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日本 vs UAE (1-1)

打っても打っても入らないー。入ったのは香川のごっつぁんゴールだけ、という試合でしたけど、流れの中で惜しい場面を何度も作れたこと、という意味では内容は良くなってきてるんでしょうか。しかし、相手は所詮UAE。今後対戦するオーストラリアは勿論のこと、ウズベキスタンよりも落ちる相手なので、本当に内容が向上しているのか、と言えば微妙な気もする。とりあえず、スタメンは下記の通り。

      玉田
大久保 岡崎 中村俊
   稲本 長谷部
長友 寺田 中澤 内田   GKは楢崎


岡田監督が 「涼しくなってきたから、(これまで以上に)前からプレッシングに行くことを試したい」 と言っていた通り、守備はトルシエ時代を思わせるようなプレッシング。ボール奪取という点においては、やはり稲本がボール奪取に絡むシーンは多い。ボールホルダーへの素早いチェックで、試合を通じてUAEにはほとんどチャンスを作らせなかった。

攻撃に関しては、ただひたすらサイドアタックを繰り返すという感じ。前半は左の中村を起点に内田の上がりを生かすなど、右サイドからクロスを上げるシーンが多かった。ただ、相手に引かれた場合の日本は、PA内にFWが二人いるだけではシュートにも至らないのが現実。どうしても三人目の飛び出しが必要になる。そういう期待を込めて、大久保をわざわざ左のWGで起用したと思うんだけど、残念ながら一度訪れた決定機は見事に外してしまった(笑)。その狙い自体は悪くないのだが、日本人FWの中で1・2を争う能力のある選手をシュート・チャンスの少ないポジションで起用するのは、得策ではないように思う。能力があるので、ソツなくこなしてはいたが、起用するならやはりトップ下がベストだろう。

サイドに寄せて人数をかけて、というのは分かるけど、寄せる人数が多すぎて狭いスペースで交通渋滞を起こしている場面が目立つので、もう少し選手の距離間を互いに考えないといけない。それに加えて、前へ飛び出していくのは良いのだが、一度動いた後の動き直しが少ない。ゆえにパスコースがなく、後ろへ戻したり、難しいプレーをしてしまったり、そんな場面が非常に多い。どこかズレてるんだよなー。

ウズベキスタン相手であれば、守備の対応さえ間違えなければ勝てるとは思う。ACL組のコンディションがやや心配ですが。攻撃の単調さに対する手っ取り早い処方箋は、遠藤を起用すること。これに限りますからね(笑)

by bigflag | 2008-10-10 23:58 | ・サッカー / 日本代表  

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