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M-1グランプリ 2006

応援していたチュートリアルが優勝して良かった~。しかも、他を寄せ付けない完全優勝!!! もう素晴らし過ぎ。昨年は、決勝に進むべきだったチュートリアルが5位に終わってしまい、非常に残念だったので、今回やっと正当に評価されて本当に嬉しい。

1. POISON GIRL BAND 「ショッピング」 (570点/9位)
マグロを履くだの、カツオを履くだのってところは爆笑。初めのシューズのネタで同じレベルの発想が出ていれば・・・。発想の異常さを重視する身としては、この得点の低さはちょっと残念。たしかに前半こけたし、完成度も低いけどさ。

2. フットボールアワー 「ヒーローになりたい」 (640点/2位)
声の大きさで押し切ろうとする漫才は生理的に受け付けないので、この高得点は全く理解できない。ただ、岩尾が山崎邦正なら笑えるかもしれないw

3. ザ・プラン9 「心の中の天使と悪魔」 (597点/7位)
子熊とか未来人とか設定は面白いんだけど、オチが設定についてこなかった(個人的に未来人はかなりツボだったけどw)。5人もメンバーがいて、制限時間が4分という時点で、ちょっと厳しいよな~とも。

4. 麒麟 「ボクシング」 (627点/2位)
東西南北パンチは笑える。田村は年々面白くなっていってる。面白く、というか微笑ましくなってると言うべきでしょうかw

5. トータルテンボス 「グルメレポーター」 (613点/5位)
言葉遊びは、M-1には不向きなんだけどなあ。

6. チュートリアル 「冷蔵庫」 (664点/1位)
会話の初期設定がこれだけ普通であるにも関わらず、徳井の変態的に高い演技力によって、どんなに設定が普通であろうとも、絶対にその場を異常な空間にしてくれる、という信頼感がチュートリアルにはある。そして、他のコンビと比べると、その異常になる瞬間に全く不自然さがない。それによって、ツカミも早くなる。昨年の 「バーベキュー」 より構成も上手くなってた。ドアのくだりとかw。ただ、単純に面白さでは昨年も同じレベルにあったと、しつこく言っておこう・笑。あと、福田の安定感のある返しがこの漫才のベースだよなあ、とも改めて。

7. 変ホ長調 「セレブ婚」 (576点/8位)
ナンシー関っぽい芸能人イジりを漫才にした感じ。紳助の言うボークが出来るのも芸能界の外側にいるからこそ。そういう意味では新鮮だった。

8. 笑い飯 「お箸の持ち方」 (626点/4位)
飽きられてる、というか、あの 「奈良県立歴史民俗博物館」 という神ネタの印象があまりにも鮮烈過ぎて・・・。あと、哲夫の言葉遊びはいつも引っ張り過ぎだと思う。始まってすぐは良いんだけど、なんか段々冷めていくんですよね。

9. ライセンス 「ドラえもん」 (敗者復活/609点/6位)
オチが読めると面白くても、評価は下がってしまう。ただ、「簡単に乗ると思うなよ」 と少し変化球をつけたのは笑えたw。分かってても面白いという部分はあるけど、これでよく敗者復活できたなーとも (今年はまだ敗者復活戦を見れてません)

<決勝>
1. 麒麟 「探検隊」
緊張しすぎていたのか、ネタよりもミスを取り返すためのアドリブの方が笑えたという・・・

2. フットボールアワー 「居酒屋」
一本目のネタをさらに騒々しくして、さらに面白くなかった。そもそも聞き取りにくいのが×。優勝した時の一本目のネタみたいなやつの方が、岩尾のキャラに向いてると思うんだけど?

3. チュートリアル 「自転車のベル」
山崎まさよしの歌詞の引用w。夜ベロンベロン朝チリンチリン俺の体ガリンガリン。行きずりの女を抱いたよ。。。など言うこと言うこと全部面白い。テンポも抜群に良い。ひとつひとつの会話の着地点のズレっぷりが楽しい。また、そのズレの分かり易さが爆笑を誘う。あと、言葉にお笑いポテンシャルみたいなものがあるとしたら、そのポテンシャルを最大に引き出しているのが徳井のスゴさ。

by bigflag | 2006-12-26 01:29 | ・お笑い  

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