Karl Drewo 「Clap Hands Here Comes Charlie」 ('61)
テナー、ピアノ、ベース、ドラム+3人のトロンボーンという何とも魅力的なメンバー構成。セプテット(7人編成)ってやつですよ。ヨーロピアン・ジャズ的スムースなスウィング感がとんでもなく 心地良い。カール・ドレヴォの性格がそのまま出ていそうな、真っ直ぐで一本気なテナーが全てを導いている。特に3本のトロンボーンのアンサンブルが、こちらの聞きたいタイミングで出てくるのも嬉しい。
どれもノリが良く楽しい曲。Sahib Shihab (サヒブ・シハブ)や Francy Boland (フランシー・ボーラン/このアルバムにも参加。もちろんピアノで!) が好きな人、あるいは最近の nu jazz ブームで、ヨーロッピアン・ジャズが気になっている人であれば是非。ちなみにタイトルの 「Charlie」 は、アメリカ人の友達がカール・クレヴォのことをそう呼んでいたアダ名らしい。ジャケも素敵でしょう?
by bigflag | 2006-01-21 17:41 | ・Jazz / Latin