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U-23 アルゼンチン vs ナイジェリア (1-0)

北京オリンピック決勝戦は、今から3年前、2005年に開催されたU-20ワールドユース決勝の再現。両チームともメンバーはほとんど覚えていないけど(笑)、多分同じメンバーが多数いることは間違いない。

薄い記憶を掘り起こすと、たしか負けたとはいえナイジェリアの個人能力の高さにアルゼンチンが苦慮しながら何とか勝利した、という内容だったはず。では、それから3年経ったこの試合はどうだったかというと、OAで起用しているリケルメの存在もあって、中盤を支配することの出来るアルゼンチンが試合のペースも握っていた。これまでの対戦相手が手を焼いていたスピーディーなカウンターにも、早い段階でファールも辞さないプレーで目を摘み、カウンター対策も万全だった。

ただ、給水タイムを取るほどの暑さもあり(あんなシーン見たのは初めてかも)、運動量が落ちた前半30分以降は、ナイジェリアにサイドを突破されて危険な場面いくつか作られてはいた。両チームともに中央が固く、最後のところで耐え凌ぐタフな守備。先制点であり決勝点となったのは、この日もっとも調子の良かったプレーヤー二人による得点だった。2~3人がかりで止められてはいたものの、何度もドリブル突破をみせていたメッシ。そして、守備から攻撃への切り替えの際に、いち早くゴール前まで何度も顔を出していたディ・マリア。中央でメッシが起点となり、裏へ抜けたディ・マリアへスルーパスを通し、それを落ち着いてループで決める芸術的なゴール。この得点を守りきって、アルゼンチンが五輪二連覇を達成。しかし、ユースの大会において、アルゼンチンのチーム完成度がアベレージで高いのは恐れ入りますね。

by bigflag | 2008-08-24 01:00 | ・サッカー / 国際試合  

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