スペイン vs ロシア (3-0)

グループリーグの時と違う試合には確かになりましたけど、試合が終わってみると、点差はグループリーグと同じでしたね~。試合を重ねる毎に良くなったロシアに関して、スペインはよく研究していたという印象を受けました。油断なく試合に臨み、実力通りにスペインが完勝。

オランダ戦と比べると、前半のロシアは高い位置からプレスをかけていなかった。これはスペインを完封したイタリアの試合運びを参照したこと、そして、グループリーグでディフェンスラインの裏をつかれたことに対する反省があったのだと思う。前半はヒディンクの思惑通りにスコアレスで終了。

後半頭からロシアは前からプレッシャーをかけ始める。が、スペインの中盤はロシアのプレスをものともしない。アンカーのマルコス・セナまで鬼のようなキープ力があるのだから、どうやってボールを奪えというのか(笑)。スペインが一方的にボールを支配する展開。ロシアの前線へとボールが渡っても、セナやプジョル、セルヒオ・ラモスといった面子が、ことごとくボールを奪取する。たまに中央でキープできても、後ろが押し込まれているため、サイドバックやボランチが上がってこれない。ロシアの調子が上向いた源泉には、やはり人数をかけたサイドアタックがあったのだけれど、その自分たちのサッカーが出来ないために、メンタルが徐々に折れていったのではないかと思う。大舞台での経験のなさが出たという感じ。

一方、スペインはこれまでにないほど、試合運びがクレバー。相手の精神を挫くようなポゼッション能力が素晴らしい。また、今大会でスーパーサブの役割を担うセスクが起こす、横から縦へという変化も、対戦相手にとって非常に厄介な存在。ビジャが怪我のためドイツ戦に出られないということだが、セスクを初めから使うのかが気になるところ。グイサも途中出場で得点を決めていたけれど、この選手はスーパーサブという感じではないので、セスクを頭から使ってしまうと、手詰まりになった時が怖い。その辺り含め、どういう展開になるのか決勝が楽しみ。
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by bigflag | 2008-06-29 00:45 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

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