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日本 vs オーストラリア (1-0)

アジアカップ決勝戦。オーストラリアの徹底したパワープレーにハラハラドキドキしっぱなしでしたが、見事に優勝してくれましたね!! 耐えて耐えて耐えて、一刺しで殺したみたいな爽快な勝利でしたね。李忠成の美しいダイレクト・ボレーシュートは、日本のサッカー史に残るゴールになりました。いやー思い出すと、まだ興奮するなあ(笑)。では、試合を振り返る前に、まずはスタメンから。

     前田
 岡崎 本田 藤本
  遠藤 長谷部
長友 今野 吉田 内田   GKは川島

骨折してしまった香川の代役は藤本でした。利き足が左の藤本を右WGに置くことを優先したため、岡崎がこれまでとは逆の左WGの位置に入っていました。この配置と人選が日本にとってはマイナスとなり、後半に岩政が投入されるまで、日本は非常に苦しい時間を過ごすことになりました。

まず、香川の代役の藤本は、初のスタメン起用がアジアカップ決勝という大舞台だったことに加えて、経験不足・連携不足のため、非常に自信がなさそうなプレーに終始してしまい、攻撃面でアクセントになることは皆無でした。

そして、これまでとは逆サイドでプレーすることになった岡崎も、右の藤本と内田が機能不全になっていたため、左WGの位置からPA内に走り込むプレーを出すことができませんでした。さらに、岡崎の対面だった相手右SB・ウィルクシャーのケアができていなかったために、そこから簡単にクロスを前線に放り込まれていました。

しかし、オーストラリアの攻撃は両サイドから前線へのロングボール、これ一本で来ましたね(笑)。いくら日本がそれを苦手としているからって、そればっかりってのはどうなんだと。プレーしていて、楽しいんですかね(って余計なお世話かw)。ロングボールは先発のDF全員が競り負けまくってましたが、セカンドボールに関しては、余ったDFやボランチの選手がギリギリのところで拾い続け、そして、拾いきれなかったシーンでは、GKの川島が神がかったセービングを見せて、ゴールを死守してくれました。

で、流れが変わったのが、藤本に替えて岩政を投入し、今野を左SBにズラして、長友をひとつ前のポジションへ上げ、岡崎を従来の右WGの位置に戻した、ザッケローニが巧みな采配を見せた瞬間からでした。この采配によって、ケーヒルやキューウェルとのロングボールとの競り合いに五分で渡り合えるようになり、守備が安定するようになりました。とはいえ、岩政が入ってからも、決定機を何度か作られましたけどね・・・

しかも、左WGへポジションを上げた長友が前線で積極的に仕掛け始めたことで、左サイドは攻守両面で優位に立つことができるようになりました。また、最終ラインが安定したことで、内田も積極性を取り戻し、日本のサイドアタックが機能し始め、長友のクロスから岡崎のあわやゴールというシーンも作ることができました。

ところで、岩政投入の前後で選手とベンチとの間で何だかゴタゴタしていましたけど、あれは今野をボランチへポジション・チェンジさせようとしたら、それを今野が渋ったらしいですね。別に反旗を翻したとかではなくて、直感的にバランスが崩れると思ったんでしょうか。で、監督はそれを受けて(選手側からの提案もあった模様)、上記のような交代策に落ち着いたらしいんですけど、コミュニケーションを重視するという監督の個性がモロに出たエピソードですね。生きた組織というか、非常に面白い話だと思います。今まで、そんなシーン見たことないもんなあ(笑)

岩政の投入後、日本に良い時間もありましたが、やはり疲労からか動きは総じて鈍く、試合は延長線へ突入。そして、延長後半4分。決勝点の生まれたシーンですが、いま試合開始直後かという長友の動き(笑)。長友は、お茶の水博士が生んだ10万馬力のロボットなんでしょうか(笑)。オーストラリア戦の前から、ミランだ、インテルだ、バルサだ?!(右SBのダニエウ・アウベスに移籍話が出ているので、無い話でもないんですよね、これがw)と噂が飛び始めていましたが、ビッグクラブへ移籍したとしても何も不思議じゃないですね。

試合の翌日のインタビューで、李は自分のボレーシュートをYouTubeで何度も見返したと言っていましたが、アジアカップが開催される毎に、あの決勝点は繰り返しリプレーされるでしょうね。オーストラリアのDFがニアへ勝手に突っ込んで行ってくれたおかげで(笑)、まるで李とシュワルツァーがサシで決闘しているかのようなシーンになって、なんか映画的ですらありましたね。

幾度も苦境を跳ね返しての優勝は本当に見事だったと思います。やったぜ日本!!!!!!!!!!!!!!!
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by bigflag | 2011-01-31 21:05 | ・サッカー / 日本代表 | Comments(0)  

日本 vs 韓国 (2-2 / PK 3-0)

アジアカップ準決勝。またしてもジェットコースター・ストーリー(笑)。しかも、ふざけたPK判定が2回!!(笑)。帳尻合わせみたいなPKをもらったの、今大会で2回目ですよ(笑)。まあ、こうして笑えるのも韓国に勝ったからこそ!!! では、試合を振り返る前に、まずはスタメンから。

     前田
 香川 本田 岡崎
  遠藤 長谷部
長友 今野 岩政 内田   GKは川島


前半は完全に日本のペースでしたね。韓国のDFラインの前にあるスペースを、本田と香川が自由に使えたことで、相手を中央に引きつけてから、外のスペースを使うサイドアタックが上手く機能したため、前田の見事な先制点を含め、何度か決定機を作ることができていました。今大会の本田は、シュートはいまひとつですが、フィニッシュに繋がるラストパスが本当に冴えてますね!!

一方の韓国は、長友、今野、内田といった身長の低い選手の裏へロングボールを放り込んで、一対一で競り合う場面を多く作ろうとしていました。実際、韓国の先制点も、そうした展開から生まれたものでした。非常にふざけたPK判定でしたが(笑)

後半に入ると、韓国が前半の問題点を修正し、バイタルエリアを埋めてきたことで、日本は中央で起点が作ることができなくなり、サイドのみでの小さな展開を余儀なくされるケースが増え、効果的な攻撃がほとんど出来なくなりました。韓国も体力的にキツイせいか、ダイナミックなプレーは影を潜めていましたが、サイドで岩政や内田と一対一のシーンを意識的に作り、それが日本の脅威となっていました。

そういえば試合前、チャ・ドゥリのオーバーラップをいかに止めるかが、"やべっちFC" で議論の的になってましたが、長友があっさり完封してくれました(笑)。今大会の長友の守備の安定感は非常に素晴らしいですね。もう抜かれる気がまったくしません。W杯、セリエAでの経験が本当に自信になってるんでしょうね~

後半も終盤になると、日本の方が消耗している印象があったので、なんとかPK戦に持ち込んでくれと思っていた矢先、前田の見事なキープから、本田が出したスルーパスに岡崎が走りこんだところで、またもふざけたPK判定。松木も 「中で良いでしょう!!」 と断言(笑)

逆転ゴールを奪った日本は、伊野波を投入して5バックに。これを機に、日本のDFラインはPA内まで下がりっぱなしになってしまい、韓国のボールホルダーへ誰もチェックに行けなくなり、ロングボールを好き放題に入れられ始める。本田と長友の時間稼ぎで、怪しくなった雲行きが晴れたと思いきや、最後に投入された本田拓也が不用意なファールでFKを与えると、そのボールを競り合いの末に押し込まれてしまい、土壇場で同点に追いつかれてしまう。

この展開でのPK戦は、日本にとって非常に不利。しかも、トップバッターは、この試合ひとつPKを失敗している(細貝の怒涛のツメがなかったらと思うと・・・)本田。が、しかし本田がこのPKを豪快に決めて、一気に流れは日本へ。そして、川島が相手PKを2本連続で止め、最後にこの日誕生日だったという今野がきっちり決めて、日本の決勝進出が決定!!

決勝の相手はオーストラリア。韓国よりもさらにパワープレーが強い相手なので、今のDF陣では非常に不安ですが、ボールホルダーへのプレスと、ロングボールを放りこまれたあとのセカンドボールを制することができれば、勝てると思います。是非、アジアカップを掲げて、コンフェデ杯に望みたいですね!!!
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by bigflag | 2011-01-26 12:47 | ・サッカー / 日本代表 | Comments(0)  

日本 vs カタール (3-2)

アジアカップ準々決勝。なんでこうも毎度のように、アジアカップはジェットコースターのような展開になるんでしょうか(笑)。2度のリードを引っ繰り返すなんていう、こんなクソ都合の良い展開(最後には勝つ!!という)、マンガでも無理ですよ。こんなのリアリティがないって、却下されそうな展開でした(笑)。では、試合を振り返る前に、まずはスタメンから。

     前田
 香川 本田 岡崎
   遠藤 長谷部
長友 吉田 今野 伊野波   GKは川島


序盤、カタールのフィジカル・コンタクトが厳しいため、例によって日本はボールを繋げない立ち上がり。しかも前半の早い段階で失点してしまう。この失点シーンもそうでしたけど、試合を通じてカタールは、日本の両SBの上がった裏のスペースを意識的に狙っていました。で、その際、日本はCBがカバーに入るわけですが、今野がサイドに釣り出されたときは安心して観ていられるんだけど、吉田が釣り出されたときは一対一が弱いため超不安(実際に失点に絡んだ)という展開。

失点後は日本もプレースピードを上げて、カタールのプレスをかわせるようになり、ショートパスを左右に何本もテンポ良く繋げるようになってきました。同点ゴールのシーンもそんなプレーから生まれました。今大会、本田のプレーは冴えてるとは言いがたい出来ですが、相手が接近した時間のない中でのプレー時に見せる落ち着きは、日本の中では突出していると言えますね。2度の同点ゴールに絡んだパスはいずれも見事だったと思います。左足でミドルシュートを全く打てていないのが気になりますが。。。

そして、香川。相手にガツッと当たられると、アジア・レベルでもボールキープは安定しませんが、ボールを半身で受けて前を向いたときのプレーのクオリティは、過去の代表選手と比較してもズバ抜けて早く、そして正確です。ピッチの左半分を流動的に動くことで、このチームにおけるプレーヴィジョンを確立しつつあり、この日は全得点に絡む活躍でした。

一方、攻撃陣で厳しいのはワントップを務める前田。クサビのボールをキープすることができず、ボールロストすることが非常に多い。ただ、徐々にフィジカル・コンタクトにも慣れてきたのか、ファウルを貰う最低限のプレーはできるようになってきました。あと、左サイドに意識的に流れることで、中央へ香川や岡崎を呼び込むことが出来るようになり、攻撃陣とのコンビネーションは取れてきているようにも見えます。とはいえ、頼りないのも事実ですね。岡崎は地味に上手くなってきており、アジアでは非常に頼もしい(笑)

後半16分に吉田が退場になったあと、すぐに失点したときは終わったと思いましたが(笑)、カタールに数的優位を活かす術がないため(セバスチャンへの放り込みが戦術)、思ったほど苦しい展開にはなりませんでした。日本はフォーメーションが4-2-3みたいなゼロトップになり、ワントップのスペースを香川、本田、岡崎が代わる代わる使っていくような感じで、数的不利の状況に上手く対応できていました。

日本はCBを鍛えている最中みたいなものなので(笑)、相手が韓国やオーストラリアとなると非常に不安ですが、このまま上手く成長曲線を描いて、なんとか優勝してコンフェデ杯の出場権を獲得して欲しいところです。
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by bigflag | 2011-01-23 00:12 | ・サッカー / 日本代表 | Comments(0)  

2010年のベスト、おまけ

◆韓国ドラマ◆
ずいぶん前に 「コーヒープリンス1号店」 という韓国ドラマが面白いと書いたことがあるんですけど、昨年は久しぶりにハマった韓国ドラマがありました。ひとつは 「ソル薬局の息子たち」 で、もうひとつは 「パスタ ~恋ができるまで~」 というドラマ。そのどちらも 「コーヒープリンス1号店」 と同じくラブコメ(笑)

・ソル薬局の息子たち
いわゆる大家族のホームドラマという感じで、日本人にとっては懐かしいタッチのドラマ。単純に言うと、結婚/恋愛できない4兄弟とその周辺全員がジタバタしてるだけなんですけど(笑)、セリフ回しが突き抜けてコミカルな次男、ソン・テプンにまつわる話はアホすぎて最高に笑えます。いつも下の画像のような光沢感のあるスーツを着ているんですが、格好良いというより、なんかバカっぽくて役柄にハマってる(笑)


・パスタ ~恋が出来るまで~
題名の通りイタリアン・レストランが舞台のラブコメ。デキるオトコ(シェフ)に、頑張り屋の女の子が "好き好き" と言い寄って落とす、みたいな話です(笑)。ヒロインのソ・ユギョン演じるコ・ヒョジンは、ブスかわいい感じの女の子なんだけど、シェフを見つめる目がやたらかわいいんですよね。リアクションも良いし、落ちるのも納得(笑)。少女マンガでいうところの 「イタズラなKiss」 みたいな感じ。ちなみにシェフは 「コーヒープリンス1号店」 にも出てたイ・ソンギュン。


◆People◆
ひとっていうか、女のひとですね(笑)。

・川田裕美
読売テレビのアナウンサー。僕はけっこうな声フェチなので、アナウンサー好きだったりするわけですが、川田アナのほどよく低めの声は非常にツボです。あと、顔とか声質なんかも関西臭が濃くって良いですね。多分、ミナミよりまだ南の出身だろっていう(笑)


・仲里依紗
TV Bros で一年半くらい前から連載してる 「前略、パリス・ヒルトン様」 というコラムが面白い。セレブに憧れているという設定で、毎週毎週くだらないこと書いてます(笑)。が、くだらないことを面白く書けるのはやっぱり才能ですよね。独特のテンポと文体も個性的。一人称が "仲さん" ってのが良いですね。なんかツボです(笑)。下の画像は 「純喫茶磯辺」 って映画なんですけど、こういうフテた感じの娘の役やらせたら上手いと思います。


・橋本絵莉子
チャットモンチーのヴォーカル兼ギター。アニメ「海月姫」 のオープニングテーマだった 「ここだけの話」 があまりにもツボだったので。楽器を弾いてる女の子は、自分比でかわいさ20%くらいはアップさせてる気がします(笑)


・藤井シェリー
ハーフのAV女優(日本人とアメリカ人)。このコとかRioとか見てると、グラビア・アイドルの人気がなくなるのは、仕方ないのかなと思いますね。有吉にイジられるグラビア・アイドルの図は好きですけど(笑)。あと、ちょっとエッチな写真をブログにアップしてくれるのも良いですね(笑)

・安田成美
「ゲゲゲの女房」 を見ていたので、その流れで 「てっぱん」 も見ているんですけど、44歳であのかわいさは反則。あの短い前髪が良いですね。ステキです。ヒロインの瀧本美織よりも、母親の方がかわいいという(笑)
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by bigflag | 2011-01-22 11:52 | ・徒然記 | Comments(6)  

2010年の漫画ベスト10

順不同で、作者の名前順です。

1. 新川直司 「さよならフットボール」(講談社 / マガジンイーノ / 全2巻)

主人公は、男子サッカー部に選手として所属する中3の女の子。男子とのフィジカル面の差が開いていくことへの焦燥感を、幼馴染みのいる相手チームとの試合(前からの練習含め)を通して、持ち前のテクニック/閃き/ど根性で克服する姿を鮮やかに描く。「ベッケンバウアーに出来て、私に出来ないってことはないわ」 は名言!!

2. 諫山創 「進撃の巨人」(講談社 / 別冊少年マガジン / 3巻)

巨大な防壁の中に暮らす人類と謎の巨人の攻防を描くSFマンガ。”人類絶滅の危機もの”とでも言うんですかね、好きなひとは好きなアレです(笑)。設定を思いついた勢いで書いている感じですけど、巻が進むにつれ、主役クラスの3人のキャラが立ってきて、ますます目が離せない展開。

3. 押見修造 「惡の華」(講談社 / 別冊少年マガジン / 2巻)

"クソムシが" と罵る女の子の表紙を見て、思わずジャケ買い。で、2巻の表紙は "変態なんかじゃ…ない"(笑)。いやー、素晴らしすぎるデザイン。よくぞGOサインを出したなと(笑)。好きな女の子の体操着を盗んだところを、同級生の女子に見られてしまった男子中学生の思春期モヤモヤ話。

4. 木村紺 「からん」(講談社 / アフタヌーン / 5巻)

京都の女子高柔道部が舞台。地元の有力者による権力闘争があることを匂わせる描写など、ただのスポーツもので終わることがなさそうなドロドロとしたスケール感もあり(笑)、情報量の多さに引き込まれる。ただ、主人公の女の子はほとんど狂言回し状態で、その上、分析癖のある人物のため、まったく可愛げがない(笑)

5. 都留泰作 「ナチュン」(講談社 / アフタヌーン / 全6巻)

祝完結! 事故で知能の低下した天才数学者が発表した 「イルカの映像」 を見た、とある青年が人口知能の作り方を閃き、その映像を解読するため、沖縄の離島へ渡りイルカの生態研究を始める、という近未来SFストーリー。正直、あんまり理解できてませんが、こういう訳の分からなさを味わうのは大好きです(笑)

6. 中村尚儁 「1/11 じゅういちぶんのいち」(集英社 / ジャンプSQ / 1巻)

サッカーをテーマにした短編の連作もの。短編とはいっても、安藤ソラという男の子を媒介にして、物語が組み立てられているので、群像劇と言った方が良いかも。サッカー漫画というよりは、瑞々しい青春ドラマ。僕はカメラに魅せられた女の子が好きですね(笑)

7. ひなきみわ 「miifa ミーファ」(講談社 / モーニング / 1巻)

ダメンズが寄ってくる自分について描いた、ちょっとエッチな4コマエッセイ。作者の実体験を元ネタにしたフィクションらしいですが、バイト先の祇園のママネタがやたら面白い(笑)。ちなみに、このマンガはダメ女の話ではなくって、ミーファのツッコミ芸を楽しむマンガだと思います。関西弁なのも個人的には親近感あり。

8. 三宅乱丈 「イムリ」(エンターブレイン / コミックビーム / 8巻)

2つの惑星における3種の民族による闘争を描くSF物語。最新刊から新章に入ったが、まだ逃亡劇の段階で、主人公のデュルクは未だに孤立無援の状態。連載があと何年かかろうが(あと5年はゆうにかかりそう)、最後までついていきます!! いま一番面白いマンガ。

9. 山口貴由 「シグルイ」(秋田書店 / チャンピオンRED / 全15巻)

祝完結! 南條範夫の残酷歴史小説 「駿河城御前試合」 を原作に、作者が輪をかけて残酷に美しく描いた剣豪物語。藤木源之助が伊良子清玄との再戦を申し渡される回(10巻)までのテンションは壮絶。原作を読んでいなかっただけに、ラストはショックだったが、タイトルがシグルイという以上、あの終わり以外はありえないか。

10. 羅川真里茂 「ましろのおと」(講談社 / 月刊少年マガジン / 2巻)

青森から東京へ上京してきた16歳の津軽三味線奏者・澤村雪が主人公。で、この主人公は、「しゃにむにGO」 でいうところの滝田留宇衣のような陰を感じさせるキャラで、留宇衣と同じく天才肌ながらもスランプ気味。まだ、序盤なので何とも言えないけど、期待値大。


その他、連載中のものだと、羽海野チカ 「三月のライオン」。 きらたかし 「けっちん」。 くらもちふさこ 「花に染む」(「駅から5分」 を衣替え)。 末次由紀 「ちはやふる」。 東村アキコ 「ママはテンパリスト」 ・ 「海月姫」(アニメも良かった!!)。 山田芳裕 「へうげもの」。 吉田秋生 「海街diary」 あたりは、高みで安定して面白い。

荒川弘 「鋼の錬金術師」、 いくえみ綾 「潔く柔く」、 黒田硫黄 「あたらしい朝」 は、祝完結!!
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by bigflag | 2011-01-19 12:06 | ・マンガ | Comments(2)  

2010年の音楽ベスト Vol.4

第四弾は、ミックスCDとコンピレーション、リイシューされた作品のベスト。音楽編はこれで最後です。今年は割とコンパクトにまとまりました(笑)

◆Mix CD◆
 ・The Cinematic Orchestra / Late Night Tales
「深夜の物語」 をテーマにしたシリーズもの。自身の楽曲はもちろんのこと、Flying Lotus や Burial といったダークなビート・ミュージックから、ロック、ソウル、クラブ・ジャズ、ポップ・ミュージック、Steve Reich のような現代音楽までと非常に幅広い選曲で、TCO らしい深夜の物語を華麗に紡いでいる。

 ・D-Bridge & Instra:Mental Present Autonomic / Fabriclive 50
D-Bridge 主催のレーベルである Exit、Instra:Mental が主催する Nonplus+ の楽曲を中心にして、ポスト・ダブステップ的なサウンドをディープに展開している。作中を漂う空気は終始徹底してクールで、ダウンテンポ・ミュージックの先端を堪能できるミックス。

 ・Madlib / Medicine Show Vol.10 : Black Soul
月間マッドリブの第10弾。70年代中期から後期にかけてのソウル、ファンク、ディスコ、フュージョンを中心に選曲されているんだけど、Dam-Funk のようなエレクトロ・ブギーもしっかり視野に入っていそうなミックス。月刊マッドリブの中では、旬を一番感じさせた。

 ・Shackleton / Fabric 55
自身のトラックのみで構成したミックス。未発表曲も多いらしいんだけど、Shackleton 印のパーカッションが乱舞するイカれたベース・ミュージックが洪水のように押し寄せてくるため、どれが未発表曲かよほど意識しないと分からない(笑)。相変わらずマッド!!!!

◆Compilation◆
 ・Hiroshi Fujiwara & K.U.D.O. / Michael Jackson, Jackson 5 Remixes
藤原ヒロシと工藤昌之による Jackson 5、マイケルのリミックス集。オリジナルをラヴァーズ・ロックに置換して、そこからさらにダブ・ミックスしたような感じなんだけど、素晴らしくマジカルな仕上がり。マイケルの歌声に新たな命が吹きこまれている。2010年、最もスウィートだったアルバム。

 ・John Morales / The M&M Mixes
ニューヨーク出身のプロデューサーである John Morales による、80年代を中心としたソウルやディスコ、サルソウルのリミックス集。"NYC Underground Disco Anthems" と銘打たれた Disc.1 が素晴らしくグルーヴィー。Madlib の 「Medicine Show Vol.10」 が好きなひとはマスト!!

 ・Recloose / Early Works
初期のEPや未発表曲をコンパイルしたもので、デビュー作の 「Cardiology」 を好きだったひとには嬉しいコンピ。デトロイト・テクノを下地に、自身が好んで聞いてきたジャズやソウル、ダブなどが美しく織り込まれている。聞き終わると、こんな感じのアルバムを出してくれないかなあと、ついつい思っちゃう。

 ・ゆらゆら帝国 / LIVE 2005-2009
「空洞です」 で、このバンドに目覚めたばかりなのに、なんと解散してしまった。しかし、ゆらゆら帝国はこんなにも素晴らしい置き土産を残してくれた。不気味ながらも、どこか愛嬌のある楽曲たち。まさにこれこそサイケでしょう!! 生でライブを観たかったなあ。

◆Reissue◆
 ・Cornelius / Fantasma ('97)
これが再発されて以降、"2010年に何か全部ぶっ壊れた♪" って口ずさんだひと、多いのでは?(笑)

 ・Irakere / Cuba Libre ('80)
アフロ・キューバン・ジャズ・グループのイラケレを、上田力がプロデュースした日本企画盤。UKのレーベル Far Out からの再発。ラテンのリズムの中でエレピが漂う感じは、いかにも Far Out 好みだなと(笑)。レアグルーヴとして再解釈された作品なので、非常に聞きやすいです。


Vol.1 に戻る・・・
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by bigflag | 2011-01-13 12:32 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2010年の音楽ベスト Vol.3

◆Song◆
第三弾は、曲単位で良かったものをピックアップ。

・AKB 48 / 大声ダイヤモンド (from “神曲たち”)
・AKB 48 / 涙のシーソーゲーム (from “ヘビーローテーション”)
"大声ダイヤモンド" はアイドル歌謡の見本のような曲で、演奏は確信犯的にダサいんだけど、その完璧でなさが愛おしいというか、クサいくらいが丁度良いんですよね。聞いてニヤニヤさせるのが目的というか(笑)。これは男に限っての反応だと思うんですけど、女性はどうなんでしょうね。けっこう女の子にも人気あるらしいですが。。。"ヘビーローテーション" も好きだけど、"大声ダイヤモンド" の方が歌詞のキレが良かったので、こちらをセレクト。"涙のシーソーゲーム" は、これもアイドル・ソングの定番のひとつであるソウル歌謡。大声ダイヤモンドのような突き抜けた勢いはないですけど、心地良い多幸感が好きです。

   

・G. Rina / 国道1号 (LUVRAW & BTB x G.RINA) (from “Mashed Pieces 2”)
「ヨコハマ・シティ・ブリーズ」 が好評だった、LUVRAW & BTB とのコラボ曲。Dam-Funk のようなエレクトロ・ブギーで、アーバンやらメロウという言葉に引っ掛かるひとは聞くべきでしょう。ところで、G.Rina さんは日本語で歌った方が絶対に良いと思う。

・サンボマスター / きみのキレイに気づいておくれ
・チャットモンチー / ここだけの話
アニメ 「海月姫」 のオープニング・テーマ。実はアニメを見るまで、チャットモンチーをちゃんと聞いたことなかったんだけど、もう曲がですね、かわいすぎて悶絶しました(笑)。それでいて、ちゃんとロック・バンドとしてのダイナミズムもあるし。こんなロックは、日本の女の子にしかできないよ。サンボマスターが歌うエンディング・テーマ "きみのキレイに気づいておくれ" も名曲。

   

・The Count & Sinden / After Dark feat. Mystery Jets (from “Mega Mega Mega”)
フィジェット・ハウスのプロデューサーである Herve と Sinden によるユニット。Mystery Jets という UK の5人組ロックバンドをフィーチャーした、パーティーソング。フィジェット・ハウスの良さはとんと分かりませんけど、これくらいキャッチーなら大好物。


・Four Tet / Sing (from “There Is Love In You”)
個人的にはすっかりご無沙汰だったんですけど、評判が良くて聞いてみたら、カットアップ・ハウスをやっていたので驚き。Akfen みたいで好きです。アルバム全体がこんな感じなら、年間ベストにも入れたんだけどなあ。


・KARA / Jumping
ケツ振りで有名なグループですけど、AKB 48 と比べると全然方向性が違ってて面白いですね。"大声ダイヤモンド" なんていうタイトルからして、ひと昔前のセンスで (敢えてですが、敢えてしかないような気も) やってる日本のアイドルに対して、輸出が前提の仕様というか(笑)。ポップなエレクトロは、ある種もう共通言語ですね。


・SDSN (少女時代) / Gee
こっちは脚が有名な方ですね。脚に目が釘付けで、メンバーがどんな顔してるか、ちゃんと見たことがないってひと多いんじゃないでしょうか(笑)。KARA に比べると、よりサイボーグ化してる感じで、このスキの無さはお国柄でしょうか(笑)。しかし、このキャッチーなメロディと韓国語のかわいい響きはクセになりますよねえ。KARA の曲と合わせて日本語版と韓国語版を聴き比べてみましたけど、やっぱり韓国語版の方が良いですね。体感速度が速いというか。


・放課後ティータイム / Go! Go! Maniac
最後はアニソン。実はアニメはきちんと見てないんだけど、ふとYouTubeで聞いた、この曲には腰ぬかしました。チャットモンチーでも思ったことだけど、日本でしか生まれない曲だろうなあ。高度なアンサンブルどころか完全にカオスですよ(笑)。ヴォーカルのリズム感も驚異的!!


Vol.4 へ続く・・・
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by bigflag | 2011-01-10 23:53 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2010年の音楽ベスト Vol.2

第二弾は、ベストには及ばなかった次点の作品10枚(順不同/アルファベット順)を紹介。

◆次点◆

 11. Antony & The Johnsons / Swanlights
トランスジェンダーのSSW、Antony Hegarty 率いる The Johnsons の 4th。前作は傑作ながらも重すぎる内容に、あまり聞くことはなかったんだけど、本作では、室内楽的なサウンドがアントニーの声を柔らかく包んでおり、非常に穏やかな空気が作中に流れている。サウンドの彩りもシンプルで美しい。

 12. Black Milk / Album Of The Year
デトロイトのヒップホップMC/プロデューサーの 3rd。相変わらずのドラム職人っぷりに悶絶。ドラムがハネてハネてハネまくるぅ!! タイトル通りに、アルバム・オブ・ザ・イヤーとはならなかったが、2010年のベスト・ブレイクビーツは本作。

 13. Gold Panda / Lucky Shiner
ロンドン出身のエレクトロニカ系プロデューサーのデビュー作。ミックスは、SMD の James Shaw が担当。Mouse On Mars や Scott Herren の諸作を想起させるサウンドは、90年代以降のクラブ・ミュージックの流れを汲むもので、エスニックなメロディ含め、心地良い郷愁を感じる。あと、育ちが良さそうだなと(笑)

 14. Guido / Anedia
ブリストル出身のダブステッパーによるデビュー作。流麗でスペイシーなシンセ使いによって、「アバター」 のような青いSF世界を描いているかのよう。"Beautiful Complication" のような UKガラージに回帰した曲も見られ、Gold Pand にしてもそうだが、90年代回帰が少しずつ始まっているのかも。

 15. Janelle Monae / The Archandroid
Big Boi に見出されたカンザス出身のR&Bシンガーのデビュー作。ソウル、ファンク、ヒップホップ、ロック、アフロビートなど様々な音楽を、"2719年を舞台にした人間とアンドロイドの恋" というテーマ(笑)を元に強引にまとめあげた。彼女にしか制作不能の、シアトリカルで躍動的なサウンドになっているのがグッド。

 16. J. Cole / Friday Night Lights
Jay-Z のレーベル Roc Nation と第一号契約を交わしたノースキャロライナ出身の MC によるミックステープ。Erykah Badu のクラシック "Didn't Cha Know" から、Kanye West の最新作に収録の "Devil In A New Dress" まで様々なトラックを引用して、非常にソウルフルな仕上がり。オフィシャルからフリーDLできます。

 17. Jose James / Black Magic
ミネアポリス出身のジャズ・シンガーによる 2nd アルバム。ストレートなジャズだった前作とは違い、本作は Flying Lotus / Moodymann / Mitsu The Beats など、クラブ系ミュージシャンにプロデュースを依頼したエレクトロニックなサウンドへと変化 (Benga のカバーも!!)。ただ、メロディが地味渋いため、スルメ系。

 18. Kanye West / My Beautiful Dark Twisted Fantasy
シカゴ出身のヒップホップMC/プロデューサーによる 5th。私生活における諸々のトラブル(笑)に対して、色々思うことがあったんだろうという、壮絶に過剰なサウンドはもはやプログレの世界。とはいえ、"21世紀の精神異常者" を使った "Power" は良い出来とは言えないが、これをやる必要があったのかも。

 19. The Morning Benders / Big Echo
カリフォルニアの4人組ロックバンドによる 2nd。プロデュースは、Grizzly Bear の Chris Taylor が担当。いわゆるサーフ・ポップと言われるサウンドで、やけのはら、Toro Y Moi の作品と並んで、クソ暑かった夏に大変お世話になった一枚。前半4曲のようなウェルメイドなポップ・ソングを通して聞きたかった気も。

 20. Scuba / Triangulation
ロンドン出身のダブステッパーの 2nd。ベルリンに移住し、ミニマル・ダブの影響が色濃くなったサウンドは、仄暗い地下トンネルでメランコリーを反響させている。また、本作には Aphex Twin のアンビエント・ワークスを想起させるメロディもあり、この作品も90年代回帰の傾向を感じさせる。


Vol.3 へ続く・・・
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by bigflag | 2011-01-09 00:36 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2010年の音楽ベスト Vol.1

昨年は、以前から考えていた、アメリカのブラック・ミュージックを交えた久保田利伸の特集をしたことが、当ブログ的には大きなトピックでした。そして、サッカーW杯の南アフリカ大会。あと、ブログでは特に触れませんでしたが(笑)、マイルス・デイヴィス自叙伝の再読に加えて、中山康樹のマイルス本を読んだことで、マイルス熱が非常に上がっておりました。そんなこともあって、新譜を聞いていた時間は、例年より少なかった気がします。

まあ、新譜を聞く時間が少なくなったのは、完全に個人的な事情なので(笑)、昨年にリリースされた作品が不作だったかというと、そんなこともなかったと思います。ただ、個人的に期待していたグリッチ・ホップと呼ばれる類の音楽が、シーンの立役者である Fliyng Lotus 本人の作品以外に、目ぼしいものがなかったのは残念だったかなと。

では、まず、ベストのアルバム10枚 (順不同/アルファベット順) から紹介していきます。

◆Best 10◆
 1. Drake / Thank Me Later
歌とラップを自在に使い分けるトロント出身のラッパー/シンガーによるデビュー作。冒頭の3曲を始めとするアーバンな空気漂うシンプルなトラックが秀逸。花火の爆発音をサンプリングした "Fireworks" は、夏の定番になりそう。

 2. Flying Lotus / Cosmogramma
LA在住のヒップホップ/エレクトロニカ系プロデューサーによる3rd。前作では原初的なポリリズムをダブステップばりのベースとともに聞かせてくれたが、本作では原初に向かうようなコズミックで混沌としたサウンドが印象的。DNA の二重螺旋構造を想起させるサウンド絵巻。宇宙ジャズの現在形がここに。

 3. Kimonos / Kimonos
向井秀徳がLEO今井と組んで、「Zazen Boys 4」 で見せた80's 路線を進化させたコラボ作。チープなサウンドなのに、これだけヒリヒリとした空気を生み出しているのは、やはり向井秀徳という個性のなせる技。Zazen Boys の時みたいに変声で歌っていないのも良いです(笑)

 4. LCD Soundsystem / This Is Happening
James Murphy によるディスコパンク・プロジェクトの3rd。中年太りしたオヤジが 「これで最後」 と宣言した作品は、だらしなくて甘いポップ・ミュージックだった!! 本人が踊ってるアルバムジャケットを見てるだけで、なんか切なくなる。でも、これで最後じゃなかった(笑)

 5. Mim Suleiman / Tungi
UKで活動するアフリカ系の女性シンガーのデビュー作。テクノ/ハウスを通過したエレクトリック・ファンクに、スワヒリ語の女性ヴォーカルが乗る一風変わったサウンド。プロデュースは Maurice Fulton。カリンバを使ったアフリカン・ハウスなど、本物のアフロ・グルーヴを聞くことができる。

6. Napoleon/ Bohemians Won The Series & The Little Guy Joined The Band
スウェーデンの10人編成の大所帯バンドのデビュー作。なのに、やってる音楽は、モータウン/フィリー・ソウル系譜のポップ・ミュージックという変わり種。全曲が天然のB級ポップ・ソウルといった感じで楽しすぎる。多分、バンドのリーダーがそういう性格なんでしょう(笑)。オザケンの 「LIFE」 好きなら必聴!!

 7. Skream / Outside The Box
ロンドン出身のダブステッパーによる 2nd。UKガラージ、ジャングル、レイヴに回帰するなど、拡散するダブステップのシーンと呼応する多彩なサウンド。とはいえ、サウンドの土台たるベースは相変わらずヘビーで、自身の出自もしっかりと刻印されている。新旧のサウンドを融合させて、さらに前進。

 8. Toro Y Moi / Causers Of This
サウスカロライナ出身の Chaz Bundick によるソロ・ユニットのデビュー作。現在ブーム中である Chillwave/Glo-Fi シーンの決定盤と言える傑作。レイドバックしたメロディに、緩いながらも粘着質のビートが絡み合い、蜃気楼のような音像を生み出している。これを聞きながら、夢の中のまた夢の中へ・・・

 9. Trentemoller / Into The Great Wide Yonder
コペンハーゲン在住のクリック/ミニマル系プロデューサーによる2nd。デビュー作にそこはかなとなく漂っていた、あのジメジメとしたロック魂(笑)を全面に発揮しており、シューゲイザー/ニューウェーブ色がとりわけ強く出ている。幻想的でメランコリックなメロディは、相変わらず映像的で素晴らしい。

 10. やけのはら / This Night Is Still Young
鳴り響くアーバンソウルは "Rollin’ Rollin’" だけじゃなかった!! 全部すばらしいわけではないけれど、"Day Dreaming" や "Good Morning Baby" など、心に響くアーバンソウルが他にも。中でもキミドリの "自己嫌悪" のカバーは、歌詞の修正含めて、いま成しうる最高のアップデート。不意に刺さると思わず涙。


Vol.2 へ続く・・・
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by bigflag | 2011-01-05 22:42 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(2)  

Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~

あけましておめでとうございます!! いつものように、格闘技の大晦日興行が新年一発目の更新です。視聴率も遂に10%を切ってしまったらしく、今年は開催できるんだろうかと、景気の悪いことを年明け早々に考えてしまったんですが、池上彰にはなんとか勝てたようでホッとしました(笑)

<アンディ・オロゴン vs 古木克明>
僕は野球をまったく見ないので、この古木という選手のことは何も知らなかったんですけど、身体能力は俳優さんとはやっぱり違いましたね(笑)

<所英男 vs 渡辺一久>
この試合は、ちゃんぽんルールではなく総合ルールだったので(笑)、所が勝って当然という試合だったんですが、予想外に健闘した渡辺のおかげで、かなり盛り上がりました。渡辺の身体能力の高さというか、パワーがあるんだろうなっていうのは、K-1の試合を見ていても、ある程度は分かっていたんですけど、ここまでとは思わなかったですね(笑)。総合ルールが、渡辺のパワーの限界値を引き出したというか、所が攻めて渡辺が逃げるという分かり易い構図で、非常に良かったと思います。

<ゲガール・ムサシ vs 京太郎>
京太郎は負けちゃいけない試合で負けちゃいましたね。2Rから距離を詰めて狙いに行ったのを見て、解説陣が危ない危ないと連呼していたら、その通りの結果に。やっぱり外国人選手の一発のパワーって、絶対にナメちゃダメですね。勝てた試合だっただけに、本当に残念。

<長島☆自演乙☆雄一郎 vs 青木真也>
青木のことだから、K-1ルールのラウンドはクリンチ地獄だろうと思っていたら、ドロップキック連発の掛け逃げ作戦(笑)。この訳の分からないルールで試合を組んだ主催者への抗議もあったんだろうけど、悪い意味で非常に幼稚な抗議でしたね。まあ、非常に青木らしいといえば、そうなんですが(笑)。で、バチが当たったと(by 須藤元気)。完全にギャグですよ(笑)。この試合は、大会のワーストになりかねないカード(ルール)でしたけど、結果的には一番盛り上がりましたね。魔裟斗と須藤元気のハシャギっぷりも最高でした(笑)

<アリスター・オーフレイム vs トッド・ダフィー>
DREAMのヘビー級暫定王座決定戦。トッド・ダフィーの知識がまるでないため、どの程度のランクの選手なのか全く分からないんだけど、アリスターは膝(首相撲)を自由に使えるルールだと、やっぱり強さが倍くらい違う気がしますね。首相撲が規制されている K-1ルールでは窮屈そうに戦う試合も多いですから。しかし、試合後のコメントを見たら、トッド・ダフィーのオファーは一週間前だったとか。アリスターを相手に、これは気の毒すぎる。

<石井慧 vs ジェロム・レ・バンナ>
所と渡辺の試合とは逆に、全く盛り上がらない試合でしたね。ってか、石井の試合で盛り上がってるの見たことないような気も。。。なんというか、完全にヒール扱いされてますからね(笑)。石井が技術的に不器用なのは吉田とのデビュー戦を見ても分かっていましたが、これは想像以上に時間がかかりそうですね。ただ、魅せることも仕事のひとつなので、プロ選手としては非常に使いにくいだろうなあ。金メダリストだから、ギャラも高いだろうし(笑)

<高谷裕之 vs ビビアーノ・フェルナンデス>
一年ちょい前のフェザー級GP決勝では、両者ともスタミナ切れを起こした経験からか、互いに非常に慎重でしたね。相手を研究しているという点では、ビビアーノに歩があり、実際のところ、どちらかにポイントを付けるなら、1・2Rはビビアーノで、3Rは高谷という試合だったと思いますが、まあ、ここは日本ですから(笑)

この大会、実はボブ・サップの試合も組まれていたそうなんですけど、試合直前にボイコットしたんだとか。俺は試合をしたくない、と(笑)。最近のサップなら、それでも笑って済んじゃいそうですけど。えっ?だって、そりゃ組んだ方が悪いだろう、ってなもんですよ(笑)
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by bigflag | 2011-01-03 02:40 | ・格闘技 - 総合 | Comments(2)