カテゴリ:・歌謡曲 / J-POP( 31 )

 

岡村靖幸 「エチケット」 ('11)

岡村ちゃんの復活ライブ@Zepp Osaka(9/16)に行ってきました!! いや~メチャメチャ楽しかったです。ライブっていうか、このひとの場合、完全にショウですね(笑)。超一流のショウマン・シップを堪能しました。アルバムのジャケットから、一時期よりは痩せてることは伺い知れてましたけど、体もそれなりに絞れていたので、歌だけでなく、踊りもキマってました。あっ、キマってた、とは言わない方が良いのか(笑)。ってか、あの踊りを見るだけでも楽しいのよね。

リリースされた 「エチケット」 がセルフカバー集だったので、ライブはそれを踏まえたヒットパレード。過去を総括しつつ、一歩前へ力強く踏み出したという感じで、そんな幸せでポジティブな現場に立ち会えたことが非常に嬉しかったですね。アルバム 「エチケット」 の感想とも重なることですけど、オリジナルのポップなメロディを損なわないよう、リズムをアップデートしたアレンジで、まあ、全部が上手くいってるわけじゃないですけど(ライブでは気になりませんでしたが)、ただの懐メロにしない気概は、岡村ちゃんらしいなと。

それにしても岡村ちゃんはファンに恵まれてますね。もう、ものすごく愛されてるのが分かる。熱狂の渦が5つか6つくらい会場にはあったんじゃないかと。それくらい盛り上がってました。岡村ちゃんも 「大阪ベイベー」 を連発して(そういう曲もあった)、ラブ返し(笑)。老若男女とまでは言えませんけど、20~40代までの幅広い世代の男女が会場には来ていて、大合唱というか、それぞれ好き勝手に歌い踊ってるというか(笑)、みんな笑顔で大満足のライブだったと思います。

あと、アンコールで、キーボードやギターでの弾き語りがあったんですけど、キーボードひとつでブルースが歌えるし、ギターひとつでファンクが出来るのを見ると(ギターをジャカジャカと掻き鳴らしながら、ラストの "Out Of Blue" に流れ込んだ過程は個人的に鳥肌もの。"愛の才能" もちょっとだけ!!)、やっぱ天賦の才を持ってるなと。シンプルな構成だと、誤魔化しが効かないですからね。結局、アルバムの感想はほとんど書けませんでしたが、まだあんまり聞けてないということで、ご勘弁ください(笑)




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by bigflag | 2011-09-19 23:43 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(4)  

salyu × salyu 「s(o)un(d)beams」 ('11)

新作がコーネリアスの全面プロデュースということで話題になっている、Salyu の新プロジェクト・salyu x salyu のライブへ行ってきました。といっても、GW前の話ですが(笑@なんばハッチ 4/26)。ウェブでインタビューを読むと、この salyu x salyu というプロジェクトは "クロッシング・ハーモニー" という理論に焦点を当てたものだそう。アルバムを聞いた感じだと、声を楽器的に使うというか、パーカッシブに発声するようなイメージ。なので、コーネリアスにプロデュースを依頼するのも納得がいくというもの。事実、サウンドもキッチリ 「Point」 以後の路線を踏襲したもので、プロデュースを依頼した Salyu にとってもイメージ通りという感じでしょうね。

アルバムでのコーラスは全て自身の声を重ねて制作したらしいのですが、ライブでは "salyu x salyu シスターズ" と名付けられた4人のコーラス隊を引き連れて登場。開場ギリギリで入場すると、会場が満員だったので、近くで見ることができなかったのが残念だったんですけど、遠目にも音楽と楽しんで格闘してるのが十二分に伝わってきました。それは、ある種、サディスティックとも言えるビートな(笑)"ただのともだち" や "奴隷" や "Mirror Neurotic" といった曲に顕著で、非常に素晴らしいパフォーマンスでした。また、アルバム中で最も歌らしい歌である "続きを" は、今年を代表するポップソング(歌詞の力も大きいけれど)。震災以前に提供したという、元・ゆらゆら帝国の坂本慎太郎による歌詞はもはや奇跡!! あと、左下のPVは必見ですよ!!!

ところで、この作品がリリースされるまで、Salyu のことは全然知らなかったんですが、これまで3枚のアルバムを出しているらしく、いずれも小林武史のプロデュース下でやってきたとのこと。Salyu リスナーで、コーネリアスを聞いたことのないひとだったら、この作品には驚いたんじゃないでしょうか(本人もライブのMCで言ってたんで、そうなんでしょうw)。しかし、驚きを与えてくれるひとってのは良いですね。サプライズは人生で最も大切なことのひとつだと思いますし(笑)

   

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by bigflag | 2011-05-16 00:18 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(4)  

相対性理論 「ハイファイ新書」 ('09)

相対性理論の 1st アルバム。ロック色の濃かった前作 「シフォン主義」 からは一転、ポップ・ミュージックへと変化している。と同時に、前作にあった素人臭さは一掃されて、真部脩一の職人気質な素養が表出している。また、楽器ごとの音の分離が酷くて、バランスの悪かった録音や音質も改善されている。歌詞は同時代性を匂わせながら語感を重視したもので、"ヤマなし・オチなし・イミなし" というのは相変わらず(笑)

「シフォン主義」 にあったノイジーなギターは封印され、とても浮遊感のあるサウンドを聞くことができる。このサウンドの核となっているのは、永井聖一による透明度の高いギターで、70年代のクロスオーバー/フュージョンや、"シカゴ音響派" 系譜のインスト・ロックからの影響を感じさせる。前作の Johnny Marr を模した演奏もなかなかのものだったけど、この人のギターはいちいちツボをついてくる。M1 "テレ東" のイントロを聞いた瞬間、名盤と確信した人も多いはず。

相対性理論の作品には、少女の空想によるチープなSF感のあるものや、淡い恋の終わりをそっと懐かしむような楽曲が含まれているけれど、前者は "四角革命"、後者は "さわやか会社員" が本作における傑作。"四角革命" のドラムとギターのアンサンブル、"さわやか会社員" のフュージョンちっくなギター・ソロはとても印象的。出社前に "さわやか会社員" を聞くという人も多いのでは?(笑)

   

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by bigflag | 2009-10-07 00:45 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(2)  

相対性理論 「シフォン主義」 ('07)

相対性理論のデビュー作。本作が2008年に全国流通したときは、タワレコのPOPが気に入らなくて試聴もせずにスルーしていたんだけど(笑)、今年リリースされた 「ハイファイ新書」 がすごく良くて、こちらも遡って聞いた次第。80年代中期以降のUKロックや、90年前後のオルタナティブ・ロック、そして Number Girl などからの影響を感じさせるサウンド。

ケレン味のある歌詞が話題のバンドだけど、The Smiths の Johnny Marr を模したギターを随所で聞くことができるなど、自分たちの好きなバンドの音を結構てらいもなく出しているのを聞くと、バンドの本質は意外に率直だ。"ひねくれポップ" という評が散見されるけれど、それは的外れだろう。

ヒネてるように見えるところは、本当にヒネてるんじゃなくて、多分テレ隠し。わざわざ "やくしまるえつこ" という不思議ちゃんキャラを用意してまでやってんだから、バンドのキーパーソンである真部脩一は相当なテレ屋のはずだ(笑)。それにしても、支離滅裂な妄想をする女の子がパッと現実に戻される瞬間をユーモラスに描いた “Loveずっきゅん” は名曲。モロにジョニー・マーな "夏の黄金比" もお気に入り。ただ、男のコーラスはいくらなんでも酷すぎる。

   

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by bigflag | 2009-10-06 00:19 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(4)  

七尾旅人 vs やけのはら 「Rollin' Rollin'」 ('09)


本日購入。各所で話題のサマー・アンセム。夏の暑さを思い出すような懐かしくって切ないメロディが、秋口にさしかかったこの季節によく合う。2009年のベスト・ソングのひとつ。ジャジーなメロウ・グルーヴにリミックスされた "ドリアンの終わらないアーバンソウル" もお気に入り。しかし、やけのはらという人の緩すぎるラップは、90年代初期くらいの懐かしい感じがするなぁ。この曲から感じる懐かしさは、メロディだけのせいじゃないと思う。



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by bigflag | 2009-09-21 00:51 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(2)  

Geisha Grils 「少年」 ('95)

もう朝と夜は肌寒いですねー。夏も終わり。そんな時期に 「ライライライライライ~」 なんて思わず口ずさんでしまう人が多いと聞きますw(実はアルバムも良い)。皆さんには、夏の終わりに聞きたくなる曲が何かありますか? それにしたって、"Kick & Loud" は普通にカッコエエなぁ。

   

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by bigflag | 2009-09-13 00:05 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(0)  

Judy And Mary 「The Power Source」 ('97)

ジュディマリの 4th アルバム。本作も佐久間プロデュースは変わらず。バンドの主導権がギターの TAKUYA に移ったことが影響して、前作 「Miracle Diving」 まであったストレートにポップな曲が少なくなり、ロック色が強く凝った曲調のポップ・ソングが並んでいる。ジュディマリ一番のヒット作ということもあり、本作を最高傑作とするファンも多いようなんだけど、正直なところ、僕は TAKUYA の作るロック色の強い "こだわり" のありそうな曲がそれほど好きではないので、このアルバムに思い入れはあまりない。

ただ、恩田快人が最後に輝きを見せた "そばかす" や、タイトル通りバンドのクラシック・ナンバーとなった "クラシック" など、シングルとしてリリースされた曲はやはり素晴らしい。しかし、カラオケで "そばかす" 歌う女の子はとても多かったんだけど、みんな出だしで結構トチってましたよね。んで、そのトチってる姿を見てキュンとなれば、それがスイッチになったとかならなかったとか(笑)

   

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by bigflag | 2009-06-06 21:59 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(0)  

Judy And Mary 「Miracle Diving」 ('95)

ジュディマリの 3rd アルバム。前作 「Orange Sunshine」 に引き続き、プロディースは佐久間正英。ブレイクのきっかけとなったシングル "Over Drive" が収録されており、この曲でジュディマリのことを知った人も多いはず。当時、ヒップホップにハマり始めていたこともあり、J-POPへの興味は著しく失せていたんだけど、この曲が好きで友達からシングルを借りたことを覚えている。次作 「The Power Source」 収録の "そばかす" と並んで、ジュディマリの代名詞とも言える名曲だ。ただ、改めて聞き返してみると、この作品で才能のピークを迎えているのは、"Over Drive" を作曲した TAKUYA ではなくて、恩田快人ではないかと思う。

シングルでリリースされた曲以外でも、"あなたは生きている" や "アネモネの恋" などシングル級の曲を提供している。そして、僕にとってジュディマリといえば "ドキドキ" だ。この曲は外せない。歌、詩、音、PV とその全てが躍動感に溢れた完璧な曲で、これを抜きにジュディマリは語れないだろって名曲。というか、PV で見れる YUKI のクネクネした動きがかわい過ぎる!!(笑)。また、本作からドラムの五十嵐公太による曲も収録されており、それらもなかなかの佳曲で、各曲それぞれのクオリティも高く、バラエティに富んでいる。ジュディマリの最高傑作!!!

   

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by bigflag | 2009-06-04 23:09 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(0)  

Judy And Mary 「Orange Sunshine」 ('94)

ジュディマリのことが好きだった、女の子のことが好きだったなぁ。それも二人(笑)。それにしても、ジュディマリは女の子に人気がありましたよね、特に幼児体型の女の子に (これは偏見かもしれないけどw)。そんなわけで、ジュディマリを聞くようになったきっかけは、好きになった女の子と話を合わせるため、という極めて不純な動機だったこともあって、ちゃんと聞いたのは4枚目の 「The Power Source」 がリリースされた頃だったはず。

ジュディマリの 2nd アルバム。プロディースは佐久間正英。結成の中心となったベースの恩田快人の趣味であるパンク色の強かった 1st よりもずっとポップ色が強くなり、一般的にイメージするジュディマリ・サウンドになったのはこの作品から。また、ギターの TAKUYA も作曲に参加したのも本作からだ。シングルでない曲を聞けばよく分かるんだけど、パンク趣味の恩田はストレートな曲を好んで作り、TAKUYA はちょっと手の込んだ曲を作る傾向にある (後の衝突も理解できるほど、二人のキャラクターは正反対だ)。ただ、二人のキャラクターは違えど、ともにポップ・ソングを作る手腕は一流。特にポップ・ソングを作ることが至上命題となるシングルでは、その才能が遺憾なく発揮されている。

しかし、実のところ、ジュディマリのアルバムはさほど聞き込んでなかったりする。その原因はシングルとなった曲の高すぎるクオリティにあって、アルバムが駄作というわけじゃないんだけど、このバンドはシングル・ミュージシャンだなと思って聞いていた。まあ、聞いている動機が不純だったことによる思い入れ不足かもしれませんけどね(笑)。「めちゃモテ」 のオープニング・テーマに採用されていた "Radio" と "自転車" の2曲は (ともに超名曲!!!)、その疾走感がブレイク寸前だったナインティナインにも合ってたんだよな。しかし、色々と懐かしい。。。

   

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by bigflag | 2009-06-03 01:16 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(8)  

東京事変 「修羅場」 ('05)

今年最後の更新。ラストは2008年を表すようなタイトルってことで、東京事変の 「修羅場」 をピックアップしたいと思います(本当の修羅場は、来年以降かもしれませんけれど)。このブログをどんな方々が読んでくれているのか、ほとんど分からないんですけど、読んで下さっている皆様、いつもありがとうございます。どんなコメントでも頂けるとすごく嬉しいので、たまにはコメントしていって下さい。意外と寂がり屋です(笑)。

「加爾基 精液 栗ノ花」 をCCCD仕様でリリースしたことにムカついて、それ以降、椎名林檎からは完全に遠ざかっていましたが、今年の秋に "椎名林檎・命" な女の子と知り合ったこともあって、再び彼女の音楽を聞くことに。それでいくつかの作品を聞いたところ、とても気に入ったのがこちら。2006年作 「大人(アダルト)」 の先行シングル。

打ち込みのイントロからドラムのブレイクが入って曲が始まるんだけど、それがメチャ格好良い。「勝訴ストリップ」 を聞いた時、椎名林檎は打ち込みを使うセンスがないなーと、そんな先入観を持っていたので、この曲を聞いた時の驚きは大きかった。また、亀田誠治の弾くベースも、やかましいだけでさほど良い印象はなかったのに、テンポの割にはつんのめり気味のリズムと相性が良くてグルーヴィー。スパニッシュなギターやジャジーなキーボードのソロなど演奏が良くて、アクの強い椎名林檎のボーカルに負けてない(これ、かなり重要だと思う)。ソロ時代と遜色ない名曲!!! では、皆様、良いお年をお過ごし下さい。




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by bigflag | 2008-12-31 01:33 | ・歌謡曲 / J-POP | Comments(5)