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アルゼンチン vs メキシコ (3-1)

メキシコはこんなに守備が良いチームだっけ、というほど序盤からアルゼンチンに対して、厳しくプレッシャーをかけていました。メキシコの厳しいチェックにアルゼンチンは前へボールを運べず、メッシも低い位置に下がってくるばかりで、目立った働きはできていませんでした。メキシコは厳しいチェックからボール奪取後、素早くカウンターに移り、アルゼンチンのゴールを脅かすプレーができていました。

そんな状況がずっと続いていたのですが、メッシがバイタルエリア付近でボールを受けると、誤審とはいえ、それがすぐに得点に結びついてしまうのだから、メッシはやはり持ってる男ですね(笑)。さらに、イグアインが相手DFのミスを逃さずにゴールへと結びつけ、アルゼンチンは2点をリードして前半を終えることができました。そして、後半早々にテベスが個人技で強烈なミドルを叩き込み追加点を奪った時点で、アルゼンチンの勝利は動かないものとなりました。1点を返したメキシコのゴールは高度な素晴らしいゴールでしたし、最終結果ほどに両国の実力は離れたものではなかっただけに、メキシコとしては誤審とDFの軽率なミスによる失点は非常に悔やまれるものでしょうね。

ところで、今回のW杯は今季のCLをトレースするかのような内容になっているのが興味深いですね。インテルを模範とするような、堅いブロックによるゾーン・ディフェンスとカウンターを戦術に採用しているチームが非常に多いです。あと、CL決勝に残ったチームに在籍する選手が、決勝トーナメントでも勝ち残っています。ブラジルとアルゼンチンの選手を中心にスナイデル(オランダ)とエトー(カメルーン)を加えたインテルに、ドイツ代表メンバーにロッベン(オランダ)とリベリー(フランス)を加えたバイエルン、という具合にです。今季はプレミア勢の衰退が予兆として表れていた通りに、実際にイングランド代表もドイツ代表に惨敗を喫したりと、非常に現象として面白いですねえ。

by bigflag | 2010-06-28 19:08 | ・サッカー / 国際試合  

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