3者面談を、すぐに始めることは厳しいと考え、I 君には手塚治虫の「火の鳥 鳳凰編」を
読んでおいてもらうことにして、I 君の母親との面談を続けることにした。
息子の虚数ではない、実際の学力を知ったI 君の母親は、かなりショックを受けた様子だったらしい。
それも無理はない。だって、T 塾では天才とまで呼ばれていた息子だったんだから。
なぜ、そんな勘違いが生まれてしまったのか?
<母親の勘違い>
T 塾では、赤本(受験校の入試過去問)や模擬試験を生徒に受けさせていなかったらしく、
親にとって、息子の学力を判断する材料が、非常に簡単な小学校のテストだけだった。
そんな小学校のテストで100点を連発する、塾で天才と呼ばれる我が息子を見て、
難関校を突破できると思うに至ってしまったようだ。
あとT 塾では、四谷大塚の予習シリーズという難易度の高いものを教科書として採用しており、
それをこなしている(*)息子を見て、安心し切っていたらしい。(3に続く)
*ノートだけ見れば、こなしているように見えていただけで、実際のところは・・・
T 先生が黒板に書いたものを写していただけ、というオチ
<息子の勘違い>
お伊達上手で、喋りの上手い T 先生。授業を受けた後は、すっかり覚えた気になって天才気分。
(復習など後のフォローは一切なし)
四谷大塚 ~大好きです。科学する目と豊かな心~
予習シリーズ
2004年中学入試合格者数速報
# by bigflag | 2004-11-20 15:18 | ・学習塾