2017年の音楽ベスト Vol.4

最後に印象的だったライブを羅列して、音楽ベストを終わりたいと思います。

◆Live◆
・02/25 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール @ビルボードライブ大阪
・03/01 Jacob Bro Trio @MISTER KELLY'S
・03/12 Especia @味園ユニバース
・07/19 水曜日のカンパネラ @Zepp Osaka
・08/05 ikkubaru @SUNHALL
・08/05 藤井隆 @SUNHALL
・08/27 ゆるふわギャング @心斎橋サンボウル
・09/04 The Quartet NL. @守口文化センター
・09/10 5lack @BIGCAT
・10/21 コーネリアス @なんばHatch
・10/30 Christian Scott @ビルボードライブ大阪
・11/30 細野晴臣 @NHK大阪ホール
・12/30 東京女子流 @梅田クラブクアトロ

演奏で圧倒されたのはクリスチャン・スコット。演出含めてだと、コーネリアスはさすがのクオリティ。とにかく雰囲気が良かったのは細野さんのライブ。一番感動したのはエスペシアのラストライブ。2013年に初めて見たときの歌とダンスは本当に酷かったけど、4年も経つとちゃんと曲のクオリティにパフォーマンスが追いついていて感動も一入。と同時に解散はホント残念な思いしかない。

・Christian Scott aTunde Adjuah - New Heroes
フルートのエレーナ・ピンターヒューズ嬢が麗しい。


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# by bigflag | 2018-01-28 22:50 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2017年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は、カバーアルバム、コンピレーション、旧譜を紹介。そういえばミックスCDはほとんど聴かなかったよなあ。

◆カバー◆

・Shobaleader One / Elektrac
Squarepusher のセルフカバー作で、バンドによるライブ・レコーディング。「Feed Me Weird Things」と「Hard Normal Daddy」の初期作を中心に選曲。バカテクというけど、バカになって突っ走らないとこんな演奏できねえでしょ。

・Goro Ito Ensemble / Architect Jobim
生誕90周年のアントニオ・カルロス・ジョビンへのトリビュート作。クラシックから影響を受けた側面にフォーカスし、伊藤彩ストリングカルテット、村治佳織などを起用することにより室内楽的なアレンジで聴かせる。

・原田知世 / 音楽と私
デビュー35周年を記念したセルフカバー。プロデュースは伊藤ゴロー。落ち着いたストリング・アレンジか、ピアノやギターのみのシンプルな構成などで年相応に聴かせる。世代的にトーレ・ヨハンソン絡みと超有名曲くらいしか知らないんだけど楽しめる。

◆コンピレーション◆

・東京女子流 / PERIOD.BEST ~キメテイイヨワタシノコト~
4人組アイドルのミニベスト。アーティスト宣言をしたり撤回したり、迷走していた時期を脱出。プロデュースチームが一新され、クラブミュージック通過後のポップスに変貌しており、立体感のある音作りとメロディには松井寛プロデュース時代とは違った良さがある。

◆旧譜◆

・Hiroshi Fujiwara / Nothing Much Better To Do (1994)
藤原ヒロシの1st。デラックス・エディションが出てたので初めて聞いたんだけど、UKダブがベースで、トロトロに甘いメロディがまぶされていて極上のグルーヴを堪能できる。うっかりスルー名盤。

・Slawek Jaskulke / Moments (2013)
ベストにも挙げた作品よりも本作を勧めたい。スタインウェイで美しいメロディだけを弾くことに専念したとのことで、とめどなく美しいメロディが紡がれていくさまを呆然としながら聞いてしまう。キース・ジャレットのケルン・コンサートが好きなひとにも。

・Slawek Jaskulke / Sea (2016)
こちらもベストにも挙げた作品よりもオススメ。バルト海沿岸出身の彼が「海」をテーマにした組曲。ミニマルな音の連なりながら、少しくぐもらせた音には温かみがあり、美しく雄大な広がりを想起させる。イーノの Ambient 2 が好きなひとにも。

・フィロソフィーのダンス / Funky But Chic (2016)
ベストにも挙げた4人組アイドルのデビュー作。ダフトパンクの「Random Access Memories」が参照元のひとつになっていると思うんだけど、アイドル化するとこんなにも面白いとは。カーティスのMove On Upが急に出てきたり最高ですね。


◆Song◆

・鈴木真海子 / Blue
ChelmicoのMCによるソロEP。ピート・ロックの I Get Physical と同じネタ使い。残暑に合う、季節を感じる曲。良い感じに力抜けてて良い。曲は良いし、顔も好き。


・Chelmico / ずるいね
MAMIKOとRACHELによるラップデュオ。 「EP」に収録されていたエモいやつ。


・lyrical school / つれてってよ
5人組ラップアイドル。minan と hime の2人を残して3人を入れ替えて再出発後の2枚目シングル。もはや懐メロで30代を殺しに来た。


・SUMMIT / Theme Song feat. RIKKI, MARIA, DyyPRIDE, in-d, OMSB, BIM, JUMA, PUNPEE, GAPPER, USOWA
SUMMITの所属アーティストたちによるポッセカット。


Vol.4 へ続く・・・

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# by bigflag | 2018-01-21 23:58 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2017年の音楽ベスト Vol.2

続いて、次点のアルバム10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

◆Best 20◆

11. Awich / 8
沖縄出身のラッパー/シンガーによる10年ぶりのフル。プロデュースは Chaki Zulu。インディーR&B的な音を中心に、ダンスホール、ハウスなど様々なビートの上で、自身のパーソナリティをオープンに力強く表現している。色々な意味でシームレスな傑作。

12. Blue Note All-Stars / Our Point Of View
レーベル75周年イベントの為に結成されたグループ。メンバーは Robert Glasper 中心とした界隈から。Witch Hunt(Wayne Shorter)等がカバーされているが、マイルスの黄金クインテットをアップデートしたような、ストレート・アヘッドなジャズの熱演が聞ける。

13. CBS / Classic Brown Sounds
3人組ヒップホップグループによる初のフィジカル。J Dilla 系譜のよれたリズムとビート、緩くて心地良いメロディ、そこに日常系のラップが紡がれる。このサウンドには郷愁を感じるひとも多いはず。夜、飲んだあとの帰り道なんかに聞きたい作品。

14. G. Rina / Live & Learn
前作を踏襲した5th。80年代のディスコ、90年代のR&Bやヒップホップを昇華したアーバン・ポップなのは変わらず、本作では4つ打ちなどクラブミュージック・テイストも新たに。フライデーラヴ、ヴァンパイア・ハンティングなど、刹那の愛情を歌った曲が特に良い。

15. Garrett / Private Life
ブギーの伝道師Dam-Funkによる別名義。リリース元のレーベル・カラーに合わせ、バレアリックに寄せた内容となっており、その中でもビートを廃し、波の音をサンプリングした13分の大曲”Angel Reflections”は体の芯までとろけるアンビエントに仕上がっている。

16. Maciej Obara Quartet / Unloved
ポーランドのサックス奏者、マチェイ・オバラによるECM初作。夜、雨に打たれた車のフロントガラス越しに見ている風景のようなジャケットだが、艶のあるサックスを静謐なリズムの中で堪能できる。ラスト2曲の静謐を破るフリーキーな演奏もまた良い。

17. Nicholas Payton / Afro-Caribbean Mixtape
92年デビューのトランペッターながら近年はMadlibのYNQを想起させる作品もあり本作はその路線。カリブといってもリゾート感はなく、ジャングルの入り口付近を彷徨っているような怪しげな妖気がうっすら漂う、ロウな質感のフュージョンに仕上がっている。

18. Richard Spaven / The Self
UKのジャズ・ドラマーによる作品。ドラムンベース~ブロークンビーツに焦点を当てたドラミングで、Photek の名曲 ”The Hidden Camera” もカヴァー。クラブジャズの亡霊が叩いているかのようにダークで透徹とした空気感が全編を覆っている。

19. Slawek Jaskulke / Senne
ポーランド出身のスワヴェク・ヤスクウケによるピアノソロ作。眠るときの音楽を聴かせてと娘に頼まれたのが制作のきっかけ。432Hzにチューニングされたピアノにより得られた、くぐもった音色と淡いリバーブの重なりの連続が麗しいひと時をくれる。

20. 水曜日のカンパネラ / SUPERMAN
前作「ジパング」と同じく全ての曲をケンモチヒデフミが担当。フューチャーベースを極限までポップに昇華した曲が揃っており、その中でも ”一休さん” と ”オードリー” はお茶の間までも射程距離に入れた名曲。歌詞はコムアイが担当しても良いのではと思ったり。

Vol.3 へ続く・・・
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# by bigflag | 2018-01-14 17:29 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2017年の音楽ベスト Vol.1

もはや年間ベストを投稿するだけのブログとなってしまいましたが、昨年と同じく、合計20枚+αを紹介します。では、今年もよろしくお願いします!まずは2017年ベストのアルバム10枚(順不同/アルファベット順)から。

◆Best 10◆
1. Christian Scott / Diaspora
気鋭のトランペッターによるジャズ100周年を記念した3部作の2作目。11曲のうち6曲で、Elena Pinderhughesのフルートがフィーチャーされ主役級の扱い。3部作の中では穏やかな曲が揃っているが、それゆえにリズムや楽器ソロの旨味をもっとも堪能できる。

2. Cornelius / Mellow Waves
10年ぶり6th。Point 以降の作風ながら音色は揺らぎを意識したものへ緩やかに変化。音と音の間白の設計、立体的な音作りも相変わらず精緻だが、音のエッジはより滑らかに。The Smiths や Prefab Sprout も取り入れながらコーネリアス印のサウンドをアップデート。

3. Gerald Clayton / Tributary Tales
気鋭のピアニストによる4th。先人から継承されてきたジャズを川の流れに例えて表現したとのことで、基本はLogan Richardson (as) を加えたカルテットに何人かのゲストを招き、荘厳ながらタイトかつクールな演奏を繰り広げており、シビれさせられる。

4. KASHIF / Bluesogns
横浜を拠点とするクルー PanPacificPlaya のギタリストによる初作。作詞は鴨田潤、マスタリングは砂原良徳。テクノ的なスクエアさの中、セルフポートレイト的で内省的なサウンドを作ったとは本人の言で、これ以上の説明は不要。くたびれた大人の色気を感じる作品ですね。笑

5. Mura Masa / Mura Masa
UKのプロデューサーのメジャー初作。ベースミュージック、ラテン、ラガ、ニューウェーヴファンクまで、様々な要素を軽々と折衷し、ポップなサウンドで表現するスキルは驚異的。ボーカル、ラップ、ボイスなどの使い方もセンスの塊。楽天的なムードも心地良い。

6. PUNPEE / Modern Times
待望のファースト。PSGの初作から8年後と考えると、本当に待たれていた作品で、その期待に違わぬ傑作。このひとは生来のキャラクターがポップだから、どんなにナードなことやってもアウトプットはポップになる。お茶の間まで射程距離のヒップホップ。

7. 鶴岡龍とマグネティックス / LUVRAW
トークボクサーのLUVRAWが名義を改めリリースした初作は、ヨコハマ発・正体不明の南国に着陸してしまった怪作だった。祭りのあとといった感じの少し鬱屈としたムード漂うラテン歌謡といった風情で、紡がれる音が濃厚な旅情を運んでくれる。

8. フィロソフィーのダンス / The Founder
4人組アイドル。プロデュースはナンバーガールや氣志團を手掛けた加茂啓太郎。Funky But Chicをキーワードに、ファンク・ソウル・ディスコが落とし込まれた高いクオリティの楽曲が揃い、4人のマイクリレーも個性が光る。Especiaロスを救ってくれたグループ。

9. 細野晴臣 / Vu Jà Dé
ブギー、ロカビリーなど1940~50年代の楽曲のカバー集と、オリジナルを編んだ2枚組。細野さんの軽妙なバリトンボイスを愛する身としてはリリースだけで嬉しいのだけれど、懐かしく淡い情景と郷愁を運んでくれる曲郡は心から楽しい時間を約束してくれる。

10. ゆるふわギャング / Mars Ice House
男女2人組ヒップホップユニットによる1st。Automaticのトラックはドリーミーかつドラッギーで、それがリリックと相俟つとエスケーピズムでは終わらない、現実のそこかしこに潜む呪いからリスナーを解き放ってくれるような力強さへと変わる。しかも Free Your Soul をサンプリングしてるなんてスーパーカーと地続きで最高すぎる。


Vol.2 へ続く・・・
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# by bigflag | 2018-01-13 17:50 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2016年の音楽ベスト Vol.4

最後に印象的だったライブを羅列して、音楽ベストを終わりたいと思います。

◆Live◆
・02/07 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 @梅田クラブクアトロ
・03/02 Bon Iver @Zepp Namba
・03/21 Negicco @umeda AKASO
・03/29 D’Angelo @大阪国際会議場
・04/28 Ogre You Asshole @Shangli-La
・05/21 岡村靖幸 @Zepp Namba
・05/31 MOCKY @Shangli-La
・06/05 小沢健二 @Zepp Namba
・10/05 Caetano Veloso @NHK大阪ホール
・11/22 KANDYTOWN @サンホール
・11/23 水曜日のカンパネラ @なんばHatch
・12/05 Kamasi Washington @ビルボードライブ大阪
・12/11 cero @なんばHatch・12/17 リリカルスクール @OSAKA MUSE
・12/19 黒田卓也 @梅田クラブクアトロ

ベストアクトはカエターノ・ヴェローゾですね。本当に素晴らしい歌い手であり、ギタリストでした。カエターノもディアンジェロもチケット高かったけど、レジェンドと呼ばれるような音楽家は本当に桁外れなので、行ける機会があるなら絶対に見に行ったほうが良いと心底思った一年だったなあ。

・Caetano Veloso - Terra
念仏唱えて内宇宙へダイブ。

・D'Angelo & The Vanguard - Betray My Heart | Spanish Joint
実物は想像以上に背が低くて分厚かったD。


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# by bigflag | 2017-02-01 02:09 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)