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2013年の音楽ベスト Vol.2

第2弾は、ベストには及ばなかった次点の作品10枚(順不同/アルファベット順)をご紹介。

 11. Bitty McLean / The Taxi Sessions
UKのレゲエ・シンガーによる6th(多分)。Treasure Isle レーベルの曲を使った 「On Bond Street」 の、Taxi レーベル版。当然、Sly & Robbie プロデュース。スラロビのファウンデーション・リディムに、美メロ・美声が乗っかって気分はゆるり。

 12. Dadub / You Are Eternity
ベルリンの Stroboscopic Artefacts からリリースされた、Daniele Antezza と Giovanni Conti のイタリア人のテクノ・デュオによる1st。インダストリアルな肌触りで、映像的で広がりのあるドープな音使いが特徴的なダブ・テクノ。

 13. Daft Punk / Random Access Memories
8年ぶりの4th。生演奏のディスコ/AORに変貌した本作、"One More Time" のような多幸感はあまりなく、むしろ物悲しさすら感じさせるわけですが、その正体はよく分かってません。曲も玉石混交ですが、玉が素晴らしいですね。玉が。

 14. DJ Koze / Amygdala
ドイツのDJ/プロデューサーによる2nd。Caribou や Matthew Dear、Milosh といった、多彩なゲストを迎えた歌モノ・エレクトロニカという様相。ドリーミーでロマンティックな仕上がりがとても素晴らしく、安眠アルバムとして絶賛活躍中。

 15. DJ Rashad / Double Cup
シカゴのDJ/プロデューサーによる1st。Traxman もそうだったけど、これくらい分かりやすければ、クセになるリズムなのでハマる。リズムはせわしないのに、メロディはスムースでクール。

 16. Jon Hopkins / Immunity
ロンドンのプロデューサーによる4th。前半の James Holden を想起させる、ドラッギーなテクノに酔いしれる。後半はアンビエント色が強くなるが、調和も乱すことなく隙はなし。2013年のベスト・オブ・テクノは本作。

 17. 5lack x Olive Oil / 50
福岡のプロデューサー Olive Oil と 5lack のコラボ作。「5 Sence」 とどちらをベスト10に入れるか悩みに悩んだ。Olive Oil のメロウで乾いたトラックから、5lack のライミングがグルーヴを一段と引き出している感もあり。

 18. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 仁義なき恋愛
奇妙さん率いる楽団の2nd。酔いどれ具合がさらに酷くなり(笑)、けっこうラフな仕上がり。ラテン歌謡の "夏の匂い" など新しい基軸も取りれつつ。"オンリーユー" みたいな、ちょっと格好つけたラブソングがらしくって良い。好きです。

 19. 一十三十一 / Surfbank Social Club
アーバン路線がノリに乗っている、ヒトミトイさんの5th。クニモンド瀧口、Dorian、Kashif らに加え、LUVRAW & BTB、Grooveman Spot、Avec Avec らが新たに参加。シーサイド感を打ち出したトラックの数々にトリップ!!

 20. ミツメ / うつろ
4人組ロックバンドによるEP。2nd 「Eye」 で一皮向けた感があったけれど、このEPで完全に化けた。坂本慎太郎にも通じる、グルーヴィーなミドルテンポのチューンに金脈を掘り当てたか。2014年にリリースされる 3rd は期待大!!


Vol.3 へ続く・・・

by bigflag | 2014-01-23 23:11 | ・音楽 - 年間ベスト  

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