Herbie Hancock 「Head Hunters」 ('73)
大ヒット曲 「Cameleon」 は、ハンコックのアイデア一発、モコモコとしたシンセ・ベースの反復が生み出すロウ・ビートが快感。M2 「Watermelon Man」 はさらにロウで、下半身がモゾモゾしてくるような気持ち良さがある。基本的にはロウ・ビートの快楽を追求した作品なんだけど、例外が3曲目の 「Sly」。高速のジャズ・ファンクで、ハードバップ的なドライブ感が格好良い。前作まであった混沌は皆無だが、大ヒットしただけのことはある名盤。(試聴.1/2/3)
by bigflag | 2008-07-31 00:07 | ・Cross Over / Fusion