、攻め急ぎが目立っていました。オフェンスを組み立て直すのが下手なのか、1点では不安だという心理が強く働いているのか、あるいはその両方なのか。ぶっちゃけ両方な気がしないでもないですが、メンタルが弱いというよりは、幼いという表現がしっくりくる。「U-22」というカテゴリーを考えれば、正しいっちゃ正しいんですけど(笑)、シリア相手にそれでは困るなという思いもあるのが複雑ですね。
あと、気になったのは、山田と東のプレースタイルがかぶっていることでしょうか。まあ、清武やら原口を取られて選択肢が少ない中、消極的に選択されたメンバーなので仕方がないかもしれませんけど、2月のシリアでのアウェー戦は、大津を招集できるんでしょうかね。招集メンバーによっては不安を覚えそうです。
by bigflag | 2011-11-30 17:52 | ・サッカー / 日本代表ユース