2005年の漫画ベスト10

やろうやろうと思って忘れていた昨年の漫画ベスト10。

1. 浅野いにお 「ソラニン」 (小学館 / ヤングサンデー / 1巻)

文系メガネ・ロック漫画の王道を突っ走るのかと思いきや。。。チャコちゃん好きなら必読の方向に?
2. 吾妻ひでお 「失踪日記」 (イーストプレス / 書き下ろし / 全1巻)

ホームレス生活。アル中。など悲惨なことが書かれているが、読者 (作者含め) に向こう側を全く想像させない/感情移入させない、何とも不思議なノンフィクション漫画。
3. 伊藤悠 「皇国の守護者」 (集英社 / ウルトラ・ジャンプ / 2巻)

佐藤大輔の小説が原作。日本風の皇国とロシア風の帝国の戦争ドラマ。
4. 朔ユキ蔵 「ハクバノ王子サマ」 (小学館 / スピリッツ / 2巻)

前作 「つゆだく」 との落差が、と思う暇なくタカコサマに萌える毎週月曜日。
5. 仲能健児 「猿王」 (モーニング)・・・全1巻

今年、青林工芸舎が復刻。連載は94年。簡単に言うと、日本人旅行者が訳の分からん猿に追いかけ回されるという話。と紹介すると、内容と全然違ってしまう気も。傑作オカルト漫画。妙にユーモラス (絵も含め) なのが余計に怖い。
6. 平本アキラ 「俺と悪魔のブルーズ」 (講談社 / アフタヌーン / 2巻)

1920年代末のアメリカ南部・ミシシッピ州デルタ地帯から物語は始まる。十字路での悪魔との取引後に一変する世界観が大変なことに!!!
7. 古谷実 「シガテラ」 (講談社 / ヤングマガジン 全6巻)

前作 「ヒミズ」 が影なら、これは光。合わせて読むべき傑作。
8. 細野不二彦 「ヤミの乱波」 (講談社 / イブニング / 2巻)

戦後間もないアメリカ統治下の日本が舞台。ヤミに埋もれた歴史の中でのハードボイルド・アクション。やり過ぎ感のある赤軍兵士はご愛嬌か(笑)
9. 山口貴由 「シグルイ」 (秋田書店 / チャンピオンRED / 5巻)

南條範夫の残酷歴史小説 「駿河城御前試合」 を原作に、作者が輪をかけて残酷に美しく描いた剣豪物語の大傑作。読みながら震えが来る唯一の漫画。死に狂う武士道。
10. 山田芳裕 「へうげもの」 (講談社 / モーニング / 1巻)

安土桃山時代。茶道に魂を奪われた男、古田佐介(織部) の話。突き抜けた物欲描写が楽し過ぎる。過剰にデフォルメされた絵も今作ではイキイキ。
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by bigflag | 2006-01-31 00:01 | ・マンガ | Comments(4)  

Commented by mats3003 at 2006-01-31 00:22
僕は今年はとにかく「もやしもん」でした。
「ソラニン」は、最近、かなり気になってきました。
ヤンサンで唯一楽しみなマンガです。
Commented by bigflag at 2006-01-31 00:28
mats さん、こんばんは。
もやしもん、これ読んでません。今、調べたらイブニングで連載してるんですねー。
同じイブニング連載のヤミの乱波はいつも読んでいるので、今度チェックしときます!
細菌漫画なんでしょうか???
Commented by mats3003 at 2006-01-31 00:51
「もやしもん」は細菌マンガというよりは、農大コメディって感じです。
単行本を読むとはまる人が続出するという不思議なマンガです。
Commented by bigflag at 2006-01-31 23:07
>農大コメディ
なんだか、ほのぼのしてそうですね~
細菌漫画という表現は自分で言っときながら何ですが、妖し過ぎましたw

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