カテゴリ:・音楽 - 年間ベスト( 57 )

 

2013年の音楽ベスト Vol.4

第4弾は、曲単位で良かったものをピックアップ。

◆Song◆

・AKB48 / 恋するフォーチュンクッキー (from "恋するフォーチュンクッキー")
J-Popの高速化が話題になってましたけど、そんなものに何の興味も持てない人間にとっては、ミドルテンポのこのディスコ歌謡のヒットは嬉しい事象。まあ、高速化する流れがあれば、それに対するカウンターも出てくるのは当然のことなんで、それをトップ・アイドルがやって、大ヒットさせてくれるってんなら大歓迎。そんで、それが意識的かどうかは別に関係なかったりする。さらに、松井珠理奈さんが、伸ばしてる髪を切ってくれりゃ言うことなしです(笑)



・Daft Punk / Get Lucky feat. Pharrell Williams (from "Random Access Memories")
・Daft Punk / Lose Yourself to Dance feat. Pharrell Williams
ダフトパンクのファレルをフィーチャーした2曲。ファレルさんはチャラいのがホントさまになるというか、華があるって素晴らしい(笑)。両曲で聞ける Nile Rogers のギター・カッティングは神ッ!!

   


・dancinthruthenights / ダンシンスルーザナイト (from "ダブルトラブル ~4人は仲良し~")
・dancinthruthenights / マジ勉NOW! feat. 新井ひとみ (from "Maltine Girls Wave")
tofubeats と okadada、2人のデュオによるポップ・ファンク。気前の悪いのが嫌いって何かのインタビューで言ってたけど、これもフリーDL!! もうひとつは東京女子流の ひーちゃん こと 新井ひとみ をフィーチャーした曲。東京女子流は 「約束」 がもうひとつで、少し迷走の予感漂うのが心配なんだけど、素材の良さを引き出した、この曲にヒントがあるはず。



・Especia / 海辺のサティ (from "ミッドナイトConfusion")
「AMAGRA」 のあとにリリースされたシングル。80sを反復するって言うには尖り過ぎ(笑)。ここに貼ったのはアナログ収録用にリミックスされてるんで、さらに先に行っちゃってますけど、オリジナルから大きく外れてるわけじゃないので、ピンと来た方はライブDVD付きの初回盤を!!



・lyrical school / そりゃ夏だ!
・lyrical school / ひとりぼっちのラビリンス (from "date course")
両曲とも tofubeats プロデュース曲。かわいい女の子に 「ドラムス・ぷりーず」 の一声入れさせるって発明ですね(笑)。ワクワク感がハンパない。メロはアイズレーで、ビートはジャングルと余裕ですね。"ひとりぼっち~" はちょっと寂しさを漂わせる楽曲が切ない。

   


・Pharrell Williams / Happy (from "Happy")
絶好調・ファレルさんのシングル。完全に躁状態に入ってますね(笑)



・Shiggy Jr. / サンキュー (from "Shiggy Jr. is not a child.")
トーフビーツの推薦が話題になった、5人組ポップ・バンドのデビューEPから。いやー、PV含めて大学生感がハンパない(笑)。眩いほどポップ。



・tofubeats / Don't Stop The Music feat. 森高千里 (from "Don't Stop The Music")
・tofubeats / No.1 feat. G.Rina (from "lost decade")
メジャー移籍後の初シングルは、まさかの森高千里がゲスト・ボーカル。"教えて検索" のフックがの子というゲストなら、こちらは間奏にアシッドハウスを挿入。リリスクの曲もそうだったけど、ポップであることにとても挑戦的で、ほんと心揺さぶられます。G.Rina をフィーチャーした曲は、最高のソウル・ミュージック。

   


・ゲスの極み乙女。/ キラーボール (from "踊れないなら、ゲスになってしまえよ")
4人組ポップ・バンドの2nd ミニアルバムからのシングル。"スレッドダンス" の方が好きなんだけど、なかったのでこちらを紹介。しかし、最近はこういうポップな楽曲をやるバンドが増えてきましたよねー。こういう流れを追ってます。



・サカナクション / ミュージック (from "Sakanaction")
山口さん、isolee 好きなんだろうなー。"Inori" から "ミュージック" の流れに心躍る。



・(((さらうんど))) / きみはNew Age (from "New Age")
まりん参加曲がズバ抜けて良い。この静かに発狂してる感じが好き。



・パスピエ / On The Air (from "演出家出演")
"最終電車" と同じ、疾走感のある胸キュンポップ。この路線好きです。でも、この路線だけかなーという気も。



・ミツメ / うつろ
2013年のリピート大賞はこの曲。たゆたうようなグルーヴ感にグイッと引き込まれる。なんとも言えない平熱感が気に入ってます。



・やけのはら / City Lights (from "Sunny New Life")
一十三十一のアルバムにも参加してた、Luvraw のトークボックスが最高。このひとのトークボックス使いはすげえキャッチーだから、メジャーな場所にも呼ばれてもおかしくないと思うんだけど。




Vol.5 へ続く・・・
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by bigflag | 2014-01-29 00:39 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2013年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は、ベスト20には及ばなかった次点の作品を10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

◆次点(ベスト21-30)◆

 21. Burial / Rival Dealer
ロンドンのプロデューサー Burial によるEP。ジャングルやハードミニマルを援用した、ささくれ立つビートと、シネマティックなメロディが半ば強引に接合されたアンビバレントな構成に、Burial の試行錯誤が伺える。次作アルバムはいつ?

 22. Horror Inc. / Briefly Eternal
Akufen 名義で知られる Marc Leclair による別名義の1st。カットアップを駆使した、引きのある音作りではないが、ジャズや室内楽を特徴的なファンクネス溢れるビートに乗せて、健在っぷりを証明。良い意味で変わってませんね。

 23. Juan Atkins & Moritz Von Oswald / Borderland
デトロイト・テクノ meets ミニマル・ダブ。Model 500 「Deep Space」 の音響をモダンにしたような作品で、相性はまるで問題なし。滋味のある作品とはいえ、本当に地味なので(笑)、好きものにしかオススメできないかなー。

 24. Justin Timberlake / The 20/20 Experience
7年ぶりの3rd。プロデュースは Timbaland と J-Roc。いま思えば、インディ系R&Bが響かなかったのは本作が原因かなと。生粋のスターがこんだけ華のあるものを作れば、まあ全部持ってっちゃうよねという(笑)

 25. Kaito / Until The End Of Time
Hiroshi Watanabe こと Kaito による4年振りの新作。叙情的なメロディは不変。デビュー作 「Special Life」 を想起させる、内向的な空気感が作中に表出している。己が人生、見つめ直す時もありますよね。そんなことを思いました。

 26. Negicco / Melody Palette
新潟が拠点の10年目・3人組アイドルの1st に、西寺郷太、小西康陽、tofubeats、サ上とロ吉など、錚々たるプロデューサーが結集。が、個人的には、Connie の手による直球のアイドル・ポップス、特に "ルートセヴンの記憶" がツボ。

 27. Lapalux / Nostalchic
Brainfeeder からリリースされた、Stuart Howard こと Lapalux による1st。ポスト・ダブステップ~インディR&Bの流れを、郷愁でかき混ぜたような風味。ドリーミーながら刺激的な味わいで、捉えどころのなさに妙味がある。

 28. Quadron / Avalanche
Robin Hannibal と Coco O によるデンマークのデュオ、Quadron による2nd。Rhye と比較すると、陽性のソウルで、ゆったりとした柔らかなグルーヴが特徴。淡くブルージーな Coco O さんの声を聞くと、心穏やかになる。

 29. Rondenion / Luster Grand Hotel
Hirofumi Goto によるプロジェクト、Rondenion の1st。Moodymann 直系のディープ・ハウス。中盤の "Moon Sniper" から急速に上がっていくグルーヴと官能性に腰を持って行かれる。冷やりとした空気感が作中を貫く。

 30. 7 Days Of Funk / 7 Days Of Funk
Dam-Funk と Snoop Dogg によるユニット。Steve Arrington とのコラボ作の方が本気度が高いと感じたので次々点扱い。今のスヌープには、G-Funk のストリート感よりも、デイムによるスペイシーなトラックがよく似合う。


Vol.4 へ続く・・・
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by bigflag | 2014-01-26 14:23 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(4)  

2013年の音楽ベスト Vol.2

第2弾は、ベストには及ばなかった次点の作品10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

 11. Bitty McLean / The Taxi Sessions
UKのレゲエ・シンガーによる6th(多分)。Treasure Isle レーベルの曲を使った 「On Bond Street」 の、Taxi レーベル版。当然、Sly & Robbie プロデュース。スラロビのファウンデーション・リディムに、美メロ・美声が乗っかって気分はゆるり。

 12. Dadub / You Are Eternity
ベルリンの Stroboscopic Artefacts からリリースされた、Daniele Antezza と Giovanni Conti のイタリア人のテクノ・デュオによる1st。インダストリアルな肌触りで、映像的で広がりのあるドープな音使いが特徴的なダブ・テクノ。

 13. Daft Punk / Random Access Memories
8年ぶりの4th。生演奏のディスコ/AORに変貌した本作、"One More Time" のような多幸感はあまりなく、むしろ物悲しさすら感じさせるわけですが、その正体はよく分かってません。曲も玉石混交ですが、玉が素晴らしいですね。玉が。

 14. DJ Koze / Amygdala
ドイツのDJ/プロデューサーによる2nd。Caribou や Matthew Dear、Milosh といった、多彩なゲストを迎えた歌モノ・エレクトロニカという様相。ドリーミーでロマンティックな仕上がりがとても素晴らしく、安眠アルバムとして絶賛活躍中。

 15. DJ Rashad / Double Cup
シカゴのDJ/プロデューサーによる1st。Traxman もそうだったけど、これくらい分かりやすければ、クセになるリズムなのでハマる。リズムはせわしないのに、メロディはスムースでクール。

 16. Jon Hopkins / Immunity
ロンドンのプロデューサーによる4th。前半の James Holden を想起させる、ドラッギーなテクノに酔いしれる。後半はアンビエント色が強くなるが、調和も乱すことなく隙はなし。2013年のベスト・オブ・テクノは本作。

 17. 5lack x Olive Oil / 50
福岡のプロデューサー Olive Oil と 5lack のコラボ作。「5 Sence」 とどちらをベスト10に入れるか悩みに悩んだ。Olive Oil のメロウで乾いたトラックから、5lack のライミングがグルーヴを一段と引き出している感もあり。

 18. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 仁義なき恋愛
奇妙さん率いる楽団の2nd。酔いどれ具合がさらに酷くなり(笑)、けっこうラフな仕上がり。ラテン歌謡の "夏の匂い" など新しい基軸も取りれつつ。"オンリーユー" みたいな、ちょっと格好つけたラブソングがらしくって良い。好きです。

 19. 一十三十一 / Surfbank Social Club
アーバン路線がノリに乗っている、ヒトミトイさんの5th。クニモンド瀧口、Dorian、Kashif らに加え、LUVRAW & BTB、Grooveman Spot、Avec Avec らが新たに参加。シーサイド感を打ち出したトラックの数々にトリップ!!

 20. ミツメ / うつろ
4人組ロックバンドによるEP。2nd 「Eye」 で一皮向けた感があったけれど、このEPで完全に化けた。坂本慎太郎にも通じる、グルーヴィーなミドルテンポのチューンに金脈を掘り当てたか。2014年にリリースされる 3rd は期待大!!


Vol.3 へ続く・・・
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by bigflag | 2014-01-23 23:11 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2013年の音楽ベスト Vol.1

あけましておめでとうございます。

年始恒例の音楽ベストです。2013年の音楽はというと、チルウェイヴやダブステップの系譜にあるような音楽、インディ系R&Bあたりが、昨年は個人的に響くものが少なかったですね。inc や James Blake とか、悪くはないんですけどね。なんでだろう。ずっと昔から好きなものを継続して聞いていたという感じでしょうか、振り返ってみると。

まずは、ベストのアルバム10枚(順不同/アルファベット順)から。今回も合計30枚+αを紹介したいと思います。では、今年もよろしくお願いします!!

◆Best 10◆
 1. Chance The Rapper / Acid Rap (フリーDL
シカゴのMC、Chancelor Bennett によるMixtape。Slum Village、Donny Hathaway、 Betty Wright などのソウルフルなネタ使いに加え、Juke などを忍ばせるリズムの組み方には才気を感じさせる。ジャケで判断しないで(笑)

 2. Especia / AMARGA (Tarde & Noche)
大阪は堀江発の6人組アイドル。Schtein & Longer の手がける、80sディスコ/AOR直系の楽曲のクオリティたるや驚愕の域で、山下達郎 "Midas Touch" のカバーは、軽く原曲越えを果たすほど。発売形態のセコさが難点(笑)

 3. Fla$hBackS / Fl$8ks
Febb、jjj、KID FRESINO の3MC による、日本のヒップホップ・クルーによる1st。デビュー作かくあるべし、というアタック感がホント素晴らしい。ベースラインのハリのある音色が個性的。サンプリング主体のトラックメイキングもツボ。

 4. Lyrical School / Date Course
tengal6 から改名した、6人組ラップ・アイドル。複数のトラックメイカーを起用していて、この統一感は驚異的。アルバムの頭から終わりまで流して聞くと、時の移ろいを染みるように感じることができる。替えの利かない存在になる予感すら。

 5. Rhye / Woman
カナダ出身のシンガー Mike Milosh と、デンマーク出身のプロデューサー Robin Hannibal によるユニットのデビュー作。シルクのようなエロスと、腰にうっすらとまとわりつくようなグルーヴがたまらん。

 6. Steve Arrington & Dam-Funk / Higher
Dam-Funk のラブコールにより実現した、SLAVE のフロントマンである Steve Arrington とのコラボ作。トラックは、デイム流ブギーファンクの金太郎飴状態で、ずっと聞いていたら頭がおかしくなりそう。ホント最高です(笑)

 7. tofubeats / lost decade
神戸出身のプロデューサーによる1st。トーフビーツのハイなビート・ミュージックは正直まったく肌に合わないんですけど、それらの楽曲を差し引いても、2013年はやっぱりこのひとの年だったなと。9曲目以降の流れがお肌に合います。

 8. 5lack / 5 Sence
東京は板橋区出身のMC による4th。原点回帰が謳われてましたけど、というよりは集大成といった趣き。Dam-Funk と同じで、もう単純に肌に合う。何ごとも肌に合うって大切ですよ、ホント。ついて行きます。

 9. きのこ帝国 / Eureka
日本の4人組ロックバンドによる2nd。名盤と言うには不安定な部分も多いが、飛躍を予感させてくれるバンドのひとつであることに変わりはない。オープニングを告げる"夜鷹"のような、気高さを感じる曲に出会えるのはとても幸せな瞬間。

 10. 森は生きている / 森は生きている
武蔵野を本拠にする6人組ロックバンドのデビュー作。はっぴぃえんど系譜のサウンドなんだけど、老成してしまうことなく、20代のバンドらしい瑞々しさも備える。回想電車・ロンド・帰り道あたりの、ソウルの影響を感じさせる曲にそれは顕著。


Vol.2 へ続く・・・
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by bigflag | 2014-01-13 01:11 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.7

最近、フジテレビONEで放送されている 「K-1 World GP プレイバック」 を見ているんですけど、1997年~2002年くらいのK-1って、やっぱハンパねえですな。ピーター・アーツとアーネスト・ホーストという2人のオランダ人レジェンドの全盛期であり、そこにアンディ・フグの死、極真空手の幻想を背負ったフランシスコ・フィリオの参戦、GP初参戦で初優勝をかっさらったマーク・ハント、野獣(笑)ボブ・サップ、総合格闘技に輸出されて変貌したミルコ・クロコップ、と様々なことが折り重なってましたよねえ。

なんてシミジミした気分で、印象的だったライブを羅列して終わりたいと想います。最後まで見て頂いた方、ありがとうございますっ!!(あと、マンガも書きます~)

◆Live◆
・01/17 Fleet Foxes @BIG CAT
・01/20 Beirut @Shangri-La
・05/10 Mark McGuire @CONPASS
・05/17 BOREDOMS @なんばHatch
・06/28 THA BLUE HERB @梅田クラブクアトロ
・07/02 土岐麻子 @ビルボードライブ大阪
・07/16 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 @Shangri-La
・08/08 川本真琴 @梅田クラブクアトロ
・08/15 Tomato n'Pine @HMVアイドル学園 umeda AKASO
・09/15 サイプレス上野とロベルト吉野 @梅田クラブクアトロ
・09/20 Zazen Boys @梅田クラブクアトロ
・09/28 EVISBEATS @SEASON OFF vol.15 旧グッゲンハイム邸
・10/10 Penguin Cafe @梅田クラブクアトロ
・10/11 Dirty Projectors @梅田クラブクアトロ
・11/21 Seun Kuti & Egypt 80 @梅田クラブクアトロ
・12/11 Spiritualized @梅田クラブクアトロ

ライブのクオリティという点では、Beirut が本当に素晴らしかったですね。オープニングで "Zombie" をかましてくれた Seun Kuti のパフォーマンスも期待通り。雰囲気が良かったのは奇妙さんとEVISBEATSで、これは音源に違わぬという感じ。Mark McGuire もソロ・パフォーマンスながら、想像よりもダイナミックな演奏でライブに没入。東京女子流のチケットが取れなかったのが悔やまれるけど、トマパイを散開前に生で見れたのはホント良かった。しかし、後半はクアトロばっかだなあと思いつつ、そのクアトロで聞いた、ザゼン向井の 「本業の株が大変なことになっております」 というMCには思わず吹いた(笑)。今は良い意味で大変なことになってると思うけど♪

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by bigflag | 2013-02-17 17:24 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.6

つい先日、マイブラの大阪公演に行ってきたんですけど、"You Made Me Realise" の凄みは、ライブを経験して初めて理解できました。かなり後ろの方で聞いてたんで、渡された耳栓(笑)を使うほどの轟音は体感できなかったけど、それでも音に悪酔いしてる人いたもんなあ。ってか、マイブラの新譜が出たらしいですね?! まだ聞けてません~。

では、第6弾はカバー/チョップド&スクリューとリイシューのベスト。

◆Cover / Chopped & Screwed◆

 ・BADBADNOTGOOD / BBNG
カナダはトロントを拠点に活動する3人組インストゥルメント・バンド。J Dilla や NAS 等ヒップホップを中心にカバー。浮遊感のあるキーボード使いが巧み。"Mass Appeal"から"Transmission"への急転直下には吹いたw(フリーDL

 ・BADBADNOTGOOD / BBNG2
BBNGの2作目。こちらは James Blake のカバーで話題に。静謐だった前作からは一転、マイブラ "You Made Me Realise"のカバーまであり、静と動のメリハリをつけた曲調が多い。個人的にはクールな前作の方が好み(フリーDL)。

 ・Meshell Ndegeocello / Pour Une Âme Souveraine
ミシェル・ンデゲオチェロによる、Nina Simoneの生誕80年を記念したトリビュート作。フォーキー・ソウル風味のカバーが多く、滋味のある仕上がり。Cody Chesnutt を迎えた"To Be Young, Gifted & Black"が白眉。

 ・Party Trash / Mariah Carey Tribute
ナッシュヴィルの Joseph Volmer によるソロ・ユニット Party Trash によるマライア・トリビュート作。マライア・キャリーのポップ・ソングをスクリューし、見事に暗転させている(笑)。アイデア一発という感じで素晴らしい!!(Name Your Price

 ・Syunsuke Ono / Electro Voice Sings Sly Stone
トーキング・モジュレーターなどのエレクトロ・ボイスを駆使した、スライ・ストーンのカバー集。これはスライ本人に聞かせてあげたいなあ。とても手の込んだ作り込みが何とも日本人的。世界で一番ファニーなスライ・カバー!!

◆Reissue◆

 ・Sambacana / IV Sambacana (1976年)
60年代にボサノヴァ・コーラス・ユニットとしてデビューしたグループの4th。Toninho Horta らミナス系ミュージシャンが参加し、ボサノヴァにメロウなブラジリアン・フュージョンが見事に交差。これぞ洗練の極み。名作です。

 ・Sterac aka Steve Rachmad / Secret Life Of Machines (1995年)
オランダの Steve Rachmad によるプロジェクト Sterac の95年作。Joris Voorn や Vince Watson のようなデトロイト・テクノに影響を受けたピュア・テクノ好きには必聴の一枚。もろツボです。

 ・Uku Kuut / Vision Of Estonia (1982-89年)
旧ソヴィエト出身の Uku Kuut が1982-89年に録音していた音源の編集盤。Dam-Funk 好きを直撃した謎多きブギー・ディスコ集。アンビエントな質感も備えており、James Blake リスナーまで射程圏内という驚異の音源。推薦!!

 ・岡村靖幸 / 家庭教師 (1990年)
今回の再発で初めてオリジナル作群を聞いたんですけど、「Date」・「靖幸」・「家庭教師」 の3作は神がかってますね。岡村ちゃんばっかり聞いてる時期があったひと、多いんじゃないでしょうか(笑)。いずれ全部レビューするかも?!


Vol.7 へ続く・・・
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by bigflag | 2013-02-11 02:00 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(4)  

2012年の音楽ベスト Vol.5

前に書いた takeuchi というパン屋さんの移転前最終日。で行ってみたら、ありえないほどの長蛇の列!! 店員さんから 「一時間半待ちです」 とのお言葉を頂戴し、あえなく断念。さすがにパンを買うのに、一時間半は待てません(笑)。新店舗が出来るのを素直に待ちます...

第5弾は、ミックスCDとコンピレーションのベスト。

◆Mix CD◆

 ・Erol Alkan / Another "Bugged Out" Mix
エロール・アルカンらしいロッキンなパーティーチューンをミックス。なんというかロボットダンスでもしたくなる(できませんけど)高揚感と楽しさ。オープニングからModel 500 "No UFO's" までで一気に持ってかれるぅ!!

 ・EVISBEATS / ひとつになるとき Exclusive Mix
アルバム「ひとつになるとき」のおまけミックス。しっとりめのジャズ、ソウル、ブレイクビーツ、ダブをミックス。藤原ヒロシ"Hard Boiled Dub"の使い方が極上。2011年の「いい時間」も名ミックスだったけど、それ以上かも?!

 ・Hiroshi Watanabe / Century Groove Innovation Vol.1
Fountain Music と Plaza In Crowdの音源のみを使用したミックス。Kompakt オンリーのミックスもそうだったけど、ワタナベさんのミックスは自分の音源のように聞かせるのが上手い。スケール感のあるテクノを連発!!

 ・Luciano / Vagabundos 2012
"未来の放浪者" というコンセプトを掲げた自身のパーティ "Vagabundos" をテーマにしたミックス。緩めのテックハウス好きにオススメ。電車で本読んでるときとか、寝るときの睡眠導入剤的によく聞いてました。

 ・Rondenion / CB 116
クラブミュージック・サイト "クラベリア" が提供するフリーのミックス。担当のロンデニオンは、日本人ディープ・ハウサー。音源の新旧はよく分かりませんけど、王道のハウス・ミックス。黒いっ!!(フリーDL)。

 ・やけのはら / Float On The Waves Vol.2
夏の暑さを和らげる、ゆる~いジャズやフュージョン、ソウル、レゲエを波の音を交えてミックス。ベタなヒップホップ・ネタも多いんだけど、それが良いですね。夏はホントお世話になりました。

◆Compilation◆

 ・Joaquin Joe Claussell / The Unofficial Edits & Overdubs Vol.1
Joe Claussell のリエディット作をまとめたコンピ。ソウル、ファンク、ディスコ、ジャズを中心に、果ては CAN やらThom Yorke までを、オリジナル曲のようなスピリチュアリズムは忘れて、ひたすらファンキーにリエディット!!

 ・My Bloody Valentine / EP's 1988-1991
4枚のEP 「Feed Me With Your Kiss」、「You Made Me Realise」、「Glider」、「Tremolo」に加え、リミックスや未発表音源等をまとめたコンピ。実は 「Isn't Anything」 と 「Loveless」 しか持ってなかったので、これには歓喜!!

 ・Nik Bärtsch's Ronin / Live
スイスの鍵盤奏者、ニック・ベルチュによるミニマル・ジャズ・ユニットのライヴ・アルバムで、2009-2011年の録音から厳選。ミニマル・ミュージックのクールなトーンと、ファンクを取り入れたリズムの躍動感を上手く融合。格好良い!!

 ・キリンジ / KIRINJI 19982008 10th Anniversary Celebration
なぜか今まで聞いたことのなかったキリンジ。解散すると聞いて手に取ってみたら、今まで聞いてなかったことを後悔。"エイリアンズ"、"スウィートソウル"、"愛のCoda" は奇跡的な名曲。遅まきながら最後のライブはチケットを取ったぜ!!


Vol.6 へ続く・・・
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by bigflag | 2013-02-03 21:06 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.4

知ってるひとなら今更かと思うんですけど、昨今は "Grooveshark" というサイトで試聴することが多いです。無料のストリーミング配信サイトなんですが、ストリーミングにぜんぜん時間を食わないんで、試聴ってレベルじゃない使い方をできるのが最大の魅力。使ったことがないひとは、ぜひ利用してみて下さい!!

では本題に戻りまして、第4弾は、曲単位で良かったものをピックアップ。

◆Song◆
・AKB48 / Give Me Five! (from "1830m")
引き算の美学って言葉がありますけど、過剰であることが、AKBの魅力であることは疑いないと思います。んでこの曲も、これでもかってくらい足し算につぐ足し算で、ある意味騒音レベル(笑)。しかし、それが力強さや楽しさにきちんと消化されており、グループの代表曲レベルの仕上がり。ちなみに現在の僕の推しメンは、松井珠理奈さんです!!


・Avec Avec / Marmalade Boogie (from "おしえて")
大阪のトラックメイカー Takuma Hosokawa によるソロ・プロジェクト。カットアップしたオートチューン・ボーカルとブギーなエレクトロ・ファンクとの相性の良さったら、この上なしという素晴らしい出来。これだけの名曲をフリーDLとは太っ腹!!


・tengal6 / プチャヘンザ! (from "City")
6人組アイドルグループ(2012年8月、lyrical school に改名)。いま最もノっている tofubeats のプロデュース作だけあって、非常に素晴らしいクオリティ。J-POP・ミーツ・ヒップホップのファイナル・アンサーを出したんじゃないでしょうか?!


・tofubeats / 水星 feat.オノマトペ大臣 (from "Suisei")
神戸出身のプロデューサーによる2012年を代表する一曲。ヒップホップからアイドルの楽曲まで、あっさり横断してみせる桁外れのセンスとメロウなシンセ使いに虜になったリスナー多数。2012年のベスト・プロデューサーでしょう!!


・パスピエ / 最終電車 (from "Onomimono")
日本の5人組ロックバンド。疾走感のある胸キュンポップ。こういう青春ど真ん中な感じで名曲と言われるような曲って、やっぱり映像を喚起する力がすごい。これもそんな曲のひとつだと思います。眩しいっ!!


・前田敦子 / 君は僕だ (from "君は僕だ")
元AKB48、前田敦子の2ndシングル。これがネオアコ/ギターポップ好きにはたまらないサウンドに仕上がっている。んでそれがまた、繊細そうなあっちゃんに見事にフィットしてます。


・LAMA / Parallel Sign (from "Modanica")
・LAMA / Seven Swell -based on ‘Niji’- (from "Parallel Sign")
前者はアルバム 「Modanica」 のリード・シングルで、前者はリード・シングルのカップリング曲。"Parallel Sign" は、スーパーカーの 「Highvision」 期を思わせるアッパー・チューン。しかし、ここにきて "Yumegiwa Last Boy" クラスの名曲再びとは想像してなかった。で、後者はさらに驚きの電気グルーヴの名曲 "Niji" をサンプリングした楽曲。ナカコーらしい繊細な手触りの楽曲に再構築されており、これは胸アツすぎる~。

   

・LinQ / きもち (from "Love in Qushu ~LinQ 第一楽章~")
九州の大所帯アイドルグループ。90年代のヒップホップ・ソウルを、ロボ声使いなどを駆使して見事にアップデート。素晴らしいメロウ・チューンで、ヒップホップ・ソウル好きにはドツボですよ!!


・Diplo feat. Lazerdisk Party Sex / Set It Off (from "Express Yourself")
こういうバウンシーな曲って基本苦手なんですけど、なんでか Diplo の曲には惹かれるものがある。それは、このPVを見てもらえれば何となーく分かってもらえるんじゃないかと。スノビズムとバカを並列させているという点では、やはり突き抜けた存在のひとり。


・Jake Bugg / Two Fingers (From "Jake Bugg")
イギリスのシンガー・ソングライター。ノエル・ギャラガーのお気に入りだけあって、めちゃくちゃUK臭い声(笑)。ホント声が武器って歌い手だと思います。この曲は繰り返し聞いたなあ。好きです。



Vol.5 へ続く・・・
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by bigflag | 2013-01-27 20:45 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は、ベスト20には及ばなかった次点の作品を10枚(順不同/アルファベット順)を紹介。

◆次点(ベスト21-30)◆
 21. Burial / Street Halo / Kindred
ロンドンのプロデューサー Burial によるEP2枚をまとめた編集盤。メランコリックなメロディ、ザラついた音響、中空を漂うヴォイス・サンプル等、過去作からの大幅な進展はないが、Burial の穴は Burial でしか埋めることができない。

 22. Frank Ocean / Channel Orange
OFWGKTAのシンガー、フランク・オーシャンの1st。アンビエント・ソウルな "Sierra Leone" や、オーセンティックな "Sweet Life"、あるいはプログレな "Pyramids"のような曲が違和感なく共存。シンガーとしての勘がハンパない。

 23. Georgia Anne Muldrow / Seeds
デトロイトの女性シンガー Georgia Anne Muldrow による6th。プロデュースは全編 Madlib。音色はビンテージ・ソウルだが、曲の構成は Madlib 印のビート集に近いため、ソウル・ミュージックとしてはかなり異形。

 24. Godspeed You! Black Emperor / 'Allelujah! Don't Bend! Ascend!
カナダのポストロック・バンド、GY!BEによる10年ぶりの4th。兎にも角にも "Mladic" に尽きる。以前からライブで演奏されていた曲らしいのだけど、音塊のピーク時は荘厳ですらある。"We Drift Like Worried Fire" の柔らかな轟音も新鮮。

 25. Jeff Bernat / The Gentleman Approach
韓国系アメリカ人である Jeff Bernat による1st。歌・演奏ともにソフトでジェントリーなアーバン・ソウル。滴るような鍵盤使いの楽曲がとてもムーディ。"Cool Girls"や"Call You Mine"、"Groovin'" には思わずうっとり。

 26. Karriem Riggins / Alone Together
デトロイト出身のプロデューサーによる1st。Madlib の 「Beat Konducta」 シリーズ系譜のビート集。ジャズ・ドラマーでもあるので、ウワモノはやはりジャズ/フュージョンが多い。ついつい手に取ってしまうカワイイやつ。

 27. Robert Glasper Experiment / Black Radio
アメリカのジャズ・ピアニストによる初のグループ作。The Ummah 系譜のサウンドをベースとしたネオ・ソウル風味のジャズ。Erykah Badu や Mos Def といったゲストの力も借り、完成度の高い仕上がり。ブルーな空気感が心地良い。

 28. Sun Araw / The Inner Treaty
Cameron Stallones による The Inner Treaty 名義での6th。頭クラクラ、腰ヨレヨレ、足元フラフラの酔いどれサイケ・ダブ。キーボードやパーカッションがフリーキーに演奏されているにもかかわらず、なぜか微笑ましい不思議音楽。

 29. 空気公団 / 夜はそのまなざしの先に流れる
空気公団の7th。日本橋公会堂で行われたライブの音源を元に、山本精一などのゲストを迎えたスタジオ録音をオーバーダビングして完成させた作品。夜、駅から家へ歩いて帰るときなんかに聞くと、胸に染みる。タイトルも素敵。

 30. 東京女子流 / Limited Addiction
5人組アイドルの2nd。アイドル・ポップをほぼ封印し、まるでブロークンビーツかというグルーヴ感のあるフュージョン・ソウル歌謡で統一。2012年は飛躍の年。2013年は遂に本格ブレイクか?! ただ、歌詞には改善の余地あり。


Vol.4 へ続く・・・
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by bigflag | 2013-01-26 01:27 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.2

先週、久しぶりに takeuchi というパン屋さんへ行ったら、1月末で移転のために閉店するということを知りショック!! 移転先は生瀬(西宮市)とのことだけど、あっち方面にはあんまり用事ないんだよなあ。今までのような気軽な買い食い(笑)ができなくなるんだと思うと、すごく残念。。。最低もう一回くらいは行っておかないと。

では本題に戻りまして、第2弾は、ベストには及ばなかった次点の作品10枚(順不同/アルファベット順)を紹介したいと思います。

◆次点(ベスト11-20)◆
 11. Actress / R.I.P
ロンドンのプロデューサー Actress こと Darren Cunningham による3rd。インテリジェンス・テクノをアップデートしたようなエレクトロニック・ミュージック。自身で創造しうる限りの音色を織り込んだのではないかと思しき驚異的な力作。

 12. d'Eon / Music For Keyboards Vol. I
モントリオールの鍵盤奏者 d'Eon によるキーボード音楽の第一集。ニューエイジっぽい音色が特徴的なんだけど、アンビエントやドローン、ミニマルを通過してる感あり。鍵盤音に酔える逸品。現在、Vol. III まで公開中(フリーDL

 13. DJ Nature / Return Of The Savage
DJ Nature こと Milo Johnson による作品。この方のこと全く知らなかったんですけど、これだけ腰にくる重心の低いハウスは久しぶりに聞いた。重量感だけなら、Moodymann と並べても何ら遜色ない。ドス黒いジャケ写に嘘偽りなし!!

 14. Echo Park / Can't Help It
LAのプロデューサー Echo Park こと Brian Gibbs による1st。すんごいキャッチャーなエレクトロ・ブギー。Dam-Funk のフォロワーというよりは、日本の Luvraw&BTB とモロに共振している。ナンパなジャケ写もグッド(笑)

 15. How To Count One To Ten / Blue Building Blocks
日本の5人組インストロック・バンドによる2nd。美しいギターの音色を欲していたときに偶然出会った作品。Pele や toe の系譜を継ぐ、3本のギターが織りなす緻密ながらも、躍動感と清涼感に溢れるサウンドが素晴らしく心地良い。

 16. How To Dress Well / Total Loss
アメリカのプロデューサー How To Dress Well こと Tom Krell による2nd。トムの幽玄なファルセット・ヴォイスをくっきりと浮かび上がらせる、シンプルなサウンド・メイキングが吉と出た。アンビエント・ソウルの決定打というべき傑作。

 17. Ogre You Asshole / 100年後
日本の3人組ロック・バンドによる5th。前作 「Homely」 から引き算が成され、また、様々な感情を等価に差し出すことにより、平穏でいて不穏という相反する要素が違和感なく同居する境地で音が鳴っている。

 18. Traxman / Da Mind Of Traxman
シカゴのジューク/フットワーク・シーンのゴッドファーザーである Traxman による1st。冗談が過ぎたような忙しないビートに当初は全く馴染めなかったが、これが慣れると案外クセになる。ウワモノが上品だと気づくのには時間が必要?!

 19. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 桜富士山
奇妙さん率いる楽団の2nd。スウィンギンな酔いどれソウル歌謡。"わるいひと"や"あの娘に会いにいこう"、"喫茶アラジン" といった軽快な曲がツボ。"スイートソウルミュージック" も素敵。もう何というか生理的に好き。

 20. 5lack / 情
日本人ラッパー S.L.A.C.K.の 5lack 名義によるフリーのミックステープで、全曲が久石譲の音源をサンプリングして制作されている(DL終了)。あのセンチメンタルな楽曲がとにかく染みる。帰り道に聞くと、さらに染みる。


Vol.3 へ続く・・・
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by bigflag | 2013-01-21 00:00 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)