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PRIDE 34

DSEが主催する最後のプライド。下に YouTube で見れた試合の感想は書いてますが、今回は何と言っても桜庭の登場ですよね~。正直な話、田村との試合なんて、どうでもいいんだけど、K-1とプライドの雪解けがこれほど早く実現するとは! アメリカ資本のプロモーションの勢力拡大の影響が大きいんだろうけど、「架け橋」 になりたいという意志を持つ桜庭がいなけりゃ、初めから無い話ってことは忘れちゃいけない。

<バター・ビーン vs ズール>
合計体重370kgの巨漢対決。初っ端のド突き合いで、ビーンに一発良いのを入れられたズールが殴り合いを嫌がりテイクダウン。しかし、テイクダウンと同時に引っくり返されて上を取られてしまい、そのまま上をキープされ、最後はアームロックを極められてタップアウト。ズールに残された相手は、横綱こと曙さんくらいしかいないんじゃないのか(笑)

<瀧本誠 vs ゼルグ “弁慶” ガレシック>
弁慶というと、浪速の弁慶こと亀田大毅のことをつい思い浮かべてしまうんだけどw、ケージレイジで鳴らしたゼルグ・ガレシックがプライド初登場。今までが今までだっただけに、瀧本には何の期待もしてなかったんだけど、瀧本はブランクの間に驚きの進化を遂げていた。

とにかく、一つの仕掛けとその次の仕掛けのキワが非常にスムーズ。相手の動きを予想した上で自分が動けていたのが印象的。スタンド状態での、相手の懐へ入るまでのタイミング。バックマウントから肩固めを仕掛けた場面。肩固めを外された後にすぐサイド・ポジションへ移行~腕ひしぎまで繋げた場面。そして、ラストのオモプラッタからアームバーで極めるまで。しかし、吉田道場の選手がオモプラッタを使ったのは初めて見たな。

<ギルバート・アイブル vs 小路晃>
ピンチヒッター対決w。ヒールの取り合いの末、体格差を生かしてパウンドまで持って行ったアイブルがTKO勝利。

<ジェイムズ・トンプソン vs ドン・フライ>
まさかのデジャヴ! いつか見たあの光景!! お互いの首根っこを掴んでの殴り合い!!! トンプソンから殴り始めていたけど、果たしてトンプソンはドン・フライと高山の試合を見たことはあったんだろうか。是非とも、インタビューで聞いて下さい(紙プロかな)。試合はパワーとスタミナに勝るトンプソンのTKO勝利。

<青木真也 vs ブライアン・ローアンユー>
相手のわずかなポジション移動に対して、寝技でカウンターを仕掛けられるのが、青木の一番の強みじゃないでしょうか。いやー、今回もロングスパッツともに青木の寝技は光りましたねw。

<ソクジュ vs ヒカルド・アローナ>
前回に続き、またも衝撃的なKO勝利! KOシーンもスゴかったけど、アローナの一回目のタックルの切り方も物凄かった。足を取られて体を浮かされたにもかかわらず、空中で下半身を引いてタックルを切ってたw。しかし、すげぇバランス感覚してるなあ。足を取っているアローナの手を体ごと振り払って、その後すぐにアローナの懐に踏み込んでアッパーで勝負あり。アローナはファイト・スタイルの性質上、パワー負けすると苦しい。けど、同階級でそうそうパワー負けはしないんだけどなー。ソクジュは寝かされてからはどうかってとこですね。UFCに登場する日も近そうだ・笑。

by bigflag | 2007-04-09 20:54 | ・格闘技 - 総合  

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