フランス vs スペイン (3-1)

両チームとも方向性は違えど、コンパクトでタイトな守備が出来るチーム。スペインが高いライン取りと早いプレッシングをかけるのに対して、フランスの最終ラインは少し低めで、その最終ラインが壁となり、そこに2人のボランチと両WGが挟み込むようにして守備をする。そういった守備の特性が攻撃にも反映しており、結果的にフランスはカウンター気味の攻撃が多くなり、スペインはボールをポゼッションする、という試合展開。

スペインはボランチのボール奪取能力と最終ラインを突破するアイデアと技術に欠けていた。パス能力の高いセスク、シャビ、シャビ・アロンソは、フランスの堅い守備ブロックを前にして、パスの出し所に苦慮して能力をあまり発揮できなかった。アラゴネス体制になってから、先発ではほとんど良い所なしのラウルを先発起用したのは失敗に終わり、この日も存在感なく途中交代。フランスに脅威を与えていたのは、唯一ホアキンのドリブルくらい。レジェスを左に起用したら?ヴィセンテを召集していたら?などと頭がよぎる。

グループリーグでのフランスの出来の悪さについて、モウリーニョがサッカーダイジェストのコラムで、戦術トレーニングを怠りフィジカル・トレーニング重視の合宿をしたためだと指摘していたけれど、幸いグループリーグを戦う中で戦術が構築されて、それがスペイン戦に上手く間に合ったという感じ (狙ってやったというよりは、本当に運良く)。特にジダンとビエラの復調、そしてリベリーのチーム戦術へのフィットが好材料だった。にしても、ジダンの終了間際のゴールシーンは泣けたなあ。ほんと感動的でした。

この試合のスペインを見ていると、レベルは違えど日本代表を見ているような気分になった。守備ブロックの堅いチームと試合をした時、ボールは持てているんだけど、最後は崩しきれないというアレ。特にホアキンが出てくる前までのスペインは、日本が負ける時や勝ちきれない時にそっくりだったなあ。目指すべきはスペインなんでしょうか?笑
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by bigflag | 2006-06-29 23:57 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

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