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2014年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は、ベスト20には及ばなかった次点の作品を10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

◆ベスト30◆
 21. Aphex Twin / Syro
13年ぶりの新作。90年代初期作の音質をアップデートしただけのようにも思える。が、けれんのない本作を聞くと、これはリチャードにしか作れない音色だってことに改めて気づく。エイフェックスの作品を聞いて、滋味を味わうとは。

 22. Flying Lotus / You're Dead!
フライング・ロータスの5th。死に急ぐかのような過剰な速度感と音色はどこか散文的。それでも一つの作品としてまとまっているのは、本作のグルーヴを規定している Thundercat のベースに負うところが大きい。宇宙ジャズをまたも更新。

 23. Moodymann / Moodymann
「Black Mahogani」 以来、久しぶりのフル。ハウスをベースに、ブラック・ミュージックのごった煮というのは相変わらずなんだけど、煮え切ったあと、その上澄みだけを抽出したような、澄んだ味わいに。それはそれで乙なもの。

 24. Shiggy Jr. / Listen To The Music
5人組ポップ・バンドの2nd EP。相変わらず眩いほどポップ。ダンサブルな曲が多く収録されており、アイドル・シーンとも繋がるキャッチーな楽曲が連発。さらなる飛躍は間違いなし。サークル・クラッシュが起こらないことを祈るのみw

 25. SIMI LAB / Page 2: Mind Over Matter
神奈川を拠点に活動する、ヒップホップ・グループの2nd。ラフな作りだった1st に比べると、作り込み過ぎな側面も。が、"Worth Life" 以降の、もはや祈りのように聞こえる曲群は新たな魅力。ってか、MARIA のラップ聞くと、時々勃つよね。

 26. tofubeats / First Album
トーフさんの2nd。メジャー契約し、ゲストは森高千里、藤井隆、BONNIE PINK、PES、新井ひとみと豪華に。ただ、メジャー感と、自身の感情を吐露する曲との落差が激しく、アンバランスな面も。その中で "衣替え"は奇跡と言える。

 27. 椎名林檎 / 日出処
5年ぶりの5th。"ありあまる富"と"ありきたりな女"が好きすぎて、他をほぼ聞いてなかったんだけど、「無罪モラトリアム」 の次に好きかも。椎名林檎は音数の少ない曲の方が良い。アタック感のある曲は、彼女の本質とのズレを感じるから。

 28. 中山うり / 鰻
シンガー・ソングライター、中山うりの7th。初期の作品以来、久しぶりに手に取ったところ、昨年の後半あたり、彼女の夢見心地な音楽がスッと入ってきた。アコーディオンとスティールパンの掛け合いと優しい歌声に癒やされる。

 29. 星野みちる / E・I・E・N VOYAGE
元AKB48にいたらしい、星野みちるの2nd。ナイアガラ以降のシティ・ポップスやアイドル歌謡へのオマージュに満ちたサウンド。15年ほど前、キタキマユが類似した路線で一発だけ当てたことをふと思い出したが、彼女はどうなるのだろうか。

 30. ミツメ / ささやき
4人組のロックバンド・ミツメの3rd。いかにも平熱の低い音楽だが、たゆたうようなファンク・グルーヴ感にグイッと引き込まれる。あと、ギターのソロが良いんですよね。ただ、"うつろ" ぐらいの引きは欲しいところ。ちょっと淡白すぎる(笑)


Vol.4 へ続く・・・
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by bigflag | 2015-02-01 17:50 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

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