Afefe Iku 「Artifacts Of Pottery Vessels」 ('08)
ディープ・ハウスにテクノ的な質感とアフロ・スピリチュアルな感性を付け加えたようなサウンドで、"アフロ・テック・ハウス" と言うのが適当かも。アフロを除いたテック・ハウスの部分は、すごく今っぽい音。また、デトロイト・テクノからの影響を感じさせるスペイシーなサウンドでもあり、ここで聞ける音の深さと奥行きは相当なもの。アフロな黒いベースラインと多彩なパーカッション使いが優れていることに加えて、ジャジーなピアノ使いなど、新人ながら完成度はかなり高い。驚きは、ストリングスとパーカッションだけで構成された M7 「Balao」。ハウスに収まらない荘厳で実験的なアフロ・グルーヴが聞ける。(試聴)
by bigflag | 2008-11-05 23:13 | ・Club Music