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KOOP 「Koop Islands」 ('06)

20万枚近いヒットとなった前作 「Waltz For Koop」 から5年ぶりにリリースされた 3rd アルバム。本作は、1960年代のユーロ・ジャズに影響を受けたという前作から時代をさらに遡り、1930~50年代のスウィング・ジャズからインスピレーションを受けて制作されたとのこと。(試聴2006年の音楽ベスト

カリブ海(のような場所)に浮かぶ島で流れているような音楽、ということを意識したこともあってか、前作よりも音の色彩は豊か。と同時に、逃避的というかアンニュイなムードが強く漂っており、それはオープニング曲の M1 「Koop Island Blues」 と相変わらずの酷いジャケット(笑) にとても分かり易く集約されている。また、それがクープの今の気分なのだろう。エレガントで柔和な心地良いスウィング感は健在で、とりわけ M2 「Come To Me」~M6 「The Moonbounce」 の流れにはタメ息。

by bigflag | 2007-04-01 23:58 | ・Jazz / Latin  

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