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2014年の漫画ベスト10

2014年の漫画ベストです。これ更新してなかった2014年のベストになります(いまごろw)。順不同で、作者の名前順になっております。巻数は2014年12月末時点にしてます。2015年のベストも更新予定。

1. いがらしみきお 「羊の木」 (講談社 / イブニング / 全5巻)

祝完結! 原作は山上たつひこ。刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘更正事業の舞台となった魚深市を舞台とする物語。元受刑者たちの存在が日常を徐々に歪めて行く描写が狂気的であり喜劇的でもあり。

2. いくえみ綾 「G線上のあなたと私」 (集英社 / マーガレット / 1巻)

寿退職の当日に婚約破棄され、フラフラと立ち寄ったCDショップで聞いたG線上のアリア。この曲を弾いてみたいと通い始めたバイオリン教室。そこで出会った初心者3名と講師を巡る群像劇。地味な物語だが、相変わらずの安定感。


3. 石塚真一 「BLUE GIANT」 (小学館 / ビッグコミック / 4巻)

世界一のサックス奏者になる。この愚直で真っ直ぐな思いに突き動かされた、高校3年生の宮本大の日常の積み重ねを描く。物語は故郷の仙台からいよいよ上京へ。いま一番熱い音楽マンガ。

4. 押見修造 「惡の華」 (講談社 / 別冊少年マガジン / 全11巻)

祝完結! 春日くんの思春期の病もついに決着。仲村さんは思春期云々ではなくて、本当に病気だったような気もしましたが。。。

5. オノナツメ 「ACCA13区監察課」 (スクウェア・エニックス / ビッグガンガン / 2巻)

13区に分かれた世界を統治する巨大組織ACCA。組織の監察課の副課長であるジーン・オータスは、組織内の権力闘争に巻き込まれていく。

6. 志村貴子 「娘の家出」 (集英社 / ジャンプ改 / 1巻)

再婚した母。離婚して以来、「彼氏」と暮らす父。そんな家族に囲まれて生活する、女子高生のまゆこを取り巻く群像劇。こういう思春期の群像劇を描かせたらナンバーワンの作家。絵はいつ見ても毛先まで麗しい。

7. 鳥飼茜 「先生の白い嘘」 (講談社 / 月刊モーニング / 2巻)

24歳の高校教師、原美鈴が主人公。こじらせた女と男が描かれる。友人である美奈子から結婚報告を受けるが、その相手・早藤は美鈴のセフレでもある。男のこじらせ方にリアリティはないが、これほど戦慄させらる登場人物はそういない。過去作 「おはようおかえり」 もオススメ。

8. 都留泰作 「ムシヌユン」 (小学館 / スペリオール / 1巻)

ムシヌユとは虫の世の意味で、ンに意味はないそう。虫博士を夢見る上原秋人は、大学院入試に挑戦するも失敗続きで既に27歳。昆虫研究に没頭しすぎて社会性は皆無。与那瀬島へ帰郷後、謎の昆虫を採取しようと指を出したところを噛みつかれ、体内に寄生されると、チンコが異形化。今のとこ謎しかない。表紙もヤバいw

9. 東村アキコ 「東京タラレバ娘」 (講談社 / Kiss / 1巻)

男にタラレバばかり言ってたら アラサーになってしまった女子たちの物語。自身の周囲のひとをモデルにしていると思うんだけど、相変わらず身内ネタを描かせたら、ネタに消化する腕っぷしはすごいなと。このひとは、ネタにしているだけで、啓蒙したいわけじゃない。

10. 山下ユタカ 「ラチェット・シティ」 (エンターブレイン / ビーム / 全2巻)

「ガガガガ 暴虐外道無法地帯」 の山下ユタカによる、伝説のバイク・ヤマハXJ(ペケジェー)を巡るバイオレンスアクション。
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# by bigflag | 2015-12-31 17:06 | ・マンガ | Comments(0)  

2014年の音楽ベスト Vol.5

最後に印象的だったライブを羅列して、音楽ベストを終わりたいと思います。

◆Live◆

・01/22 HAIM @心斎橋SOMA
・01/25 湯川潮音 @大阪 島之内教会
・04/27 MOODYMANN @STUDIO PARTITA
・05/16 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 @Shangri-La
・05/23 シャムキャッツ @Shangri-La
・05/26 DCPRG @umeda AKASO
・05/31 Homecomings / (((さらうんど))) @CONPASS
・06/01 Especia @梅田クラブクアトロ
・06/07 Ogre You Asshole @Shangri-La
・08/09 Negicco / Especia @心斎橋JANUS
・08/27 一十三十一 @ビルボードライブ大阪
・12/13 Ogre You Asshole @梅田クラブクアトロ
・12/21 ミツメ @Shangri-La
・12/30 東京女子流 @BIGCAT (14:30開演)


ベストアクトは、歌も踊りも少し上達してきた Especia ですかね。2015年も5月か6月に生演奏のライブがあるだろうから、それは絶対に行く!! 最近あんまり聞いてないですけど、湯川潮音さんのライブは教会に美しい歌声が響き渡る感じて、とても良かったです。シャムキャッツはバンドの持ってる空気感が好きですね。オーガは2回行きましたけど、年末の方がどっぷりサイケに耽ることができて最高でした。菊地さん関連は、ペペで関西に来て欲しい。

今年はジャズのライブにも行ければなーと。まずは最近教えてもらった、Brad Mehldau と Mark Guiliana の Mehliana のライブから。ただ、試聴した限り、Brad Mehldau はキーボードよりもピアノを弾いているときの方が遥かに良さそう。キーボードの音のセンスは正直なところ古い。Yesterdays New Quintet とか聞いたことあるんだろうか。このデュオに関しては、Mark Guilianaのドラム見たさの方が強いかも。

2014年も株はプラスで終わったことだし(笑)、2015年も色んなライブに行くっ!!

・Brad Mehldau / Paranoid Android (Radiohead カバー)
・Mehliana / Hungry Ghost

   


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# by bigflag | 2015-02-15 14:15 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(5)  

2014年の音楽ベスト Vol.4

第4弾は、ミックスCDとコンピレーション、カバーのベスト。

◆Mix CD◆
 ・Kenji Takimi / XLand Records presents XMix 03
Crue-Lを主催する瀧見憲司による6年ぶりの公式ミックス。リリースは2013年。ハウスを軸に、ソウル、フォーク、サイケと何でもありで、ロマンスとエロスの漂うオールミックス。理想的なミックスCDと言ってもいいほど。

 ・Muro / Wondirection Funk Forever
全曲Stevie Wonderのカバーを収めたミックスCD。2006年にリリースされていたものの再発。かなりファンク、ジャズ寄りの選曲。まあ、これが悪いわけがないよなってことです。トラックリストないのが残念。

◆Compilation◆
 ・Henrik Schwarz / Defected Presents House Masters
ヘンリク・シュワルツの手掛けたリミックスを中心にまとめた2枚組コンピ。ドイツ人らしいクールな質感、かつ情感のあるハウス/テクノ集になってます。オリジナル作のリリースを待っているわけですが、なかなか出ませんねw

◆Cover◆
 ・BTB / Back To Basic -俺とお前篇-
LUVRAW & BTB 名義で活動していた(デュオは既に解消)、BTBのソロ第一作はカバー集。Gap Band、Prince、Jungle Brothers、Easy E、山下達郎など、自身のルーツをねっとりとしたトークボックス使いでカバー。

 ・奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 東京ブギウギ
奇妙さん率いる楽団のカバー集。"オー・シャンゼリゼ"(再録)や "赤いスイートピー" などライブでお馴染みの曲から、Ray Charles の "Georgia on my Mind" から "愛の讃歌" まで、奇妙さんのソウルマンっぷりを味わえる逸品。

◆Song◆
・きのこ帝国 / クロノスタシス
・tofubeats / 衣替え feat. Bonnie Pink

   


Vol.5 へ続く・・・
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# by bigflag | 2015-02-12 01:10 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2014年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は、ベスト20には及ばなかった次点の作品を10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

◆ベスト30◆
 21. Aphex Twin / Syro
13年ぶりの新作。90年代初期作の音質をアップデートしただけのようにも思える。が、けれんのない本作を聞くと、これはリチャードにしか作れない音色だってことに改めて気づく。エイフェックスの作品を聞いて、滋味を味わうとは。

 22. Flying Lotus / You're Dead!
フライング・ロータスの5th。死に急ぐかのような過剰な速度感と音色はどこか散文的。それでも一つの作品としてまとまっているのは、本作のグルーヴを規定している Thundercat のベースに負うところが大きい。宇宙ジャズをまたも更新。

 23. Moodymann / Moodymann
「Black Mahogani」 以来、久しぶりのフル。ハウスをベースに、ブラック・ミュージックのごった煮というのは相変わらずなんだけど、煮え切ったあと、その上澄みだけを抽出したような、澄んだ味わいに。それはそれで乙なもの。

 24. Shiggy Jr. / Listen To The Music
5人組ポップ・バンドの2nd EP。相変わらず眩いほどポップ。ダンサブルな曲が多く収録されており、アイドル・シーンとも繋がるキャッチーな楽曲が連発。さらなる飛躍は間違いなし。サークル・クラッシュが起こらないことを祈るのみw

 25. SIMI LAB / Page 2: Mind Over Matter
神奈川を拠点に活動する、ヒップホップ・グループの2nd。ラフな作りだった1st に比べると、作り込み過ぎな側面も。が、"Worth Life" 以降の、もはや祈りのように聞こえる曲群は新たな魅力。ってか、MARIA のラップ聞くと、時々勃つよね。

 26. tofubeats / First Album
トーフさんの2nd。メジャー契約し、ゲストは森高千里、藤井隆、BONNIE PINK、PES、新井ひとみと豪華に。ただ、メジャー感と、自身の感情を吐露する曲との落差が激しく、アンバランスな面も。その中で "衣替え"は奇跡と言える。

 27. 椎名林檎 / 日出処
5年ぶりの5th。"ありあまる富"と"ありきたりな女"が好きすぎて、他をほぼ聞いてなかったんだけど、「無罪モラトリアム」 の次に好きかも。椎名林檎は音数の少ない曲の方が良い。アタック感のある曲は、彼女の本質とのズレを感じるから。

 28. 中山うり / 鰻
シンガー・ソングライター、中山うりの7th。初期の作品以来、久しぶりに手に取ったところ、昨年の後半あたり、彼女の夢見心地な音楽がスッと入ってきた。アコーディオンとスティールパンの掛け合いと優しい歌声に癒やされる。

 29. 星野みちる / E・I・E・N VOYAGE
元AKB48にいたらしい、星野みちるの2nd。ナイアガラ以降のシティ・ポップスやアイドル歌謡へのオマージュに満ちたサウンド。15年ほど前、キタキマユが類似した路線で一発だけ当てたことをふと思い出したが、彼女はどうなるのだろうか。

 30. ミツメ / ささやき
4人組のロックバンド・ミツメの3rd。いかにも平熱の低い音楽だが、たゆたうようなファンク・グルーヴ感にグイッと引き込まれる。あと、ギターのソロが良いんですよね。ただ、"うつろ" ぐらいの引きは欲しいところ。ちょっと淡白すぎる(笑)


Vol.4 へ続く・・・
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# by bigflag | 2015-02-01 17:50 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2014年の音楽ベスト Vol.2

2014年の大きな出来事といえば、ものすごーく重い腰を上げて、ようやく携帯をスマホに変えました。別にガラケーに対して思い入れがあるわけでも、アンチ・スマホというわけでもなく。便利になるの分かってたんですけどね。ただ、めんどくさがってただけです(笑)。今更でなんですが、twitter も始めてますので、良かったらフォローしてください!!

◆Best 20◆
 11. Fennesz / Becs
オーストリアの電子音響音楽家、フェネスによる6年ぶりの新作。きめ細やかな音の粒子を重ね合わせ、音を立体化し、空間に奥行きを持たせる音作りはもはや神業。今にも壊れそうなギターの音色が、情緒に美しい歪みを加えている。

 12. Homecomings / Somehow, Somewhere
京都を拠点に活動する、ホームカミングスの1stフル。ネオアコ、ギターポップという言葉に引っかかるひとなら、大抵はノックアウトされるバンド。切なさを煌めかせるように奏でる、福富さんのギターの音色が本当に素敵です。

 13. jjj / Yacht Club
Fla$hBackS のクルー、jjj による1st。「Fl$8ks」 でも印象的だったハードなギター使いなど、サウンドのアタック感はクルー随一。Prince の”Do Me Baby”をサンプリングした、”Go Get 'em”のあまりの過剰さには、殿下も思わずニヤリ(多分)。

 14. Mac Demarco / Salad Days
カナダの脱力系SSW、Mac DeMarco の2nd。日常系のサイケデリック・フォーク。サイケなのに日常系。良い感じに抜けてます。なんか Sublime とか思い出す。気の置けない友人たちと飲んでるとき、BGM にしたい。

 15. DJ Mitsu The Beats / Celebration Of Jay
ヒップホップ・プロデューサー、DJ Mitsu The Beats が J Dilla へ捧げた作品。オープニングの切ないメロディ一発で持ってかれる。固くタイトなドラムをクオンタイズに捕われずに打ち込む、という J Dilla 節が全開。

 16. Nopal / Summer EP 2015
富山在住の女性ラッパー、Noppal (ノッパル) によるEP。本作のプロデュースは、横浜のトークボクサー LUVRAW。レイドバックしたメロウな楽曲群が、夏の様々な香りを運んで来てくれる。

 17. Ogre You Asshole / ペーパークラフト
日本の4人組ロック・バンドによる6th。「Homely」 以後のAOR的な要素は後退し、ボサノバやラテンの要素を取り入れた新機軸も。主成分のサイケロック×ミニマル路線は継続。今後も本路線を醸成していく方向か。

 18. Taylor McFerrin / Early Riser
ブルックリンのプロデューサー、テイラー・マクファーリンのデビュー作。Sa-Ra Creative Partners がやっていたようなフューチャリスティック・ソウルのボトムをジャズ化。絶え間ないリズムの更新の一端が聞ける。

 19. Theo Parrish / American Intelligence
デトロイトのプロデューサー、セオ・パリッシュによる7年ぶりの新作は、ドラムの組み方に狂気さえ感じる怪作。ドス黒さは相変わらずだが、Shackleton に比肩するような、ある種のホラーめいた空気さえ漂わせる。

 20. 森は生きている / グッド・ナイト
武蔵野が本拠の6人組ロックバンドの2nd。現実と夢の境界線が曖昧になったような、サイケデリックな色彩を帯びた作品へと変化したが、1stでも聞けた美しいモノトーンな風合いは健在。Tim Buckley の諸作を彷彿させる。


Vol.3 へ続く・・・
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# by bigflag | 2015-01-27 00:04 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)