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K-1 WORLD GP 2006 ~開幕戦~

地上派でカットされた(泣)ステファン・レコ含め、ゴールデン・グローリー勢が3人残り、また日本人が全滅してしまうという主催者泣かせの結果に終わった大会。

<ルスラン・カラエフ vs バダ・ハリ>
試合開始早々に、カラエフがパンチのコンビネーションに右肘を加えてKO勝ち。悪童で名を売るバダ・ハリだったけど、本当の悪童はカラエフだったってオチw。ダウン後にも蹴りを入れられる始末。それで良いのかバダ・ハリ?

<レミー・ボンヤスキー vs ゲーリー・グッドリッジ>
ボンヤスキーにリズミカルなフットワークが復活。リズムに乗って飛び膝蹴りを綺麗に決めて一気にKO!、かと思いきや、その後はグッドリッジのタフさに苦戦する。最終的にはKOできたけど、ローを打つなら打つで、もっとホーストのように相手の急所を突くローを打てるようになって欲しいところ。バダ・ハリにフェイク・チャンピオンと言われていたけど、歴代の王者と比較するとそれも分からなくはない。

<グラウベ・フェイトーザ vs ポール・スロウィンスキー>
なんだか知らないうちに随分と強く逞しくなったグラウベ。定評のあったキックに加えて、極真の同僚フィリオが最後までモノにならなかったK-1仕様のパンチも会得。コンビネーションも悪くないし、何よりパンチが重そうで良い。シュルトと当たらなければ、というエクスキューズはつくが、間違いなく優勝候補のひとり。ただ、ちょいとスタミナはなさげ。

<セーム・シュルト vs ビヨン・ブレギー>
身長の高い選手はその身長の高さゆえ顔にパンチに受けにくいことから、ディフェンスの下手の選手が多い。ブレギーもそのひとり。その長所と裏返しの短所が、規格外にデカいシュルトが相手では不利に働いてしまう。まあ、それが顕著に表れた試合。

<アーネスト・ホースト vs 藤本祐介>
ホーストが知力だけで勝ちを手繰り寄せた試合。急所を知る者の強さを見た。ただ、今の状態のホーストではベスト16が限界か? 武蔵も消えちゃったしなw

<ハリッド・ディ・ファウスト vs 武蔵>
相変わらず武蔵は武蔵。。。武蔵はこういう速い選手のショート・レンジのコンビネーションには対応できない。負けが濃厚になった3Rだけ手数が出るというのも見慣れた試合風景ですね。

<ジェロム・レ・バンナ vs チェ・ホンマン>
ホンマンがデカ過ぎるからなのか、左腕に鉄を入れて以来の負傷を引きずっているからなのか、皆が期待したほどに手が出なかったバンナ。この選手を見られるのもあと少しなんだろうな、という思いが頭をよぎった。一方、ホンマンはなぜか武蔵化w

<レイ・セフォーのコメント>
「(試合の印象は) 自分でも良く理解できていません。分からない試合でした。私の方がより多くのクリーンヒットを当てています。レコ選手の悪口を言うつもりはありませんが、まるでジャッジと闘ったようです。相手のダメージの方が多かったですからね。勝つための事は全部やりました。攻め込むと逃げられたり、ホールドされたり…何がいけなかったのか。相手の逃げ足は速かったですね。レコ選手の顔は傷だらけです。私の顔と見比べてください。逃げる方が攻めるよりポイントになるのかと本気で勘繰りました。(3R終わってのドローのジャッジには) 驚きました。延長戦でも私の手数が多かったと感じています。ちゃんとジャッジしてくれる団体に行ってやった方がいいですかね。(友人とは闘いづらかったですか) お互いプロですから、試合にベストを尽くすのは当然です。だから、試合は別ですね。勝つための努力は最大限しました」

by bigflag | 2006-10-01 23:10 | ・格闘技 - 打撃系  

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