Sugar Minott 「Wicked Ago Feel It」 ('84)

シュガー・マイノットは、ジャマイカはキングストンで生まれたレゲエ・ミュージシャン。これは、1970年代にNYのブロンクスに、ブルワッキーことロイド・バーンズにより設立されたWACKIE'S というレーベルを代表するアルバムで、シュガー・マイノットの抑制を効かせたセクシーな歌声を存分に楽しめる。そんな甘い声の脇を固めるバンドの音も艶のあるシンセや鍵盤楽器、ニョコニョコとしたベース音、優しいホーンの音にと、スピーカーから甘い香りさえしてきそうな音楽で、どの曲も気持ち良過ぎます。

本作はいわゆるラヴァーズ・ロックなんだけど、ルーツ・レゲエの延長線上にある、つまり歴史の聞こえる作品なので、ラヴァーズ・ロックにありがちな形骸化した退屈さは全くない。音の混ざり具合のバランスは、ジャズとフュージョンがギリギリで攻めぎ合っていた、70年代前半のジャズ/フュージョン、あんな感じを思い浮かべればいいかも。ただし、緊張感を強いるような音楽では全然ないけど。M1 「So Much Trouble」はボブ・マーリー、M2Good Thing Going」 は Jackson 5 のカバー(なんと2回目!)となっており、もう抜群の掴み。反則に近いw。レゲエ初心者の方にもお勧め。(試聴
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by bigflag | 2005-05-12 01:50 | ・Reggae / Dub | Comments(2)  

Commented by n_ayada at 2005-05-12 05:28
これ、大好きでした!
当時はレゲエよく聴いていました。
シュガー・マイノットはいつだったでしょうか?来日コンサートにも行きましたよ。フレンドリーな感じの兄ちゃんでした。
Commented by bigflag at 2005-05-12 22:17
おぉ、リアルタイムですか。 n_ayada さんは、やっぱり年期が違いますね!
羨ましい限りです。02年の再発盤ですからね、俺が初めて聞いたのは。

>当時はレゲエよく聴いていました
俺は「ここ数年」レゲエをよく聞いていますw
名盤レゲエの再発が盛んですからねー 金が足りないくらいですよ、ほんとに。

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