2008年の音楽ベスト Vol.1
◆Best 10◆
1. Carlos Nino & Lil Sci / What's The Science? : Elevation (レビュー)
2008年のベスト・ヒップホップ!
2. Evisbeats / Amida (レビュー)
2008年の日本のヒップホップ・ベスト!
3. Femi Kuti / Day By Day (レビュー)
異母弟 Seun Kuti のデビュー作も悪くなかったが、今回は兄貴の貫録勝ち。2008年のベスト・グルーヴ!
4. Five Corners Quintet / Hot Corner (レビュー)
2008年のベスト・ジャズ!
5. Flying Lotus / Los Angels (レビュー)
2008年のベスト・ブレイクビーツ!
6. Gang Gang Dance / Saint Dymphna (レビュー)
2008年の洋楽ロック・ベスト!
7. Jackson Conti / Sujinho (レビュー)
本人名義での "WLIB AM : King Of The Wigflip" も良作だった。
8. Pacific! / Reveries (レビュー)
2008年のベスト・ニューカマー!
9. Zazen Boys / Zazen Boys 4 (レビュー)
2008年の邦楽ロック・ベスト!
10. 2562 / Aerial (レビュー)
2008年のベスト・ダブステップ!
◆Song◆
・Afefe Iku / Movement (from "Artefacts Of Pottery Vessels")
デトロイティッシュな長編ディープハウスの中での幻想的なピアノ使いが素晴らしい曲。
・Dan Electro / Sing, Stomp & Shout (from "Bite The Hand That Feeds You")
アルバムはもうひと工夫欲しいところなんだけど、トランペットがブロウしまくるこの曲は本家、ムーディーマンにも迫る格好良さ。
・High Five / Ojos De Rojo (from "Five For Fun")
彼らの新譜は、ジャズ枠では native の新作を優先させたこと、前作 "Jazz Desire" の方が好みだったこともあり、次点からも外した。が、イキのいい良作ではあった。相変わらず Fabrizio Bosso は、トランペットを吹きまくり(笑)
・Jason Mraz / Live High (from "We Sing, We Dance, We Steal Things")
こんなに良いブルーアイドソウルを聞いたのは久しぶり。ネオアコっぽい歯切れのいいギターも好きだし、何よりもまず声が良いんだよなー。アルバムも後半に息切れしなければ、次点に入っていたくらい。
・Nicola Conte / The Nubian Queens (from "Rituals")
アルバムは期待したほどではなかったけれど、Jose James をフィーチャーした曲は別格。Jose James の声はちょっと反則なくらい格好良いし、Timo Lassy の豪快なバリトン・サックスもシビれる。また、Jose James のデビュー作 "The Dreamer" も、地味渋い良作だった。
・Ricardo Villalobos / Enfants (Chants)
ミニマルを熱心に聞いていない自分でも好きだったのがこの曲。また、エレクトロも熱心に聞いてはいないのだけれど、Justice の "d.a.n.c.e." を好きだったことを思い出すと、それはやはりキッズ・ボーカルの持つ独特の魅力ゆえでしょうか。と、そんなことに気付いたのは、matsさんの 「キッズボーカルモノの誘惑」 という素晴らしい記事を読んだあと(笑)。
・Trus'me / W.A.R. (from "Working Nights")
先に紹介した Dan Electro と同じ Moodymann フォロワー。こちらはディスコ成分高めの仕上がり。サンプリングされた Marvin Gaye の声が中空を漂う幻想的で美しいディープハウス。
・久保田真琴 / Bali Dream (from "Bali Dream")
インドネシア人ギタリスト、I Wayana Balawan(イ・ワヤン・バラワン)をフィーチャーしたタイトル・トラック。ガムランとブルージーなギターのハーモニーが生み出すファンク・グルーヴが秀逸。
Vol.2 へ続く・・・
by bigflag | 2009-01-05 00:25 | ・音楽 - 年間ベスト