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2020年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は旧譜、曲単位、ライブをご紹介。

◆旧譜◆

・Fred Hersh / Horizons (1984)
アメリカのジャズ・ピアニストのデビュー作。初作らしい瑞々しく美しい演奏を堪能できる。ビル・エバンス・トリオ好きのひとであれば間違いなくハマると思う。

・SAULT / 5 (2019)
ロンドン出身の3人組バンドによる1st。5だけど、1stとのこと。

・SAULT / 7 (2019)
ロンドン出身の3人組バンドによる2nd。7だけど、2ndとのこと。



◆Song◆

・フィロソフィーのダンス / なんで?
宮野弦士のチームから離脱は残念なニュースのひとつだったけど、この曲を聞いて安心した。2021年は飛躍して欲しいなあ。

◆Live◆
例年なら書くところだけど、年始からの転職活動や、コロナ禍もあって、何ひとつ音楽関係のイベントに参加できない寂しい年になってしまったなあ。私生活にも変化があり、とにかく激動の毎日を過ごすのに必死でした。2021年はもう少し余裕をもって過ごしたいです。このブログやSNSを通じて知り合った方々の無事を祈るばかり。

# by bigflag | 2021-01-30 17:47 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2020年の音楽ベスト Vol.2

続いて、次点のアルバム10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

◆Best 20◆

11. Chelmico / Maze
2人組ラップディオによる4th。映像研には手を出すな!はマンガからして最高で、アニメもまた最高で、彼女たちの主題歌“Easy Breezy” も合わせて最高だった。長谷川白紙、思い出野郎Aチームなど、多くのプロデューサーが製作に参加。

12. Fleet Foxes / Shore
シアトルのインディーフォーク・バンドによる4th。タイトルの「岸」は、ロビン・ペックノールドにとって、不確かな場所の淵にある安全な場所を示すモチーフで、安堵を感じる作品を作りたかったとのこと。これまでも実際にはロビンによる独作だったことには驚き。

13. Immanuel Wilkins / Omega
ペンシルベニア州出身のジャズ・サックス奏者による、Blue Noteからの1st。デビュー作にふさわしく、ワンホーンで清々しいほど吹きまくっているのが良い。特にオープニングの”Warriors”は最高。アルバムジャケットの貫禄たるや。。ホントに22歳?

14. iri / Sparkle
神奈川出身の女性ボーカリストの4th。前作 「Shade」 が傑作だったので、そこを超えるのはなかなか難しかったが、”Miracle”、”Summer End”、”Come Back to My City”、”Best Life” など後半に並ぶスロウジャムな曲はいずれも最高だった。

15. Nir Felder / II
NY出身のジャズギタリスト、ニア・フェルダーによる1st 「Golden Agen」 から6年ぶりの2nd。デビュー作とは桁違いの完成度。テクニカルながら艶のあるギターに耳を奪われ続ける50分。Jimmy Macbrideのドラムもタイトで切れ味鋭い。

16. Richard Spaven / Spaven x Sandunes
UKのジャズ・ドラマーによる作品。サンデューンズという女性ピアニストとのコラボ。2017年の「The Shelf」 と同じく、ドラムンベース~ブロークンビーツに焦点を当てたドラミングに、彼女の浮遊感のある鍵盤が乗って、その相性がまた良い。

17. Steve Arrington / Down To The Lowest Terms: The Soul Sessions
SLAVEのフロントマン、スティーヴ・アーリントンがStones Throw/ピーナツ・バター・ウルフの完全バックアップでリリースしたソロ作。もう好事家が集まっただけという感じだが、それが最高というのに尽きる。

18. ナツ・サマー / Hayama Nights
3年ぶりの2ndで、プロデュースはこれまでと同じく、流線形のクニモンド瀧口。名作「ナツ・サマー&ダブ・センセーション」 と同様に、心地良いシティポップ×ラヴァーズロックを堪能できる。

19. 藤井風 / Help Ever Hurt Never
歌謡曲的な湿り気を残しつつ、リズムや曲は非常に現代的で、そこへ何の違和感もなく岡山弁を織り交ぜて、まあJ-POPでこんだけ何もかもインパクトがあるってのは久しぶりに受けた衝撃。2021年は紅白に出て欲しいよね。

20. 流線形 & 一十三十一 / Talio
NHKドラマ 「タリオ 復讐代行の2人」の劇伴として制作された作品。ドラマは見ていないので、劇伴としてどうだったのかは分からないけれど、レトロな刑事・探偵ものかなというのが分かる音楽。ちょっと優雅な気分で在宅勤務したいときのお供になってくれた。


Vol.3 へ続く・・・

# by bigflag | 2021-01-30 17:38 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2020年の音楽ベスト Vol.1

2020年のベスト合計20枚+αをご紹介。まずはベストのアルバム10枚(順不同/アルファベット順)から。

◆Best 10◆
1. The Avalanches / We Will Always Love You
2nd「Wildflower」から4年ぶりの3rd。宇宙を舞台に〈絶え間ない波動で表される永遠の愛〉をテーマに制作されたとのことだが、アヴァランチーズ流のドリームポップといった趣き。変わらないノスタルジックなサンプリング絵巻。日本からはコーネリアスも参加。

2. Brasstracks / Golden Tickets
ChanceThe Rapper人脈のプロデューサーで、「Coloring Book」 の “No Problem” を手掛けていたユニット。華のあるファンキーなブラスがこれでもかと盛られていて多幸感に溢れた、期待通りのポップ・ファンクとなっている。

3. Derrick Hodge / Color Of Noize
ロバート・グラスパーとの共演でもお馴染みのジャズ・ベーシストの3rd。懐古的なソウルミュージックではまったくないんだけど、ソウルミュージックとしか言いようのない作品となっている。決して激しくはないがウネウネと蠢くホッジのベースが作るグルーヴも素晴らしいの一言。

4. Moodymann / Taken Away
デトロイトのハウスプロデューサーによる6年ぶりのアルバム。もともと形式的な4つ打ちのハウスに囚われていたひとではないのだが、ますます自由にソウルやゴスペルに捧げた音楽を届けてくれる。そしてムーディーマンの肉感があって官能的なベースラインはいつだって最高だ。

5. Oneohtrix Point Never / Magic Oneohtrix Point Never
ダニエル・ロパティンの最新作は、架空のラジオをコンセプトにしているそうだ。ニューエイジなどをサンプリングしてラジオ風に再構築というのはルーツバックする行為でもあるため、当然ながら非常にノスタルジックな風合いで、コロナ禍の中で聞く音楽として、とても耳に馴染んだ。

6. Per Oddvar Johansen / The Quiet Cormorant
ノルウェーのドラム/ヴィブラフォン奏者、ペール・オッドヴァル・ヨハンセンによる4作目で、リリースはECMから。ジャケットに映る、わずかな光に照らされた夜の美しい水面を作品にしたような音。ミキシングは、2019年11月に亡くなったヤン・エーリク・コングスハウグとのこと。

7. Sam Gendel / Satin Doll
LA出身のサックス奏者/プロデューサーによる、ジャズ・スタンダードのカヴァー集。古くはシカゴ音響派的な脱構築されたサウンド。荒廃した未来を描くレトロなSF映画のサウンドトラックのような趣きで、一聴分かりづらさはあるものの、映像喚起力のある創造性に長けた作品。

8. SAULT / Untitled (Rise)
ロンドン出身の3人組バンドによる3rd。ソウル、ファンク、アフロ、ディスコ、ロックなどのミクスチャー。ESGなどのニューウェイヴが引き合いに出されるのも分かる、チャカポコとしたパーカッションがダンス衝動を掻き立てる。同時期リリースの(Black Is)はよりロック色が強くヘビー。

9. Theo Parrish / Wuddaji
デトロイトのハウスプロデューサーによる6th。こちらも6年ぶり。”ThisIs For You”のように分かりやすく官能的な曲が素晴らしいのはもちろんなんだけど、何か平坦なのに立体的というセオ・パリッシュ独特の音像の完成度がすさまじく、どの曲もずっと流していられる。

10. Wool & The Pants / Wool In The Pool
東京出身の3人組バンド。ローファイすぎるチープ・ファンクで、独り言のように紡ぎ出すようなボーカルが相まって、中毒性が非常にある。闇落ちするような、じゃがたらのカバーまであって、音楽を聴いて久しぶりに唸った。


Vol.2 へ続く・・・

# by bigflag | 2021-01-30 17:34 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2019年の音楽ベスト Vol.3

第3弾は旧譜、曲単位、ライブをご紹介。

◆旧譜◆

・中村佳穂 / AINOU (2018)
京都出身のSSWによる3rd。フォークをベースに、R&B・ジャズ・エレクトロニックミュージックなどを取り込み、ハイブリッドなポップスに昇華している。2018年に聞いていればベストに入れていた作品。

・星野源 / Pop Virus (2018)
5th。オープニングのタイトルトラックに一発でやられた。収録曲のすべてリズムを凝りに凝ってて、まったく退屈させない。音数が多い曲も少ない曲もグルーヴが一貫してあって素晴らしくソウルフル。過剰な音作りが生む多幸感を湛えた作品。

・88rising / Head In The Clouds (2018)
88risingはNY在住のSean Miyashiroが設立したレーベルで、これはそのレーベルコンピ。韓国、中国、日本、インドネシアなどパン・アジアンな緩いトライブとなっており、曲も緩い雰囲気で、トラップが苦手な自分のようなひとにこそ勧めたい。

・88rising / Head In The Clouds II (2019)
上記レーベルコンピの第二弾。コアメンバーのJOJIがエグセクティブ・プロデューサーとして制作を手掛けている。前作よりも色気のある曲が多く、それはアルバムジャケットにも表現されている。このジャケは日本人アーティストである空山基によるものだそう。

◆Song◆

・Billie Eilish - Bad Guy


◆Live◆
・04/06 フィロソフィーのダンス @梅田クラブクアトロ
・11/14 DC/PRG @BananaHall
・12/05 フィロソフィーのダンス @umeda TRAD


# by bigflag | 2020-02-02 23:50 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)  

2019年の音楽ベスト Vol.2

続いて、次点のアルバム10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

◆Best 20◆

11. Beirut / Gallipoli
Zach Condonによるベイルートの5th。初期のようなバルカン色が戻ってきて、かつ、前作のように音色は柔らかく。とはいえ、哀しみを薄っすらと纏う美しさは相変わらず。またライブで聞きたいなあ。もう8年も前のことか。。

12. Blankenberge / More
ロシアはサンクト・ペテルブルグのシューゲイザー・バンドによる2nd。もうこれぞシューゲイズという退廃的で美しいフィードバックノイズに身を沈めることができる。

13. Burial / Tunes 2011-2019
ロンドンのプロデューサーによる自身がテン年代にリリースしたEPを編んだコンピ。リズムやビートこそ違えど、「Burial」、「Untrue」で魅せたメランコリックなメロディ、ザラついた音響、中空を漂うヴォイス・サンプル等、通底した部分も多い。

14. The Comet Is Coming / Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery
Sons of Kemet の中心人物であるテナー・サックス奏者シャバカ・ハッチングスによる別グループ。荒んだ音色を発するサックス、飛び交う無線通信のようなシンセ、混沌を誘うドラムは、荒廃した未来を描いたSF映画のような世界観を描く。

15. EVISBEATS / People
元・韻踏合組合のMC/トラックメイカー EVISBEATS による5th。SNSで参加者を募集して制作。誰とコラボしようが、いつもの肩肘張らない自然体なラップとサウンドで、心が愉快に安らぐ定番のエビス印。

16. Flying Lotus / Flamagra
フライローことSteven Ellisonによる6th。ソウル、ジャズ色がさらに強くなり、立体的に蠢くThundercatのベースを際立たせるような録音は鮮烈で、「Los Angels」以来の傑作。特に”Takashi”はフライローの到達点のひとつだろう。

17. Kendrick Scott Oracle / A Wall Becomes A Bridge
NYのジャズドラマーによるBLUE NOTE第2作目。ものすごくメンバーの調和が取れている演奏なんだけど、浮遊感のあるギターやピアノが静かにバーストしていく瞬間がアルバム中にいくつかあって、それがとてもスリリング。

18. The Pendletons / 2 Steps Away
E da Boss(Myron & E)とTrailer Limonによるモダン・ファンク・デュオの1st。界隈の教祖であるDam-Funkよりはかなりポップ寄りのサウンドなんだけど、レトロアーバンなグルーヴはやはり心地良さしかない。

19. Robert Glasper / Fuck Yo Feelings
友人である多くのミュージシャンを招きセッションを行って制作したミックステープ。デリック・ホッジとクリス・デイヴは2013年のグラミー賞で最優秀R&Bアルバムを受賞した「Black Radio」以来の参加。リズムの立ちっぷりが素晴らしい。が、ジャケットは鬼ダサい。笑

20. Ryan Porter / Force For Good
カマシ・ワシントンのバンド=ザ・ネクスト・ステップの一員で、トロンボーンゔ奏者のライアン・ポーターによる3rd。前作に引き続きカマシ、サンダーキャットらウエスト・コースト・ゲット・ダウンが参加し、野太い音色が整然と並んだジャズファンク絵巻となっている。


Vol.3 へ続く・・・

# by bigflag | 2020-02-02 22:44 | ・音楽 - 年間ベスト | Comments(0)