KOOP 「Koop Islands」 ('06)
カリブ海(のような場所)に浮かぶ島で流れているような音楽、ということを意識したこともあってか、前作よりも音の色彩は豊か。と同時に、逃避的というかアンニュイなムードが強く漂っており、それはオープニング曲の M1 「Koop Island Blues」 と相変わらずの酷いジャケット(笑) にとても分かり易く集約されている。また、それがクープの今の気分なのだろう。エレガントで柔和な心地良いスウィング感は健在で、とりわけ M2 「Come To Me」~M6 「The Moonbounce」 の流れにはタメ息。
by bigflag | 2007-04-01 23:58 | ・Jazz / Latin