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Eddie Palmieri 「Recorded Live at Sing Sing」 ('72)

エディ・パルミエリといえばコレ!というライブ盤。リリースはアルバム 「Harlem River Drive」 の翌年。メンバーも 「Harlem River Drive」 から引き続き、Cornell Dupree (コーネル・デュプリー) などが参加。が、クレジットを見るとラテン系ミュージシャンがほとんどを占めており、本作で聴けるのはいわゆるサルサ。ただ、サルサはサルサでも桁外れにハード。ちなみに Sing Sing はニューヨーク北東に位置する刑務所のことで、ここにはプエルトリコ系移民が多く収監されているらしい。つまり、このアルバムはシンシン刑務所への慰問ライブを収めたもの。

ライブ盤だけに熱い内容。それも囚人をこんなにも煽って良いのかってくらいに(笑)。エディのエレピが、チャーリーのオルガンが、Ronnie Cuber (ロニー・キューバー) のサックスなどが次々と足し算、いや掛け算されていく凄まじいテンションが最初から最後まで続く。コンガ、ティンバレス、ボンゴといったパーカッション類の乱れ飛び方も尋常じゃない。60年代末から繰り広げられてきたという、パルミエリ兄弟を中心として積み重ねてきたデスカルガ (ジャム・セッション) の豊穣な結実にして、ラテン音楽の極点の一つ。サルサのハードコアな部分に触れることが出来る名盤。(試聴
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by bigflag | 2007-08-29 23:13 | ・Jazz / Latin | Comments(0)  

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