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日本 vs アメリカ (2-2 / PK 3-1)

ドイツ女子ワールドカップ2011決勝戦。日本のサッカーチームが世界一になる瞬間を、この目で見ることができるとは! うぉー素晴らしい!! なでしこジャパンありがとー!!! そして、本当におめでとうございます!!!!

    安藤 川澄
 宮間      大野
    坂口 澤
鮫島 熊谷 岩清水 近賀   GKは海堀


スタメンは準決勝のスウェーデン戦と同じメンバー。女子サッカーにはあまり精通していないんですけど、世界一と言われるアメリカは、女子ワールドカップを二連覇していたというドイツよりも身体能力が高く、日本の最も苦手とするタイプ。しかも、女子の場合、男子よりフィジカル能力に差が大きいという現状があり、これまでの戦績がほぼ全敗というのも頷けます。ってか、ワンバックのポストを叩いたシュートとか、日本の男子でもあんなの打てるひと少ないんじゃね?っていうね(笑)

そんな圧倒的なフィジカル差の相手を御するには、いかに相手とのコンタクトを避けられるか。そうした思想でチーム作りがなされてきたわけですが、この決勝戦では、スウェーデン戦で見せたような、相手をいなすパス回しはほとんど出来ませんでした。連戦の披露もあったかもしれませんが、どちらかというとアメリカのプレスの速さに、余裕を失っていたというのが実情だと思います。特に、相手に体力のある序盤はプレスが厳しく、非常にパスミスが多かった。あわや得点というシーンがいくつも作られていました。

あと、相手に押し込まれていたこともあって、FWと2列目以降の距離が非常に開いていて、クサビのパスを狙っても、相手にカットされたり、パスがズレたりと、トップの位置にボールが上手く収まらなかったことも、パス回しが上手くいかない原因となっていました。スウェーデン戦では、相手のサイドで上手く起点を作れていたんですが、アメリカのプレスが厳しいこともあって、無理なロングパスも多かったので、展開としては非常に苦しい時間が続いていました。失点しなかったのは、アメリカに決定力が欠けていたこともありますが、まあ、ぶっちゃっけ運が良かったですね(笑)。逆に言えば、幸運を呼び寄せた、とも言えますが。

永里と丸山の投入は、それぞれ中央とサイドで起点を作るように期待されてのことだと思いますが、永里がボールを奪われた後のカウンターで、先制点を奪われてしまいます。交代策が裏目に出たような失点だったので、メンタル的に非常に心配だったのですが、そんなことは全くありませんでした。高い位置でボールを奪ったところで、永里が丸山に送ったクロスから、宮間の同点ゴールが生まれます。この同点弾で試合は延長戦へ突入。

後半途中からは体力的に日本が優っていましたが、さすがに延長戦ともなると、日本もアメリカもともに体力的に厳しい。同じように脚が止まった状況では、フィジカルで劣る日本が不利なのは明白。日本の女子選手からすれば、フィジカルお化けなワンバックを、この日の熊谷は体を張って抑えていたんですが(すごい根性の持ち主だと思います)、失点シーンでは逆にコンタクトを避けられて、ヘディングを決められてしまいます。

正直なところ、僕は、ここで負けたと思ってしまいました。しかし、なでしこのメンツは違ったようです。試合後の永澄奈穂美のインタビューによると、「2点目を決められた時には、ナガ(永里優季)と "これくらいの方が楽しいよね" と話していました」 とのことです。なんて頼もしい!! ホントに決勝戦を楽しんでたんだなあ(笑)。そして、宮間のCKを澤穂希が右足アウトで合わせた、あの超絶同点弾!! さらに、神が降りた海堀による2回のPK阻止。宮間あやの遠藤ばりのPKゴールと、ドヤ顔&ガッツポーズの合わせ技も忘れられません(笑)

ホントに素晴らしい優勝でした。本当におめでとうございます!! (何度も言いたい!!!) ちなみに僕の推しメンは、左SBの鮫島彩さんです。あの女の子走りからのテクニカルなドリブル突破には萌えます(笑)。スウェーデン戦で2ゴールを奪った、ピンクのヘアバンドがトレードマークの川澄奈穂美さんも可愛いですが。あと、ドイツ戦で決勝ゴールをあげた、丸山桂里奈さんはすごく化粧栄えしそうな顔だなと思ったり(笑)

by bigflag | 2011-07-18 16:13 | ・サッカー / 日本代表  

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