2016年の音楽ベスト Vol.1

いまさらですが、2016年ベストのアルバム10枚(順不同/アルファベット順)から。今回は合計20枚+αを紹介したいと思います。では、今年もよろしくお願いします!!

◆Best 10◆
1. Anderson .Paak / Malibu
父親はフィラデルフィア出身の黒人、母親の出自は韓国という、アンダーソン・パークによる2nd。歌とラップを自在に使い分け、ソウル・ファンク・ヒップホップを折衷する。バックのThe Free Nationalsによる強力なグルーヴ感が心地良い。

2. The Avalanches / Wild Flower
アヴァランチーズ16年ぶりの2nd。「Since I Left You」から一歩も進んでいないかのようだが、あの傑作から一歩も後退しなかっただけでも尊い。古ぼけたラジオから曲の切れ端が次々と流れてくるようで、緩やかな幸福感に包まれる。

3. Chance The Rapper / Coloring Book
ミックステープ3作目は、前作「Acid Rap」を凌ぐ傑作。オートチューンを用いたゴスペル歌唱を取り入れたトラックがもたらす底なしの多幸感。バックをつとめる The Social Experiment による演奏はまるで祈り。

4. EVISBEATS / Qualia
音の涅槃を追求するエビスビーツによるインストのビート集。メロウなトラックと、音と音の隙間がただただ心地よい。MOCKY の “Birds of a Feather” 使いには歓喜。

5. Frank Ocean / Blonde
フランク・オーシャンの2nd。アンビエントのようなキーボードの持続音、ギターのリフレインなどによって奏でられる、メランコリックなメロディがフランクの声を浮かび上がらせる。前作よりも遥かに音数を削ぎ落とした美しい傑作。

6. hyukoh / 20 (2014)
韓国のロックバンド、ヒョゴのデビュー作。2016年に日本ライセンス盤として本作と「22」がリリース。バンド形態ながら、ジャズ、ソウル、ファンクなどの影響が色濃い作品。色気のあるボーカルと叙情的なギターが特に良い。

7. iri / Groove It
神奈川出身の女性ボーカリストのデビュー作。少し癖のある歌い回しとスモーキーな歌声が耳を引く。STUTS、mabanua、ケンモチヒデフミなど、ヒップホップ、クラブ界隈のプロデューサーが編曲で参加。アーバンで瑞々しい。

8. Kaytranada / 99.9%
カナダのプロデューサー、ケイトラナダによるデビュー作。ハウス、ブレイクビーツ、ベースミュージックなど何をやってもセンスがある。Gal Costa の “Pontos De Luz” をサンプリングしたカットアップ・ハウス “Lite The Spot” が白眉。

9. NxWorries / Yes Lawd!
Knxwledge と Anderson .Paak によるユニットの1stフル。期待が高まっていたところで、その期待に違わぬ出来。Madlib系譜のくぐもった音像で、ソウルやファンク、ジャズをカット&ペーストしてグツグツ煮込んだヤバいブツ。

10. A Tribe Called Quest / We Got It From Here... Thank You 4 Your Service
ATCQによる18年ぶりの6thにして最終作。初期3作のサンプリン感覚を生かしつつ、後期2作のビートをアップデートしたような仕上がり。ロウで丸みを帯びた質感があまりにも変わりなくて泣いた。


Vol.2 へ続く・・・
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by bigflag | 2017-01-29 00:48 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

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