The Smiths 「Singles」 ('83-'86)

ザ・スミスは Morrissey (モリッシー/ Vo) と Johnny Marr (ジョニー・マー/ G) の二人が中心になり、イギリスのマンチェスターで結成されたロックバンド。バンド名 「スミス一家」 は、イギリスで最もありふれた名前だから、という理由で採用されたらしいのだが、ありったけのルサンチマンを抱え込んだようなマイノリティーに属する青年がそう名付けるんだから、もうバンド名からして酷く自虐的である。自嘲気味に笑うモリッシーの姿が思い浮かぶ素晴らしいバンド名。

モリッシーの (クセになる) キモい声と疎外感に満ちた歌詞。そして、そのモリッシーの内向的で反抗的な世界観に呼応するのは、透徹した空気をたたえたジョニー・マーによる美しく繊細なギター・ワーク。やっぱり、これがスミスの魅力。「This Charming Man」 や 「Hand In Glove」、「William, It Was Really Nothing」 といったベッドルームを疾走させるような名曲は初期シングルに集中している。スミスが生み出したマジカルな曲を聞きたいのであれば、まずは代表曲を網羅したベスト盤から。(試聴

by bigflag | 2006-11-23 13:06 | ・Rock / Folk  

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