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Tim Buckley 「Goodbye And Hello」 ('67)

本作がリリースされた1967年というのは、その前年に The Byrds が 「Eight Miles High」 を、The Beatles が 「Revolver」 を発表するなど、サイケデリック・ロックの最盛期に突入した時代。今回紹介する 2nd アルバムは、そんな時代の影響を大いに感じさせる作品だ。

デビュー作で聞けたシンプルなフォーク・サウンドの延長にあるサウンドだが、インド音楽の旋律や霧がかかったようなSEを使うなど、サイケデリック・ロック/アシッド・フォークと呼ばれるような音が表出し始めている。また、オープニングから爆撃音のSEで始まるなど、ベトナム戦争への反戦運動の影響もあるようで、サウンドとともに Tim Buckley のヴォーカルもより内省的な歌唱へと変化。

Tim Buckley を語る上で欠かせないのは、そのサウンドの変化とともにあった、実験的とまで言える彼のヴォーカリゼーションの変容。絶唱と表現するに相応しい、圧倒的な声量をもって限界を超えていく歌唱は、この作品から始まっている。ヘビーなギターやオルガン・サウンドと呼応するように激しく歌い込む "Pleasant Street"、雪崩のようなギターとパーカッションに乗せて歌う "I Never Asked To Be Your Mountain" は、息を飲むほどスリリングな絶唱だ。茫洋としたSEが彼岸を感じさせる "Hallucinations" は、アシッド・フォークの名曲。デビュー作に収録されていても違和感のないフォーク・ソングである "Once I Was" も素晴らしく、作中でもこのM3~6までの流れは神がかっている。

9分近くあるタイトル曲も、シアトリカルに曲調や歌唱が変化していく様が聞けて面白い。本作の最後を飾るのは "Morning Glory"。この曲がまた素晴らしく、ティム・バックリィの歌声に加えて、聖歌隊のようなコーラスや抑制の効いた演奏が空間を静かに響き渡り、まるで自分が教会の中にいるかのように錯覚してしまう。本作を最高傑作とする人が多いのも納得できる。(試聴

   

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by bigflag | 2009-01-29 23:06 | ・Rock / Folk | Comments(2)  

Tim Buckley 「Tim Buckley」 ('66)

90年代のオルタナティブ・ロック世代の人であれば、Jeff Buckley のライナーノーツを読んで、Tim Buckley というミュージシャンの存在を知ったという人は多いと思う。僕もそうだ。声も姿も父親と瓜二つ、そんなことが書かれていた。ライナーノーツを最後まで読み終えるよりも早く、Jeff Buckley の声に魅せられていた僕には、彼に瓜二つだという人の音楽もまた自分にとって大切なものになるだろう、なんて音ひとつ聞いたことがないうちから、そんな大きな期待を持ってしまったことをよく覚えている。

そして、一番初めに手に入れたのが、この66年のデビュー作と67年の 2nd アルバム 「Goodbye And Hello」 の2枚がカップリングされた CD だった。これは後々になって気づくことだけど、一番初めに聞いた Tim Buckley のアルバムが、このデビュー作で良かったと思う。というのも、Tim Buckley は作品を重ねるごとにサウンドを変化させていく人で、1970年前後ともなると、かなり実験的なアシッド・フォークへと変容している作品もあり、おそらく当時の僕では理解できないであろうサウンドだったからだ。

Jeff Buckley を好きという人で、まだ Tim Buckley の音楽を聞いたことがないという人は、シンプルなフォーク・サウンドと伸びやかで率直な歌声を聞ける、このデビュー作をまず聞いて欲しい。本当に驚くほど Jeff Buckley の声とよく似ている (これは反対か)。Tim Buckley の声を聞けば、Jeff Buckley の身震いするような、あの優しくて悲しい声は、父親からの遺伝によるものだとすぐに分かるはずだ。

"Aren't You The Girl" で聞ける伸びやかな歌声にも圧倒されるが、やはり "Wings" や "Valentine Melody" といったシンプルな曲で聞ける、研ぎ澄まされた美しさを含んだ歌声にグッと心を鷲掴みされる。"ウォール・オブ・サウンド" の創造主、フィル・スペクターの右腕として有名な Jack Nitsche (ジャック・ニッチェ) によるストリングスも作品に彩りを添えている。アルバム・ジャケットに写る本人の姿が初々しい。この時まだ19歳だ。(試聴
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by bigflag | 2009-01-27 23:05 | ・Rock / Folk | Comments(2)  

Jeff Buckley 「Grace」 ('94)

Jeff Buckley のデビュー作にして、同時に遺作となってしまった作品。本作をリリースした3年後、1997年に溺死。30歳のときだった。また、アシッド・フォークを代表するミュージシャンの一人である Tim Buckley が父親。ヘロインのオーバードーズにより、彼の父親もまた28歳という若すぎる年齢で人生を終えた。

彼のことを知ったのは、その当時、聞き狂っていた Radiohead がきっかけだった。Tom Yorke が Jeff Buckley のライブを見て、「The Bends」 創作のインスピレーションを得たという、あの話だ。どこでこの情報を知ったのかは覚えていないが、僕と同世代くらいの人なら、この経路で彼のことを知った人も多いのではないかと思う。そのインスピレーションを得たライブと本作で聞ける音がどこまで近いのかは分からないけれど、本作で聞ける典型的なオルタナティブ・ロックのサウンド、それにアコギとエレキ・ギターのアンサンブルなんかは、たしかに 「The Bends」 でも聞くことができる。が、やはり本当に影響を受けたのは、Jeff Buckley の身震いするほどエモーショナルなヴォーカルだろう。事実、Radiohead のアルバムで最もエモーショナルな作品となったのは、その 「The Bends」 に他ならない。

また、僕にとっても Jeff Buckley の声は、これまでにない激しい衝撃だった。これだけ自分の感情を、それもおそらく自分では知覚できないような域にある感情までも、歌声ひとつで自在に表現できてしまう彼の声には心底驚かされた。声質そのものが悲しい、そんな Jeff Buckley のボーカルは、当時、思春期の真っ只中にあった僕にはとりわけ心に響いた。この人は信用できる、と。その極めつけが、Leonard Cohen (レナード・コーエン) のカバー曲である "Hallelujah" だろう。彼の声が "天使の歌声" と称されたのも、この曲の存在なしには語れない。"Hallelujah" と同じく、アカペラに近い "Lilac Wine" や "Corpus Chiristi Carol" もジェフ・バックリーの声の魅力をストレートに伝えてくれる。

もちろん "Hallelujah" は大好きな曲だが、一番よく聞いた曲ではないかもしれない。おそらく一番は "Lover, You Should've Come Over" だろう。ジェフ・バックリィ個人の人間的な感情がサウンドとともに最も出ている曲ではないかと思う。なんというか、もの悲しい優しさがほとばしっている感じがとても好きだ。優雅なストリングスを徐々に歌声で侵食していく "Last Goodbye" にも圧倒される。オルタナ系の曲だと、"Grace" と "So Real" はギターのアンサンブルが好きで繰り返し聞いた。90年代を代表するロック・アルバムの一枚。



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by bigflag | 2009-01-25 01:53 | ・Rock / Folk | Comments(0)  

日本 vs イエメン (2-1)

アジアカップ予選の初戦。相手がイエメンということもあり、召集されたメンバーは若手が中心だったため、最後まで公式戦を見ているような気がしなかった。試合後のインタビューで、岡田監督は 「これが国際試合の公式戦というもの」 と言っていたが、これを感じていたのは、監督の一部の選手だけかもしない。スタメンは下記の通り。

  田中達 興梠
 香川     岡崎
  青木 中村憲
駒野 高木 寺田 内田   GKは川島


中村俊輔と遠藤がいないこともあり、日本はピッチの横幅を使えない、縦に急ぐ拙速なサッカーに終始してしまった。ゲームコントロールを期待された中村憲剛は、パスの精度もいまひとつで、期待を裏切る出来だった。W杯最終予選のバーレーンとの初戦もそうだったが、この選手の持ち味は、サブのゲームコントローラーとして起用された時にこそ発揮されるのかもしれない。

このメンバーで、あの相手では、さして書くこともないんだけど、気になるのは中盤、つまり中村俊輔と遠藤のバックアップについて。今回、初召集された乾のようなタイプが起用されるポジションは、基本的には左MFの位置。このポジションには、大久保、松井、香川と既に3人、あるいは田中達も加えれば4人もいるわけで、乾をテストする必要があったのかは疑問。ひとつ考えられるのは、この日も冴えなかった香川に対して、不満を持っているということくらいか。

遠藤のバックアップは中村憲剛がいるとしても、中村俊輔のバックアップは見当たらない状態。次のバーレーン戦には本田が召集されているので、この選手をバックアップとして期待しているのかもしれないが、海外でプレーしている選手なので、召集できる機会は現状どうしても限られてくる。また、中村俊輔や遠藤は体調面でそれほどタフな選手ではない。それらのことを考えると、国内でプレーしている選手、例えば、柏木や藤本といったパサー・タイプの選手を試しておくのは、決して悪くはないと思うのだが。この日のような拙速を見続けていると、試合内容よりも、こうしたバックアップ・メンバーのバランスの悪さについ考えがいってしまう。
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by bigflag | 2009-01-21 18:46 | ・サッカー / 日本代表 | Comments(0)  

2008年のベスト、おまけ

長かったベスト企画の最後は、キュンとさせられた女性5人と昔の思い出。

◆Girl / Lady◆

 ・木下優樹菜
ヤンキー系の女性はあまり好みではないんですけど、あのカスれた声が好き。というか、あの声を聞くと、昔の恋を思い出すのです(笑)。あと、着てる服がいつもカワイイ (これはchomeさんのブログを見て初めて気付いたので、完全にパクリですw)。



 ・佐々木希
3年前のヤングジャンプのグラビアを見た時に、周りに人がいないのを見計らって、携帯のカメラでパシャリ(笑)。"ギャルコン!ネクサス 萌え萌え★じゃぱん 北日本・東日本編" という企画。なぜそんなことまで覚えているかというと、3年前にもブログでそのことを書いていたのです(笑)。爽健美茶のCMにも起用されてブレイク!!! おそらく今年は彼女の姿をもっと見ることになるはず。



 ・竹内由恵
やべっちFCのサブ・アナウンサー。年末のSPでやべっちをキュンキュンさせてましたが、見てるこっちもキュンキュンさせられたのです(笑)。メインの前田アナといい、ここは天然枠なんでしょうか。ミス慶応だそう。サッカー番組の女性アナウンサーといえば、昨年一杯でBSのJリーグタイムを卒業した枦山南美アナも、時々ゲストで来る早野宏史との噛み合わない掛け合いがとても好きでした(笑)

 ・穂花
昨年いっぱいでヌード/AV は引退だそう。やりすぎコージーの "モンロー祭り" を見て以来のファンだったのでちょっと残念。とりあえず、お疲れさまでした。そして、お世話になりました(笑)。今後はテレビ・タレントになるのかな? ところで、モンロー女優といえば、「おねがいマスカット」 という番組で (下の動画)、エロ替え歌を嬉々として歌っていた、みひろがメッチャかわいかったな。キュンとは別にしなかったけど(笑)



 ・椿姫彩菜
年末に実家の居間に転がっていた椿姫さんの本を読んで思い出した昔のこと。転がっていたのは、有名な彼女の自伝 「わたし、男子校出身です。」 ではなくて、写真集/エッセイの 「C'est Ma Vie」 という本。この本にも彼女の生い立ちに触れているところが少しだけあった。

椿姫さんが一向に男らしくならないことを心配した彼女の親は、小学3年生のときに彼女を小中高一貫の男子校へと編入させる。案の定、男子校に通い始めての数年間は学校に全く馴染めなかったらしい。だが、中学2年生のときの文化祭をきっかけに、素(女として)の自分が学校で徐々に受け入れてもらえるようになり、学校はそのうちに自分の居場所と感じることが出来る、唯一の場所へと変わっていったそうだ。

実は、僕も中高一貫の男子校に通っていたので、男子校の雰囲気というか空気というものを多少なりとも知っているので、同級生が彼女の素の部分を受け入れたことや、彼女が学校を自分の居場所と感じることが出来たことについては、何となくだがその状況を理解できるような気がする。

当たり前のことだけれど、男子校には男しかいないので、共学校とは雰囲気が全く違う。それは異性がいないこと、やはりこの一点に尽きる。学校では、異性の視線を全く気にすることなく過ごすことになる。すると、どうなるか。女の子がいないので、まず格好をつける必要がない。段々と格好をつけることを忘れてくる (学年が進むにつれて、色気づいてくる奴も多くなってくるけれど)。異性からのプレッシャーがないので、共学校に比べれば、かなり緩い空間であることは間違いないだろう。僕自身もそうなのだが、性格がマイペースになってくる。男ばっかり、という独特の空気にさえ馴染むことが出来れば、とにかく楽なのだ。(ところで女子校はどうなんだろう?)

男子校なので、基本的にマッチョなもの、例えば、音楽だったらハードロックやメタル、マンガだったらヤンキーものやバトルものなどが好まれる傾向が強い。ヤンキー漫画の大傑作 「特攻の拓」 などは、授業中によく回し読みされていた。で、授業後の休み時間に 「オメェ、ミンチにしちゃうぞっ」 とかアホなことをずっと喋っていた(笑)。しかし、そんなマッチョ趣味に同調しないとハブにされる、というような同調圧力はあまりなかったように思う。もちろん学校によって差はあるだろうけど、生徒間におけるストレスが少ないので (高校受験もないし)、目を覆うような酷いイジメもなかった。もともと男同志の関係というのはサッパリしているものだが、男しかいないと、さらにサッパリしたものとなる。昔の少女マンガで描かれたような世界では決してない(笑)

ただ、学校の教師による体罰という名の理不尽な暴力はあった (もちろん僕たち生徒が悪いことも多々あったんだけど)。ちなみに僕は入学したてのころ、体育の授業の初回に見せしめでシバかれた。理由が準備体操中に時計(校舎についてるデカいやつ)を見るな!だぜ。見てねえし、知らねえよ。後で聞けば、全クラスで必ず一人シバかれた、生け贄がいたらしい(笑)。もっとも体育教師と僕というのはどうも相性が非常に悪いらしく(笑)、その後、担当の教師が変わっても何度かシバかれた。そのことは友人との間で今でもネタになるくらいよく覚えているし、よく覚えられている。

また、男子校の出身者というのは、キャラの濃い奴が多い。というのも、学校に自然とそうなるような環境があるからだ。逆に、この環境に抵抗することで、キャラが濃くなりもする。クラスの空気を支配するのは、男ならではの無意味で軽いノリだ。そのノリを中心にして、ノリを仕切る奴、仕切る人間をサポートする奴、周りでノリを囃し立てる奴、ずっと寝てる奴(笑)など、そのノリを中心にして教室内でのキャラが決まっていく(役割分担のようなもの)。また、女子がいないことで、男子はテレなくキャラになりきれる。そのため、その各キャラが自然とより濃いものになっていく、というわけ。そして、それが性格形成に大いに影響してしまう。まあ、このノリを学外でやると、白い目で見られたりもするんだけど(笑)

すごく横道にそれてしまったが、要するに何を言いたかったのかというと、男子校の場合、濃いキャラクターを受け入れることに対して、割と寛容な面があるということ。共学校なら 「キモイ」 の一言で仲間外れにされてしまいそうな人間でも、笑いのひとつでも取ることができれば、それがおいしいキャラとして、あっさりするくらい受け入れられてしまう。おそらく彼女の同級生たちの多くは、性同一性障害について理解した上で、彼女を受け入れたというよりは、彼女を女性キャラとして、初めは受け入れたのではないかと思う(僕の想像が間違っていたならゴメンナサイ)。

ここまで書いたことは所詮、僕個人の経験や想像でしかないので、彼女が大勢の男子の中で過ごさぜるをえなかった10年ほどの間のことは(今もだが)、まるで想像することも出来ないけれど、彼女が中学高校という思春期を男子校で過ごしたことは、もしかしたら共学校で過ごすよりも多少は楽だったのかもしれない。また、「学校が自分の居場所と感じることが出来る唯一の場所だった」 という男子校時代が、少しでも長くあったのであれば良いなあ、と同じ男子校出身者として思ったのでした。

あと、芸能人としての椿姫さんは、同じような境遇である他の芸能人とは違う、オルタナティブな活動をしていると思うので、そこも応援したくなるところです。これだけ長々と書いておきながら(ほとんど自分の話になってしまったw)、「わたし、男子校出身です。」 はまだ読むことが出来ていないので、近々読んでみたい。

ここまで書いたものを読み返してみると、まるで男子校に通ったことが自分にとって良かったなんて言っているようだけど、それは断じて違うと言っておきたい。男子校にもう一度通うなんて絶対にゴメンだ。やっぱり女の子がいる学生生活の方が全然良い。なんだかんだ言っても、結局はこれが理由(笑)。最後に、動いている彼女を初めて見た番組、"マルコポロリ" が YouTube にあったので貼り付けておきます。



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by bigflag | 2009-01-18 01:13 | ・徒然記 | Comments(4)  

2008年の漫画ベスト10

順不同で、作者の名前順です。

1. 荒川弘 「鋼の錬金術師」 (スクウェア・エニックス / 少年ガンガン / 21巻)

不覚にも今まで全く読んでいなかった作品。たまたま見たアニメがものすごい傑作でドハマリした結果、マンガも大人買い。最新刊で最終章に突入とあったが、どう決着させるのか楽しみ。アニメ版では錬金術というオカルティックな面を加速させて、等価交換の原則を血生臭い論理で着地させたけれど、原作はいかに?

2. 一色登希彦 / 小松左京 「日本沈没」 (小学館 / スピリッツ / 全15巻)

祝完結! 2008年に連載されていたマンガの中で、最もネームがキレていた作品のひとつ。天皇が勅語を下すシーンなんか、よく書くことが出来たなあ。まさにいま読まれるべきマンガ。作者のブログを読むと、最終巻は加筆もされるようなので非常に楽しみ。

3. 羽海野チカ 「3月のライオン」 (白泉社 / ヤングアニマル / 2巻)

17歳のプロ棋士と彼を取り巻く人々、主にとある3姉妹や師匠の家族、棋士仲間との交流を描いた青春もの。ハチクロで登場した美大生たちが、この物語では一人の少年の中に詰められている。2巻にして早くも 「ハチクロ」 を凌ぐ傑作になりそうな予感。

4. さそうあきら 「マエストロ」 (双葉社 / アクション / 全3巻)

祝完結! クラシックのオーケストラを描いた作品。人気の 「のだめカンタービレ」 と同じ題材です、と言って宣伝。主人公も同じ指揮者。ただし格好良い若者じゃなくて、ジジイだけど(笑)。でも、格好良いジジイやババアが出てくるマンガって、たいてい面白いんだよ。これもそう。ジジイとオケのメンバー各々とのぶっきらぼうな対話が丹念に描かれている。「神童」 を凌ぐ傑作!!!

5. 志村貴子 「放浪息子」 (エンターブレイン / コミックビーム / 8巻)

女の子になりたい少年の話。連載開始当初、小学生だった少年も中学生へと成長して思春期を迎え、自身の願望をいよいよ抑えられなくなりつつある。作者特有のフワッとしたタッチで描いているため、重い作品にはなっていないんだけど、重いテーマであるだけに、佳境へとさしかかりつつある連載からは一刻も目が離せない。

6. 菅原雅之 「暁星記」 (講談社 / モーニング / 全8巻)

祝完結! 昨年に続いての紹介。雑誌連載が打ち切られると、そのまま終わってしまうことがほとんどなのに、幸運にもこの作品は書き下ろし3冊を加えて無事に完結を迎えた。ロウエルとナズナが登場して以降の混沌とした展開は濃密だった。本音を言うなら、この奥深い物語をもっと楽しみたかったけれど。。。

7. 東村アキコ 「ひまわりっ 健一レジェンド」 (講談社 / モーニング / 9巻)

作者の自伝的要素を含んだフィクションで、マンガ家志望の主人公が周囲の親や仲間に振り回されまくるコメディ。父親の実話エピソードを主としていた最初の頃も面白かったけど、ウィング関先生の登場など上京してからはさらにヒートアップ中。いま一番笑える作品。連載作品すべて外れなし(基本的にはどれも同じノリなんだけどw)。

8. みなもと太郎 「風雲児たち」 (リイド社 / コミックトム / 全20巻)
           「風雲児たち 幕末編」 (リイド社 / COMIC乱 / 14巻)
ネットで話題になっているのをよく見かけたので購入したところ、これがとんでもなく面白くってすぐに大人買い。幕末の志士たちを描くために、関ヶ原の戦いまで遡って描いているんだけど、物事の点と点が繋がって線になる瞬間がバシバシある。歴史に限らず、そんな時に感じる快感ってたまらない!

9. 山下ユタカ 「暴虐外道無法地帯ガガガガ」 (講談社 / アフタヌーン / 4巻)
この作品の存在に気付いたときは、既に1巻が絶版状態だったので、読めずにいたんだけど、運よく中古で手に入れて続きも入手。読んで、連載中にこの作品を応援できなかったことを激しく後悔。未完だが、それでも読む価値がある。物語の舞台は、「AKIRA」 的な無法地帯 (SF的要素はなし)。そこで起こるアウトローたちの抗争がすさまじい速度で描かれている。

10. やまだないと 「ビアティチュード」 (講談社 / モーニング・ツー / 1巻)

ボーイズラブを軽く匂わせたトキワ荘フィクション。「まんが道」 が心のベストテン第一位の自分にとって、これは楽しすぎるお話。「まんが道」 とは違って、やはりドロっとしてますけど(笑)。たまにしか連載されないのでヤキモキしてしまう。やまだないとが、好きという人も苦手という人も必読!!!

◆その他◆
過去にベストにあげた作品では、三宅乱丈 「イムリ」、 山田芳裕 「へうげもの」、よしながふみの 「大奥」 は、かなり盛り上がってきてる。他に順調なのは、くらもちふさこ 「駅から5分」、吉田秋生 「海街 diary」、山口貴由 「シグルイ」、河合克敏 「とめはねっ!」 あたり。

少年ジャンプだと、新章になってからの 「ワンピース」 が面白い。前章は適当に流し読みしかしていなかったけど、毎週目が離せない展開になりつつある。里が壊滅状態に陥っている 「NARUTO」 からはさらに目が離せない。

新連載で期待したい作品は2つ。まずは、「皇国の守護者」 の伊藤悠がスピリッツで開始した 「シュトヘル」。もう一つは、昨年に大作 「EDEN」 を完結させた遠藤浩輝がイブニングで描き始めた 「オールラウンダー廻」。総合格闘技が好きだってことは、「EDEN」 における格闘シーンにも表れていたので非常に楽しみ(短編でも総合格闘技ものを書いてたし)。

おまけに続く・・・
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by bigflag | 2009-01-15 00:10 | ・マンガ | Comments(6)  

2008年の音楽ベスト Vol.5

◆J-POP その2◆

 ・中島美嘉 / Orion
ドラマ 「流星の絆」 のエンディング・テーマだった曲。ドラマは、兄弟が戸神パパを犯人だと思ってからオチまでが驚くほど酷い内容だったけど(笑)、それまではクドカンらしい悪ノリもあってけっこう楽しめた。東野圭吾の本は読んだことないんだけど、あんなオチでもミステリー作家と名乗ることができるのか。。。しかし、あの程度で人気があるなんて、ちょっと信じられない。まあ、この本がたまたま駄作だったのかもしれないけれど。

東野圭吾のことはさておき、この曲を聞くと、彼女がデビューした頃のことを思い出す(デビュー曲もタイトルが星、”Stars” だった)。彼女がデビューした2001年は、浜崎あゆみが全盛を極めていた頃で、中島美嘉は和製ディーバの流行に乗りつつも、浜崎あゆみ、すなわちエイベックス的なるものへのアンチとして出てきたようなイメージがあった。少し言い換えるのであれば、J-POP に歌謡曲的なものを復古させようという動きみたいなものを、彼女のデビューの背景に感じたことを覚えている。



エイベックス的なるもの、その確立を用意した(素地を作った)のは、昨年に逮捕された小室哲哉が手掛けた一連の tk プロデュース群だろう(エイベックス以前に、ビーイングが既に確立していたのかもしれないが)。僕が普段読んでいるブロガーさんたちの多くは、ほぼ一様に彼の逮捕を悲しんでいたんだけれど、僕にはその気持ちがあまり理解できなかった。皆さんが評価する TM Network を通っていたら、その気持ちを僕も理解できたかもしれないが、TM Network で聞いたことがあるのは、「シティハンター」 や 「逆襲のシャア」 といったアニメで使用されていた曲くらいだ。"Beyond The Time" は、ガンダムのテーマ曲らしいスケール感や曲の終盤で入ってくるサックスとキーボードの絡みが好きでよく聞いていた。



しかし、僕が音楽を積極的に聞き始めたころ、テレビやラジオで流れていたのは、「ディスコ+カラオケ÷2」 というゴミクズのような方程式で作られた曲だった。まあ、実際にそんな方程式を元に楽曲を作っていたわけではないだろうけど、ヒットの秘訣はと聞かれて、こんなことをポロっと言ってしまえる tk の薄っぺらい感性そのものが嫌いだった。テレビで流れるサビの部分だけはそれなりに形を整えて、あとは適当に作っているとしか思えない曲を量産するミリオンセラーの奴隷、小室哲哉にはそんなイメージをずっと抱いていたので、金の絡んだ詐欺容疑での逮捕は、僕にとっては至極納得のいく罪状だった。

浜崎あゆみに話を戻すと、彼女はその後、自己プロデュース力を強めていき、エイベックス的な楽曲からは少しずつ離れて、独自の世界を追求していくんだけど、オリジナリティを獲得しようとすればするほど、反対に音楽の質そのものは劣化していくという、当人に自覚があるのかはさておき、はたから見ると恐ろしい状態が進行し、現在に至っている(実際に売り上げも下降していると聞く)。そのため、その存在は未だにエイベックスの看板であるものの、現在の彼女の音楽がエイベックス的なるものの象徴かというと、やはりズレが生じているのは事実だろう。

そして、この状況を理解していると思しきエイベックスは、ここにきて戦略を原点回帰へと舵を切った(ここでいう原点とは、tk プロデュース全盛期ではなく、tk が落ち目になり出したころ、つまり tk 以後のことだ)。そのことは、昨年にエイベックスが大々的にデビューさせた Girl Next Door を見れば、誰の目にも明らかだろう。このグループには、エイベックス的なるもののパーツがこれでもかというほど張り合わせられている。



その浜崎と同じように自己プロデュース力を高め、エイベックス的なるものを突破したミュージシャンがもう一人いる。安室奈美恵のことだ。彼女はここ数年、アメリカのR&Bの模倣を徹底して重ねることで、USメジャーのリアリティをJ-POPシーンに持ち込み、独自の地位を築くことに成功していた。そして、昨年のヴィダルサスーンとのコラボレーションで、自身の再ブレイクを決定的なものにした。ただ、浜崎あゆみの場合、安室奈美恵とは違って、エイベックス的なるものを突破したというよりは、エイベックス内に自治領を築いている、と言った方がより正確な状況かもしれない。

安室奈美恵の再浮上は、上記のような理由もあるのだが、もうひとつ重要なことがある。それは、女性が女性芸能人を評価するにあたっての評価軸に変化が起こっているということ。単純に言ってしまうと、ある程度以上 「カワイイ」 ことが前提で、浜崎あゆみを評価するキーワードを 「キレイ」 とするなら、安室奈美恵を評価するのは 「カッコイイ」 というキーワード。前者のキーワードは、今も生きているし今後も残るのは間違いないけれど、それと同時に、同性からの評価を獲得する上では、後者のキーワードもまた女性芸能人にとって、今後さらに重要な要素となってくるはず。また、浜崎あゆみの人気下降の原因は、音楽性の変化以上に 「キレイ」 でなくなってきていることかもしれない。そういえば、エイベックスには "エロかっこいい姉" と "エロみっともない妹" がいるな(笑)



中島美嘉のことを書こうとしたら、小室哲哉や浜崎あゆみ、安室奈美恵のことも書けるなーということで、話がやたらと脱線してしまった(笑)。上に書いた自分の認識が正確かどうかはさておき、僕にとって中島美嘉は、宇多田ヒカルのように圧倒的な才能をもって出現したという人ではないんだけれど、なんとなく期待を感じさせてくれたシンガーなんですよね(結局、僕の期待した流れは生まれなかったけれど)。どこか陰を感じさせる声も好きです。

しかし、こういう交通整理的なことって、書いてる時は気持ち良いんだけど(射精だw)、後で読むと寒いよなー。。。記事ごと消そうかとも思ったけど、今後の戒めとして残しておきます(笑)

漫画ベストに続く・・・
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by bigflag | 2009-01-12 10:57 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(10)  

2008年の音楽ベスト Vol.4

◆J-POP その1◆

 ・Perfume / マカロニ、 セラミックガール、 Love The World
「Game」 は次点に入れても良いかなってくらいは聞いたんだけど、Perfume をベストに入れる人は他にいくらでもいるだろうから、2008年にリリースされたもので、特に好きだった曲を紹介。ところで、なんで自分は Perfume 以外の中田ヤスタカ・プロデュース作があまり好きではないんだろうかと考えたんですけど、それはもう単純に Perfume がJ-POPリスナーのド真ん中にまで届くように、中田ヤスタカが計算して作っているからなんだと思う。Capusule はクラブ・ミュージック (ニューエレクトロ) よりだし、meg は (産業)サブカル・リスナーが目に入っているだろうし、鈴木亜美については・・・あんまり考えてないんじゃないかと(笑)

そもそも、中田ヤスタカが作る音楽は、ジャンル各々における王道で勝負できるほどではない、という印象がある。例えば、ニューエレクトロというジャンルにおいて、そのシーンを代表する Justice なんかと Capusule を比べると、曲の持つ強さというかインパクトが足りないように感じる。何というか軽いんですよね。まあ、この手の音に自分は疎いので、聞く人が聞けば違う感想を持つのかもしれないけれど。

つまり、何を言いたいかっていうと、中田ヤスタカって人は、ニッチ市場における職人のような音楽家ではないか、ということ(そこを掘り起こした人でもあるので、単なる職人ではないけれど)。ニューエレクトロを J-POP に落とし込むなんてのはまさにそうで、とても巧みに J-POP を衣替えさせることに成功している。ベストにあげた、"セラミックガール" はパーカッシブなエレクトロ・ポップとして、"Love The World" はキッチュなガールズ・ポップとして、ものすごく完成度が高い。この2曲は、良い意味でも悪い意味でも、自身の作る楽曲の軽さ (のようなもの) を逆手にとっているようで、中田ヤスタカの可能性を感じさせる名曲だと思う。"マカロニ" に至ってはアイドル歌謡だもんなー。

  

 ・いきものがかり / 帰りたくなったよ
友達に誘われて行った10月の関西学院大学でのフリーライブで、いきものがかりの曲を初めてちゃんと聞いたんだけど、正直なところ、そんなに才能のある人たちではないと思う。いきなりそんなことを言っておいてなんだけど(笑)、ライブで彼らの MC を聞いていると、彼らって全然スレてないことが伝わってくるんですよね。それで、この曲にはそんな彼らのスレてなさというか、地方出身者的な純朴さが良い感じに出ていて、ちょっと弱っている時に聞くとすごく染みる。というか染みました(笑)。しかし、J-POPのシングルって、安っぽいストリングスを重ねたオーバー・プロデュースが多くてホントにウンザリする。これはミスチルのプロデューサーでお馴染みの小林武史の悪影響なんじゃないかと勝手に思っているんだけど(笑)、もっと昔からなんでしょうか。



 ・小谷美紗子 / WHO -08-
ドラマ 「ゴンゾウ」 のエンディング・テーマだった曲。小谷美紗子というと、ピアノの弾き語りで暗い歌を歌っている人なんてイメージだったんだけど (この曲も別に明るくないですけどねw)、これはドラマの内容とピッタリ合った曲で、薄暗い格好良さがある。名曲です。



 ・中川翔子 / 綺麗ア・ラ・モード
作詞が松本隆、作曲が筒美京平、という黄金コンビで話題になった曲。昔ながらのアイドル歌謡の秀作。ただ、ひとつ難点は、ショコタンは声質が普通すぎて、歌声にあまり魅力を感じないことでしょうか。



Vol.5 に続く・・・
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by bigflag | 2009-01-10 18:54 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(4)  

2008年の音楽ベスト Vol.3

第三弾は、ミックスCDとリイシューものを紹介。

◆Mix CD◆

 ・Funk D'Void / Sci-Fi-Hi-Fi 04 (レビュー
2008年のベスト・ミックスCD!

 ・Goodings RINA / Nightbird : Goodings Rina Nonstop Covers
米米CLUBや電気グルーヴなど、80~90年代の歌謡曲/J-POPを中心にセレクトした曲をジャズやレゲエ調でソフトにカバー&ミックスした作品。2007年の岡村ちゃんカバーが傑作だったように、本作でもカバーのセンスが光る。


 ・Luciano / Fabric 41 (レビュー


 ・Simian Mobile Disco / Fabriclive 41 (レビュー


 ・やけのはら / Brilliant Empty Hours (レビュー


◆Reissue◆
 ・美空ひばり / ひばりとシャープ : 虹の彼方 ('61)
ジャズのスタンダードを歌っている作品だが、美空ひばりの歌としか言いようのない音楽。ジャズ・グルーヴは全くないんだけど、交響曲のようなゴージャス感が作品を包んでいる。作品として聞いたのは本作が初めてだったが、とんでもない存在感に度肝。これは一種のトリップ・ミュージック!!

 ・Fripp & Eno / No Pussyfooting ('73)
いわゆるアンビエント/ドローンの元祖的な作品だが、ロバート・フリップのギターがイノベイティブ過ぎる。ノイズを垂れ流してるだけの凡百のギタリストとは次元が違う。この人はやっぱり天才だな。クリムゾン的な凄みもある。

 ・Lula Cortes e Ze Ramalho / Raebiru ('75)
ブラジリアン・サイケの秘宝。ルーラ・コルテスとゼー・ハマーリョによるギター・アンサンブルの振れ幅がすごい。シンプルなアンサンブルほど、耳を奪われる美しさがある。アシッド・フォーク/サイケデリック・ロックの傑作。

 ・Schema Sextet / Look Out ('00)
Schemaが2000年にリリースしていたイタリアを代表するジャズ楽団、Basso=Valdambrini のトリビュート盤。High Five の新作よりずっと良い。

 ・Sun Ra / Sleeping Beauty ('79)
数あるサン・ラの作品の中で最も美しく静かなサウンド。たゆたうようなエレピが心地良い、メロウなアンビエント・ジャズ。Build An Ark がカバーした "Door Of The Cosmos" も収録されている。

 ・23 Skidoo / Urban Gamelan ('84)
前回の再発では買い逃してしまったが、今回はきっちりゲット。ニューウェーヴ期に先端を走っていた音楽が持つグルーヴの格好良さは永遠だな。

 ・Valdambrini = Piana Quintet / Afrodite ('77)
こちらも Schema から再発されたイタリアン・ジャズ。オープニングの "Arabian Mood" なんか、今の nu jazz そのものという曲。Dina Piana というトロンボーン奏者は、2008年の発見のひとつ。年末に再発された "Basso Valdambrini Quintet plus Dino Piana" と Gino Marinacci の"...idea" でも彼の名演が聞ける。

 ・X-102 / ReDiscovers: The Rings Of Saturn ('92)
Jeff Mills、Mike Banks、Robert Hood という(当時の)URメンバー三人によるプロジェクトが、未発表曲を追加して再発。未発表曲の追加の評判はあまり良くないが、ハードコア・テクノの傑作である"Ground Zero"、この一曲を聞くためだけにでも買う価値がある。

Vol.4 に続く・・・
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by bigflag | 2009-01-08 00:12 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(4)  

2008年の音楽ベスト Vol.2

第二弾は、ベストには及ばなかった次点の作品10枚(順不同)とコンピを紹介。

◆次点◆

 11. Fleet Foxes / Fleet Foxes (レビュー
2008年のベスト・ニューカマーのひとつ。

 12. Harry Beckett / The Modern Sound Of Harry Beckett (レビュー
2008年のベスト・ダブ・ミュージック!

 13. Kidda / Going Up (レビュー

 14. Lindstrom / Where You Go I Go Too (レビュー
2008年のベスト・プログレッシブ・ミュージック!

 15. Medeski Martin & Wood / Zaebos : Book Of Angels Vol.11 (レビュー
2008年のベスト・ジャズは惜しくも逃したが、カバーアルバムではベスト!

 16. Morgan Geist / Double Night Time (レビュー
2008年のベスト・シンセポップ!

 17. Native / Just Four
日本人ジャズ・カルテットの4作目。グルーヴの線はやや細めだが、透き通るようなメロディと演奏が心地良い。2008年のベスト・和ジャズ!

 18. Nicolay & Kay / Time:Line (レビュー
The Foreign Exchange の新譜も出すなど、Nicolay にとっては充実の年。

 19. Osborne / Osborne (レビュー
2008年のベスト・ハウス!

 20. Theo Parrish / Sound Sculptures Volume 1 (レビュー
2008年のベスト・ディープハウス!

◆Compilation◆
 ・V.A. / On The Spot vol.2
Ricky Tick による北欧ジャズ・コンピ・シリーズの第2弾。今回は、60年代のデンマーク産ジャズからのセレクトで、選曲を担当したのは Povo の Andres-Peter Andreasen。外れなし。

 ・V.A. / Sleepwalk A Selection By Optimo
Optimo はぶっ飛んだミックスCDを作る人たちだけど、コンピを作ってもやっぱり凄かった。セレクトされたメンツを見ると、とんがっていそうな音を想像してしまうかもしれないが、タイトル通りのチルアウト・ミュージック。寝るときによく聞いた一枚。Fripp & Eno の再発盤にやられた人にもお勧め。2008年のベスト・コンピ!

Vol.3 に続く・・・
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by bigflag | 2009-01-06 22:26 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)