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Oasis 「(What's The Story) Morning Glory」 ('95)

年末に無性に聞きたくなる曲ってないですか? 俺が年末になんでか聞きたくなる曲ってのは、オアシスの 「Champagne Supernova」 です。この曲というよりも、このアルバムと言ってもいいくらいですけど。このアルバムは好きで、未だに年に何回かは引っ張り出して聞いてます。何というかアルバムのジャケットまんまで、メインストリートのド真ん中を気持ち良いくらいに堂々と歩いてるようなボーカルとギターが最高ですね。抜けが良くて、思わず口ずさみたくなるわっかりやすいメロディがまた良いんだな。うん。

まあ、このアルバムについては 「全曲シングルカットする計画があった」 という情報だけで十分じゃないでしょうか。そして・・・ 「Moning Glory」 の横に置いてある 「Whatever」 を取り出して、これも聞けば完璧に年を越せますw。(1st は年明けに)

   
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by bigflag | 2005-12-30 23:33 | ・Rock / Folk | Comments(0)  

NUCLEUS 「Elastic Rock」 ('70)

ニュークリアスは、トランペットの Ian Carr (イアン・カー) を中心として69年に結成されたジャズロック・バンド。結成時には、後に Soft Machine へ加入する (73年の 「6」 より) Karl Jenkins (カール・ジェンキンス) も在籍していた。これは 1st アルバム。

吹き過ぎず、弾き過ぎず、叩き過ぎず、本当は汗をかいてんだけど、かいてる汗は見せねえぜってな英国流のダンディズム (そんなのあるのか知らんけど、なんとなくイメージ) を音楽で完璧に表現している、とても格好つけたカッコいいジャズ・バンド。冒頭でジャズロックと紹介したけど、アル・ディメオラ加入後の Return To Forever みたいなギター弾きまくりな演奏がないので、ロック臭はほとんどしない。ジャズ・ミュージシャンがロックに、ロック・ミュージシャンがジャズに引き寄せられた時代の産物ではあるが(ニュークリアスは前者)、時代を感じさせない傑作! 無理してロックやってないのが、この人たちには吉と出たんだろうな。

M1~4 は静謐な雰囲気の曲。その流れを受けつつ、M5 では抑制の効いたトランペットとテナーのインタープレイがクールに響き、聞き手に静かでいて熱い昂揚感をもたらす。M7~8、13 は英国らしい?襟を正したような洗練されたファンク・サウンドが良い。M9、11 は足首だけにリズムを刻ませるようなクールネスに痺れさせられる。全体を通じてだと、浮遊感のあるエレピ、乾いたドラム、聞き慣れないオーボエの音なども耳に残る。
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by bigflag | 2005-12-27 00:49 | ・Cross Over / Fusion | Comments(0)  

M-1グランプリ 2005

面白かった順に4組の感想とその他。

<一回戦>
1.チュートリアル (622点/5位)
チュートリアルに関しては、大喜利の時に見せる徳井のボケはかなり好きなんだけど、漫才はそう好きでもなかった。それだけに、こんだけ面白かったことにはホント驚いた。徳井の暴走で、脱漫才化していく様が圧巻だった。バーベキューをネタにあれだけのことがやれるんだもんなあ。バーベキューの流行wなんか字面見ても何も面白くないもんな。徳井の口から出ると、あれだけ面白くなるんだから! あー2本目のネタが見たかったです。

2.ブラックマヨネーズ (659点/1位)
チュートリアルがツッコミのテカリをネタにしなかったように、ブラマヨもハゲとブツブツのネタは漫才の軸に入れてませんでしたね。本人のキャラを軸にネタをやると、M-1では低い点数しか出ないもんな。その辺、研究してるなと。研究ってほどでもないかw。しかし、キャラに依拠した漫才をしたアジアンとタイムマシーン3号に高い点数はつかなかったし (南海キャンディーズはキャラどうこうという以前の問題)。

ブラマヨに話を戻すと、ボウリングをネタにあれだけ広がる妄想w。発想ではチュートリアルも同じレベルにあったと思うけど(好みではチュートリアル)、完成度ではチュートリアルを遥かに凌いでましたね。納得の高得点。

3.笑い飯 (633点/3位)
登場一年目のネタが神過ぎたのかなあ。決して見飽きてはないんだけど、哲夫がなんだか不安定というか不安要素というか。ダブルボケ・ダブルツッコミで螺旋を描くように盛り上げて、客を引き寄せる力はさすが。

4.麒麟 (646点/2位)
オカユはかなりツボだったw。川嶋のキレキャラはちょっと再考した方がいいと思うんだけど。キレるサジ加減があんまり良くない。(2本目で、それが顕著に出てた)

5位以下は一枚も二枚もレベルとして落ちるので、特に印象に残らなかった。悲惨だったのは南海キャンディーズ。TVへの露出が多くなったから、ネタを練り込む時間を取れなかったのかな。まあ、キャラに依存するネタは飽きられ易いってものあるんだけど。M-1でキャラに依存するネタは選択しない方が良い。松っちゃんと紳助が審査員にいるなら尚のこと。一つ納得がいかなかったのは、品川庄司の高得点。うーん、全然面白くなかったんだけど? ラストの年ってことで、同情点が入ってたんじゃねえの?という印象を受けた。あっ、でも昨年のタカトシに同情点は入ってなかったかw

     笑飯 アジ  南海 チュ ブラ  品庄  タイ  麒麟  千鳥
紳助  85  75  72  85  95  85  76  88  82
松本  95  70  75  95  95  90  75  90  80
渡辺  90  80  79  86  93  87  83  91  89
大竹  85  82  79  84  90  89  82  90  88
洋七  91  81  79  86  96  95  82  95  86
石井  92  86  80  95  94  91  85  95  89
中田  95  90  88  91  96  89  88  97  93

合計  633 564 552 622 659  626 571  646  607


<決勝>
一本目と同じ展開のネタを、二本目でも同じレベルで披露できたブラックマヨネーズをとるか、呆れられてしまいそうなネタをして、そこから突き抜けた位置にまで持っていくことのできた笑い飯をとるか、どっちかだと思ったんですが、軍配はブラマヨに上がった。この優勝はとても納得のいく結果。本当におめでとうございます! 笑い飯が一番手だったのは、芸人にとっても審査員にとっても、一回戦を難しいものにしたなーという感想も残りました。
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by bigflag | 2005-12-25 22:32 | ・お笑い | Comments(5)  

M-1 2005 敗者復活戦!

SKY A で生中継しているので、今から見ます(6時まで!)。 そのあとの本戦も楽しみ!!!

<追記>
やっと見終った~。印象に残ったのは以下の5組。さあ、敗者復活するのはドコだ!?

千鳥 / 幕末ごっこ
かぶ&ピーチ / 非モテ・ネタ
流れ星 / 戦国時代の漫才
東京ダイナマイト / 歌の歌詞にある 「涙」 を 「味噌汁」 に変える
キャン×キャン / 親父と息子

<追記2>
敗者復活は千鳥。納得と言えば納得やけど、台風の目にはなりえない千鳥だと、
期待感はあまりない。流れ星なんか期待できそうだったんだけど。
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by bigflag | 2005-12-25 12:26 | ・お笑い | Comments(2)  

THEM 「Them」 ('99)

Them は、アングラ・ヒップホップ集団 Anticon の MC である Dose One と トラックメイカーの JEL によるユニット。これは彼らが Themselves と改名させられる前に出した 1st アルバム。黒人のブラック・フィーリング溢れる音を誉める時に 「真っ黒」 なんて表現することがあるけど、このアルバムを同じように表現してみるなら 「真っ暗」 。型こそヒップホップではあるが、全く 「黒くない」 ヒップホップ。後にアンチコンという集団全体からは、その型さえも無くなっていく、つまり 「脱ヒップホップ化」 していくことになる。

ドーズワンは声帯にヨジれがあるような声で、まるで経文を読むような滑らかさで、また時に声帯が 「軽く」 痙攣したような声でラップする。ill な声がここまで滑らかに滑ると、不気味さ不穏さはさらに増すようだ。下手にがなり立てたり、まくし立てるよりも、よほど伝わりが良い。染み込んでくるのだ。軽く揺れながら染み入ってくる。

ドーズワンの癖になる声はもちろん良いのだが、ジェルの作るトラックも相当良い。「厳かさ」 を感じさせる曲が特に良い。その 「厳かさ」 は、例えば M2 の葬送曲で使えそうなコーラス、M3 のストリングス、M6 の遠くから聞こえてくるキーボードとサックス、M8 のアンビエントなキーボード、M9 の軽くエコー処理されたピアノ、などが感じさせてくれる。執拗にドラムプログラミングされていき、ビート感がズレにズレていく中で、ドーズワンが軽く痙攣しながら滑るようにライミングしていく M12 「It's Them」 はまさに究極の出来である。(試聴
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by bigflag | 2005-12-25 12:19 | ・Hip Hop | Comments(0)  

サンパウロ vs リバプール (世界クラブ選手権 決勝)

クラウチを先発させるだろうなーと思ってたんで、少し肩透かしをくらいながら観戦し始める。
そんな感じで見ていると、リバプール相手であっても、サンパウロのボールキープ力は
いかにもブラジルらしい巧みさが目立っていた。

CLでスペイン以外のクラブチームとスペインのクラブチームとが試合をしている時に、
解説者が 「スペインのクラブチームのボールの繋ぎは上手いなあ」 なんて言葉が
よく出てくるけど、ブラジルのクラブチームも同じ。ただ、先制した後の老獪な守備は
スペインのクラブ以上。ただ、こうなると本当に試合がつまらなくなるんだよなあ。
俺が見たいのは、ドリブルを交えてボールを繋ぎながら、複数の選手が適確なスペースへ
出ていく、という攻撃に比重をかけたブラジルだったのに、前半早々に得点しちゃったので、
期待のブラジルは見れず仕舞い。まあ、こういう老獪さも十分ブラジルらしいんだけど。

クラウチの投入遅いよ。これがみんなの感想でしょうねーw
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by bigflag | 2005-12-19 01:06 | ・サッカー / クラブチーム | Comments(2)  

害虫 ('02 日本)

監督 : 塩田明彦
出演 : 宮崎あおい (サチ子)、蒼井優 (夏子)、 田辺誠司 (先生)、 りょう (母親)、
     沢木哲 (タカオ)、 石川浩司 (キュウゾウ)

母親が自殺未遂するなど、過酷な環境に生きる不登校の中学生・サチ子を描いた青春ドラマ。

これでもかというくらいに、宮崎あおいの細くキレイな足が執拗に映し出される映画ですw。宮崎あおい演じるサチ子は男にとって、とても性的に惹きつけられる存在として描かれている。と同時に、強い性的な存在であるサチ子に対して、理性を働かせる先生(その結果、教師を辞めて原発で働くことに)、視線を背けながら付き合うタカオ、性に興味を示さないキュウゾウらとの中学生らしい笑顔の見える自然な付き合いも描かれている。この自然さは 「害虫」 同士だからこそ、というものではあるけれど。。。

そんな魔性的な魅力を持つサチ子は、物語が進むにつれて、サチ子の周りにいる女 (母親や夏子) にとって、自分の男を奪う 「害虫」 として側面が浮かび上がる。それと同時に夏子の善意を加速させるあたり上手い演出。学校や家庭といった中学1年生には、当たり前の居場所を完全に失ってしまった時、サチ子は悪意を制御できなくなる。夏子の家がロングで映された時、なんでわざわざ映すのかなーと思っていたら、夏子の家に火炎瓶を投下する暴走っぷりw。

 先生と会うまで待ち続けることなく、「性的な存在」 としての自分を乗り越えるという行動を選択したのが、なんとなくサチ子らしいと思わせるオチ。孤独への耐性を無意識に強めているというか。少女の深い孤独を描いた傑作! 男の子を主人公にした 「どこまでもいこう」は監督のノスタルジーもあるだろうけど、少年が主人公だと、ここまで出来ないよなあとも。
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by bigflag | 2005-12-18 19:13 | ・映画 - 日本 | Comments(2)  

リバプール vs デポルティボ・サプリサ (世界クラブ選手権 準決勝)

虐殺ショーとまでは行かなかったけど、まあそれに近い内容。試合開始直後、まだサプリサの
動きが固いうちに、リバプールが先制点を上げると、サプリサの選手は完全に萎縮してしまった
ようだった。当たりにも行けなくなっちゃったもんなあ。そんで、途中からリバプールは決勝を
見据えて流しモードに入ってしまったので、総体的に退屈な試合だった。

が、ジェラードのボレーは震えた。リーセのクロスがピンポイントでジェラードの足元に入った
その後に放たれたシュートの弾道がスゴかった。これぞジェラード!というシュート。
リーセが山なりの緩いクロスを上げたこともあり、ジェラードの放ったシュートの速さが一層
際立った。もうジェラードの足元で爆発したって感じで、この一瞬だけでも見た甲斐があった。

しかし、リバプールがオーウェンを復帰させなかったのは失敗やな。シセはプレーが雑過ぎる。
サイドに流れるのは良いけど、全然クロスが味方に合わないw。クラウチやモリエンテスと
オーウェンは合うと思うし、リバプールにいるどのFWよりも決定力がある。今、リバプールと
いえば、ジェラードになってるけど、ほんの少し前まではオーウェンだったんだから。
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by bigflag | 2005-12-16 01:58 | ・サッカー / クラブチーム | Comments(0)  

サンパウロ vs アル・イテハド (世界クラブ選手権 準決勝)

得点こそ3対2の僅差だったけれども、両チームのサッカーの質に関して、南米とアジアでは、
まだまだ差があるなあ、という試合だった。サンパウロの選手はアル・イテハドの選手に
気付かれることなく、いつの間にか数的有利な状況を作り出し、サイドをセンターを状況に
応じて攻めていたのに対して、アル・イテハドは極論すると、カロン頼みの一言で済む。

コンフェデのメキシコ戦でも感じたことだが、ボールの無いところでの動き出しの速さ、
特に攻撃時の適確なポジショニング、この2点において、サッカー強豪国とそうでない国とでは、
その質と量の差は厳然として存在する。また、この2点はサッカーの質を決定的に表す
指標でもある。

アジアとはそのクオリティにおいて差を見せたサンパウロだが、そこに差のないリバプールとの
試合ではどうなるだろうか(勝ち上がってくることが前提です)。今日、観戦に訪れたベニテスは
間違いなくクラウチを先発で使ってくるはずだ。サンパウロが勝つには、両サイドのシシーニョと
ジュニオールをどれだけ生かせるかに懸かってくるだろう。個人的にはサンパウロ応援です。
しかし、2点目のボールの数珠繋ぎはさすがブラジル!という感じで興奮させられたなあ。
1点目はさすがアモローゾ!で、3点目は不用意なオフサイドトラップで半分自爆。
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by bigflag | 2005-12-15 02:13 | ・サッカー / クラブチーム | Comments(0)  

シドニーFC vs デポルティボ・サプリサ (世界クラブ選手権 一回戦)

マンU時代、ヨークはFWとしてプレーしており、相方のコールとまるで分身したかのような
コンビプレーを見ていた身としては、ヨークがボランチにコンバートされていたのにはとても
驚いた。そのコンバートが、本来のポジションであるFWでプレーするよりも、チームにとって
効果的だったのかまでは分からないけれど、柔らかいボールタッチで相手をいなし、
的確なサイドチェンジを何度も見せるなど、意外とポリバレントなプレーヤーだった。

前半はシドニーFCのペースで、カズも随所に良いプレーを披露! 初っ端に左サイドで
ボールを受け、ドリブル突破からクロスを上げたシーンや右サイドを突破した味方からの
クロスにフリーでいたシーン、同じようなシチュエーションでヘディングをしたシーンなど
見所満載。FWの相方とも良いコンビネーションを築いていたし、コミュニケーションに
ぬかりがない辺り、さすがカズという感じ。チームメイトと全く?コミュニケーションが取れて
なさそうなw、大久保も少しは見習って欲しいなあ。

後半開始早々にサプリサが先制点を挙げてからは、完全にサプリサのペース。
最後までシドニーFCがペースを取り戻すことはなかった。カズがプレーに関与する
機会も激減し、途中で寝てしまいました・笑

FIFA の商魂たくましさを証明するように、5位決定戦もあるみたいなんで、あと1試合だけ
シドニーFCのカズを見ることができる。こればっかりは FIFA に感謝ですね!笑
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by bigflag | 2005-12-13 19:24 | ・サッカー / クラブチーム | Comments(2)