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素直な悪女 / Et Dieu…Crea La Femme ('56 フランス)

英題 : And God Created Woman
監督 : ロジェ・バディム   
出演 : ブリジット・バルドー (ジュリエット)、 ジャン・ルイ・トランティニャン (ミシェル)、
     クリスチャン・マルカン (アントワーヌ)、 クルト・ユルゲンス (キャラディン)

ジュリエットという自由奔放な女と彼女に魅かれる男3人の話。
舞台は南仏のサン・トロペーズという港町。

冒頭からブリジットの裸体で始まるこの映画は、ブリジットのセックスシンボルとしての側面を
極限にまで引き出した作品に仕上がっている(監督はブリジットの夫でもある)。
すごい足が綺麗だし、肌も綺麗。ボサボサな髪が額を隠している時なんか、すごい可愛かったし、
カジュアルな服装の時はもっと良かった。

ストーリーも一応あるんですけどね。なんか見ていると、そんなのどうでも良くなるという感じです。
ジュリエットが無自覚に男を振り回して、自分も相手も傷ついちゃって、でも衝動的な行動も
止められなくて、苦しんでしまう。

マンボ楽団の熱気溢れる演奏とジュリエットの衝動的で挑発的なダンスシーンと
ジュリエットの浮気を知ったミシェルが悲壮感を湛えてさまよい歩くシーンとが交錯する
ラストは見物。もっとジュリエットのマンボ・ダンスを眺めていたかったくらい。

ここまで言っといて、あれなんですが、実はそんなにブリジット・バルドーの顔は好みじゃありません。
それとアントワーヌがあんまり魅力的じゃくて、そんなに面白い三角関係になっていないことが、
少しだけ残念でした。

ブリジット・バルドーはジュリエットの役柄通りに奔放な女性だったようで、この映画が終わった後、
夫役のジャン・ルイ・トランティニャンと駆け落ちしてしまったそうです。元夫のロジェ・バディムも
プレイボーイだったようですがw
  Brigitte Bardot 略して BB (ベベ)

by bigflag | 2005-04-03 19:51 | ・映画 - ヨーロッパ  

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