<   2013年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

2012年の音楽ベスト Vol.4

知ってるひとなら今更かと思うんですけど、昨今は "Grooveshark" というサイトで試聴することが多いです。無料のストリーミング配信サイトなんですが、ストリーミングにぜんぜん時間を食わないんで、試聴ってレベルじゃない使い方をできるのが最大の魅力。使ったことがないひとは、ぜひ利用してみて下さい!!

では本題に戻りまして、第4弾は、曲単位で良かったものをピックアップ。

◆Song◆
・AKB48 / Give Me Five! (from "1830m")
引き算の美学って言葉がありますけど、過剰であることが、AKBの魅力であることは疑いないと思います。んでこの曲も、これでもかってくらい足し算につぐ足し算で、ある意味騒音レベル(笑)。しかし、それが力強さや楽しさにきちんと消化されており、グループの代表曲レベルの仕上がり。ちなみに現在の僕の推しメンは、松井珠理奈さんです!!


・Avec Avec / Marmalade Boogie (from "おしえて")
大阪のトラックメイカー Takuma Hosokawa によるソロ・プロジェクト。カットアップしたオートチューン・ボーカルとブギーなエレクトロ・ファンクとの相性の良さったら、この上なしという素晴らしい出来。これだけの名曲をフリーDLとは太っ腹!!


・tengal6 / プチャヘンザ! (from "City")
6人組アイドルグループ(2012年8月、lyrical school に改名)。いま最もノっている tofubeats のプロデュース作だけあって、非常に素晴らしいクオリティ。J-POP・ミーツ・ヒップホップのファイナル・アンサーを出したんじゃないでしょうか?!


・tofubeats / 水星 feat.オノマトペ大臣 (from "Suisei")
神戸出身のプロデューサーによる2012年を代表する一曲。ヒップホップからアイドルの楽曲まで、あっさり横断してみせる桁外れのセンスとメロウなシンセ使いに虜になったリスナー多数。2012年のベスト・プロデューサーでしょう!!


・パスピエ / 最終電車 (from "Onomimono")
日本の5人組ロックバンド。疾走感のある胸キュンポップ。こういう青春ど真ん中な感じで名曲と言われるような曲って、やっぱり映像を喚起する力がすごい。これもそんな曲のひとつだと思います。眩しいっ!!


・前田敦子 / 君は僕だ (from "君は僕だ")
元AKB48、前田敦子の2ndシングル。これがネオアコ/ギターポップ好きにはたまらないサウンドに仕上がっている。んでそれがまた、繊細そうなあっちゃんに見事にフィットしてます。


・LAMA / Parallel Sign (from "Modanica")
・LAMA / Seven Swell -based on ‘Niji’- (from "Parallel Sign")
前者はアルバム 「Modanica」 のリード・シングルで、前者はリード・シングルのカップリング曲。"Parallel Sign" は、スーパーカーの 「Highvision」 期を思わせるアッパー・チューン。しかし、ここにきて "Yumegiwa Last Boy" クラスの名曲再びとは想像してなかった。で、後者はさらに驚きの電気グルーヴの名曲 "Niji" をサンプリングした楽曲。ナカコーらしい繊細な手触りの楽曲に再構築されており、これは胸アツすぎる~。

   

・LinQ / きもち (from "Love in Qushu ~LinQ 第一楽章~")
九州の大所帯アイドルグループ。90年代のヒップホップ・ソウルを、ロボ声使いなどを駆使して見事にアップデート。素晴らしいメロウ・チューンで、ヒップホップ・ソウル好きにはドツボですよ!!


・Diplo feat. Lazerdisk Party Sex / Set It Off (from "Express Yourself")
こういうバウンシーな曲って基本苦手なんですけど、なんでか Diplo の曲には惹かれるものがある。それは、このPVを見てもらえれば何となーく分かってもらえるんじゃないかと。スノビズムとバカを並列させているという点では、やはり突き抜けた存在のひとり。


・Jake Bugg / Two Fingers (From "Jake Bugg")
イギリスのシンガー・ソングライター。ノエル・ギャラガーのお気に入りだけあって、めちゃくちゃUK臭い声(笑)。ホント声が武器って歌い手だと思います。この曲は繰り返し聞いたなあ。好きです。



Vol.5 へ続く・・・
[PR]

by bigflag | 2013-01-27 20:45 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は、ベスト20には及ばなかった次点の作品を10枚(順不同/アルファベット順)を紹介。

◆次点(ベスト21-30)◆
 21. Burial / Street Halo / Kindred
ロンドンのプロデューサー Burial によるEP2枚をまとめた編集盤。メランコリックなメロディ、ザラついた音響、中空を漂うヴォイス・サンプル等、過去作からの大幅な進展はないが、Burial の穴は Burial でしか埋めることができない。

 22. Frank Ocean / Channel Orange
OFWGKTAのシンガー、フランク・オーシャンの1st。アンビエント・ソウルな "Sierra Leone" や、オーセンティックな "Sweet Life"、あるいはプログレな "Pyramids"のような曲が違和感なく共存。シンガーとしての勘がハンパない。

 23. Georgia Anne Muldrow / Seeds
デトロイトの女性シンガー Georgia Anne Muldrow による6th。プロデュースは全編 Madlib。音色はビンテージ・ソウルだが、曲の構成は Madlib 印のビート集に近いため、ソウル・ミュージックとしてはかなり異形。

 24. Godspeed You! Black Emperor / 'Allelujah! Don't Bend! Ascend!
カナダのポストロック・バンド、GY!BEによる10年ぶりの4th。兎にも角にも "Mladic" に尽きる。以前からライブで演奏されていた曲らしいのだけど、音塊のピーク時は荘厳ですらある。"We Drift Like Worried Fire" の柔らかな轟音も新鮮。

 25. Jeff Bernat / The Gentleman Approach
韓国系アメリカ人である Jeff Bernat による1st。歌・演奏ともにソフトでジェントリーなアーバン・ソウル。滴るような鍵盤使いの楽曲がとてもムーディ。"Cool Girls"や"Call You Mine"、"Groovin'" には思わずうっとり。

 26. Karriem Riggins / Alone Together
デトロイト出身のプロデューサーによる1st。Madlib の 「Beat Konducta」 シリーズ系譜のビート集。ジャズ・ドラマーでもあるので、ウワモノはやはりジャズ/フュージョンが多い。ついつい手に取ってしまうカワイイやつ。

 27. Robert Glasper Experiment / Black Radio
アメリカのジャズ・ピアニストによる初のグループ作。The Ummah 系譜のサウンドをベースとしたネオ・ソウル風味のジャズ。Erykah Badu や Mos Def といったゲストの力も借り、完成度の高い仕上がり。ブルーな空気感が心地良い。

 28. Sun Araw / The Inner Treaty
Cameron Stallones による The Inner Treaty 名義での6th。頭クラクラ、腰ヨレヨレ、足元フラフラの酔いどれサイケ・ダブ。キーボードやパーカッションがフリーキーに演奏されているにもかかわらず、なぜか微笑ましい不思議音楽。

 29. 空気公団 / 夜はそのまなざしの先に流れる
空気公団の7th。日本橋公会堂で行われたライブの音源を元に、山本精一などのゲストを迎えたスタジオ録音をオーバーダビングして完成させた作品。夜、駅から家へ歩いて帰るときなんかに聞くと、胸に染みる。タイトルも素敵。

 30. 東京女子流 / Limited Addiction
5人組アイドルの2nd。アイドル・ポップをほぼ封印し、まるでブロークンビーツかというグルーヴ感のあるフュージョン・ソウル歌謡で統一。2012年は飛躍の年。2013年は遂に本格ブレイクか?! ただ、歌詞には改善の余地あり。


Vol.4 へ続く・・・
[PR]

by bigflag | 2013-01-26 01:27 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.2

先週、久しぶりに takeuchi というパン屋さんへ行ったら、1月末で移転のために閉店するということを知りショック!! 移転先は生瀬(西宮市)とのことだけど、あっち方面にはあんまり用事ないんだよなあ。今までのような気軽な買い食い(笑)ができなくなるんだと思うと、すごく残念。。。最低もう一回くらいは行っておかないと。

では本題に戻りまして、第2弾は、ベストには及ばなかった次点の作品10枚(順不同/アルファベット順)を紹介したいと思います。

◆次点(ベスト11-20)◆
 11. Actress / R.I.P
ロンドンのプロデューサー Actress こと Darren Cunningham による3rd。インテリジェンス・テクノをアップデートしたようなエレクトロニック・ミュージック。自身で創造しうる限りの音色を織り込んだのではないかと思しき驚異的な力作。

 12. d'Eon / Music For Keyboards Vol. I
モントリオールの鍵盤奏者 d'Eon によるキーボード音楽の第一集。ニューエイジっぽい音色が特徴的なんだけど、アンビエントやドローン、ミニマルを通過してる感あり。鍵盤音に酔える逸品。現在、Vol. III まで公開中(フリーDL

 13. DJ Nature / Return Of The Savage
DJ Nature こと Milo Johnson による作品。この方のこと全く知らなかったんですけど、これだけ腰にくる重心の低いハウスは久しぶりに聞いた。重量感だけなら、Moodymann と並べても何ら遜色ない。ドス黒いジャケ写に嘘偽りなし!!

 14. Echo Park / Can't Help It
LAのプロデューサー Echo Park こと Brian Gibbs による1st。すんごいキャッチャーなエレクトロ・ブギー。Dam-Funk のフォロワーというよりは、日本の Luvraw&BTB とモロに共振している。ナンパなジャケ写もグッド(笑)

 15. How To Count One To Ten / Blue Building Blocks
日本の5人組インストロック・バンドによる2nd。美しいギターの音色を欲していたときに偶然出会った作品。Pele や toe の系譜を継ぐ、3本のギターが織りなす緻密ながらも、躍動感と清涼感に溢れるサウンドが素晴らしく心地良い。

 16. How To Dress Well / Total Loss
アメリカのプロデューサー How To Dress Well こと Tom Krell による2nd。トムの幽玄なファルセット・ヴォイスをくっきりと浮かび上がらせる、シンプルなサウンド・メイキングが吉と出た。アンビエント・ソウルの決定打というべき傑作。

 17. Ogre You Asshole / 100年後
日本の3人組ロック・バンドによる5th。前作 「Homely」 から引き算が成され、また、様々な感情を等価に差し出すことにより、平穏でいて不穏という相反する要素が違和感なく同居する境地で音が鳴っている。

 18. Traxman / Da Mind Of Traxman
シカゴのジューク/フットワーク・シーンのゴッドファーザーである Traxman による1st。冗談が過ぎたような忙しないビートに当初は全く馴染めなかったが、これが慣れると案外クセになる。ウワモノが上品だと気づくのには時間が必要?!

 19. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 桜富士山
奇妙さん率いる楽団の2nd。スウィンギンな酔いどれソウル歌謡。"わるいひと"や"あの娘に会いにいこう"、"喫茶アラジン" といった軽快な曲がツボ。"スイートソウルミュージック" も素敵。もう何というか生理的に好き。

 20. 5lack / 情
日本人ラッパー S.L.A.C.K.の 5lack 名義によるフリーのミックステープで、全曲が久石譲の音源をサンプリングして制作されている(DL終了)。あのセンチメンタルな楽曲がとにかく染みる。帰り道に聞くと、さらに染みる。


Vol.3 へ続く・・・
[PR]

by bigflag | 2013-01-21 00:00 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2012年の音楽ベスト Vol.1

あけましておめでとうございます。昨年はバタバタとすることが多くて、後半は全く記事を投稿することもなかったんですけど、元気に過ごしておりました。昨年の個人的なトピックはというと、株を始めたことでしょうか。ブログを更新しなくなったのも、ネットをする時間のほとんどを株の情報収集や分析に使っていたからだと思います、いま振り返ってみると(笑)。とりあえず、なけなしの資金が半分になったりすることもなく、少しとはいえ増えて良かったです(笑)

では、年始恒例の音楽ベストから始めたいと思います。まずは、ベストのアルバム10枚(順不同/アルファベット順)から。いつもはベスト20枚+αを紹介してますけど、昨年は全く音楽紹介しなかったんで、10枚増やして合計30枚+αを紹介したいと思います。今年もよろしくお願いします!!

◆Best 10◆
 1. Andy Stott / Luxury Problems
マンチェスターのプロデューサー Andy Stott による3rd。ビートダウンしたミニマル・ダブに、インダストリアルな質感と、幽玄な女性ボイスを重ねて作り上げたのは、現し世と常世の境界線を犯す驚異的な音世界。ジャケ写も年間ベスト。

 2. Breakbot / By Your Side
Breakbot こと Thibaut Berland による1st。マイケル・ジャクソンのボーカルを模した Ruckazoid など様々なゲスト(Pacific!も!!)を呼んで作り込んだ、パーフェクトなディスコ・ポップ。「Off The Wall」 好きは聞くがヨロシ!!!

 3. EVISBEATS / ひとつになるとき
元・韻踏合組合のMC/トラックメイカー EVISBEATS による2nd。肩肘張らない自然体なラップとサウンドに心が愉快に安らぐ。"いい時間"や"気楽な話"などのらしい楽曲や田我流を招いた"ゆれる"など飛び抜けた名曲を収録。

 4. Macintosh Plus / Floral Shoppe
アメリカ西海岸の女性による変名プロジェクトのひとつだそう。80年代のメロウなアーバン・ミュージック等をチョップド&スクリューによってドロドロに溶かした音は、まるで時空間が狂ったかのよう。これが Vaporwave??(フリーDL

 5. Shackleton / Music For The Quiet Hour / The Drawbar Organ EPs
Vengeance Tenfold とのコラボレーションによって作られた 「Music For The Quiet Hour」 と、3枚のEPをまとめた作品。相変わらずの怪奇サウンドに、トライバルなリズムが強化され、劇薬のようなトリップ・ミュージックと化している。

 6. Tomato n'Pine / PS4U
アイドル戦国時代と呼ばれる中で異色の脱力系だった彼女たち。過去形なのは既に散開(解散)してしまったため(泣)。パフィーの "渚にまつわるエトセトラ" をカバーしたのは慧眼。高揚感と多幸感あふれる正しきアイドル歌謡!!

 7. Xinlisupreme / 4 Bombs
熊本のエレクトロ・ノイズ・ユニット、シンリシュープリームによる10年ぶりのフィジカル。もしフル・アルバム制作に掛ける全ての時間を一つの曲だけに費やしたら、どんな音楽が生まれるのだろう?、という自問より生まれた作品とのこと。

 8. きのこ帝国 / 渦になる
日本の4人組ロック・バンドによるデビュー作。ベタなシューゲイザー/オルタナ・サウンドだが、祈るように歌い上げるボーカルとエモーショナルで疾走感のあるメロディがとても良い。"Girl meets NUMBER GIRL"って曲名だけで惚れちまうぜ!!

 9. ザ・なつやすみバンド / TNB!
日本の4人組ポップ・バンドによるデビュー作。"終わりゆく夏休み"あるいは"帰ってこない夏休み"という言葉をそのまま音にしたような郷愁感のある作品。スティール・パン使いが素晴らしい。"自転車"はジュディマリの同名曲に匹敵!!

 10. 一十三十一 / City Dive
5年ぶりの4th。流線形の 「Tokyo Sniper」 や、Dorianの "Summer Rich" の路線を踏襲したシティ・ポップ。現在の日本とはもはや別世界のトリップ・ミュージック。やっぱ、ヒトミトイさんの声好きだわーと再認識。


Vol.2 へ続く・・・
[PR]

by bigflag | 2013-01-14 02:20 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(3)