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日本 vs サウジアラビア (3-1)

BSで録画をしていたので、後半途中からは津波情報しか見れず。オシム体制の発足以後では一番デキの良い試合だっただけに残念。代表初キャップを刻んだ高松のプレーを見たかったし、トゥーリオが思いっきり外したというPKも見たかったなあw(オシム監督会見

サウジのプレスが甘かったこと。サイドの守備の仕方の意志統一が不十分なこと。クロスへの対応が甘いこと。など相手が守備にアラのあるチームだったこともあり、オシムの目指す 「選手とボールがよく動くサッカー」 がチーム結成7戦目にして早くも形を見せた。上に書いたようにサウジが悪かったこともあるけど、もちろん日本も良かった。逆に言えば、プレスを機能させないほどに選手とボールが有機的に動けていた。右サイドの加地と中村憲剛、左サイドの駒野と三都主、の両サイドがともにコンビネーション良くサイドアタックを出来ていた。日本のクロスの質が高かった。とも言い換えられる。

MVPは2ゴールをあげた我那覇!クサビのパスを引き出すポジショニングの妙、収まりの良いポストプレー、その後の展開パスの正確さなどがズバ抜けて安定しており、それがまたクサビのパサーへ安心感を与え、全体的に縦への意識が強まっていく、という好循環の源となっていた。シュートを含め、冷静かつ正確なプレーの連続で、自信に満ちた良い表情をしてましたね~。

しかし、チームでボランチやってる選手が多いなあ。中村憲剛、鈴木、今野、阿部と4人もいる。まあ、攻守に貢献できるということにプライオリティーが置かれており、ボランチは攻守両面の能力を水準以上に求められるポジションなので、ボランチの選手が多く起用されることは、論理的と言えばそうなんだけど。

「大型で足技のしっかりしたCB」 が足りないことをオシムは嘆いていたけれど、日本にいる 「大型ではないが足技のしっかりしたCB」 と 「大型ではあるが足技のしっかりしていないCB」 を比較して、とりあえずオシムは前者を選択している。攻撃面では日本の長所が生かされるとは思うけど、韓国みたいにサイドアタックをガンガンしかけてくるチーム相手だと、クロスへの対応が不安だなあ。

by bigflag | 2006-11-16 20:50 | ・サッカー / 日本代表  

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