Herbie Hancock 「Thrust」 ('74)
M1 「Palm Grease」 や M3 「Butterfly」 が特にそんな調子。前作、今作と続けて聞いて思うのは、ハンコックと同じくらいエレピを弾けるジャズマンは同時代に多くいるけれど、ハンコックと同じくらいシンセサイザーやクラヴィネットを弾けるジャズマンはほとんどいない、ということ。また、この2作は、ハンコックのコンポーザーとしての有能さも改めて感じさせてくれる。ただ、良作には違いないが、前作や前々作 「Sextant」 とは違って、ブラックミュージック・ファン以外にはお勧めできないかも。(試聴.1/2)
by bigflag | 2008-08-02 23:35 | ・Cross Over / Fusion