カテゴリ:・サッカー / 国際試合( 66 )

 

ガーナ vs アメリカ (2-1)

それにしても前半のガーナはすごかった。とにかくプレーが速い。プレスも速いし、パス・スピードも速いし、とにかく選手がよく動く。相手ボランチに対する素早いチェックからボールを奪ってのショート・カウンターで、あっさりガーナが先制しました。このまま勢いに乗って追加点かという展開でしたが、アメリカがよく耐えて前半はそのまま1-0で終わりました。

解説の清水さんが 「ガーナは飛ばしすぎ」 と盛んに指摘していましたが、後半のガーナはその指摘通り一気に失速していました(笑)。プレスが弱まったことで、アメリカはボールを前へ運べるようになりました。試合を見ていると、ガーナは引いて守るのは明らかに不得手といった感じで、後方からランニングしてくる選手を捕まえられないシーンが目につきました。同点のシーンも2列目から飛び出してきたデンプシーへの対応が遅れたことが原因でした。自分たちの型にハマると強さを見せるのですが、型にハマらないと非常に脆いというのはアフリカ勢に共通した欠点ですね。

精神的に強いアメリカが逆転するだろうと見ていたのですが、延長に入るとアメリカは動けなくなってしまい、一発のロングボールからギャンひとりにやられてしまいました。ガーナの次戦はウルグアイとの試合になりますが、試合巧者の南米勢が相手では苦しいかもしれませんね。ただ、ウルグアイも突出した選手がいるチームではないので、これまた1点差のつばぜり合いになりそうです。
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by bigflag | 2010-06-27 23:09 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

ウルグアイ vs 韓国 (2-1)

日本が対戦するパラグアイと似たところのあるウルグアイを相手に、韓国がどのようなプレーをするのか注目していたんですけど、GLの試合と比べると韓国の動きは出足が遅く鈍いものでした。これが疲れからくるものなのか、戦術上の理由なのか分かりませんが、まあウルグアイの得意とするカウンターを逆に仕掛けようという意図も感じなかったので、GL3試合を戦った疲労によるものだと思います。

反対にウルグアイは動きが良く、前からプレッシャーをかけて、韓国のミスパスを盛んに誘うことに成功していました。先制した場面では、韓国GKの反応の鈍さと、スアレスを見失ってしまったDF陣と、2つのミスが重なったことが原因でしたが、相手の裏をかくスアレスの動き出しは、試合を通じて韓国の脅威となっていました。前半の韓国にはポストを直撃したFKが一本ありましたが、朴智星が孤軍奮闘しているという印象でしたね。

後半に入ると、ようやく韓国にもエンジンがかかり、左SBの李榮杓(イ・ヨンピョ)など、後方からのオーバーラップも出始めました。これは先制したウルグアイが意図的に自陣に引いたこともありますので、韓国に勢いが出てきたというほどではありませんでした。とはいえ、ウルグアイのラインを徐々に押し下げることにも成功しており、そのことが同点に繋がったことには違いありません。

同点に追いつかれたことで、ウルグアイは前半のように再び攻撃に人数をかけ始めました。それが決勝点に繋がったわけですが、点を取りに行ったときにキッチリ得点を奪うあたりに、南米らしい強さを垣間見たように思います。この辺が韓国や日本らアジア勢、アフリカ勢との差でしょうね。GLの試合を観る限り、パラグアイはウルグアイよりも攻撃力が上回っているチームだけに、日本も相当に苦しい試合展開になるのではないかと予想できます。
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by bigflag | 2010-06-27 22:49 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(2)  

イングランド vs スロベニア (1-0)

イングランドの試合を見るのは初戦以来だったんですけど、アンカーのポジションにバリーが復帰したことで、中盤の選手各々の役割が明確になり、初戦と比較すると、随分と改善されたように見えました。まず、サイドの高い位置で、ジェラードやミルナーが起点となることができていました。そのことで、ジェラードやランパード、バリーらのロングパスが生きるようになり、ピッチをワイドに素早く使えるようになっていました。そして、デフォーとルーニーが交互に相手DFの裏を狙うことで、縦の深みも出るようになっていました。

スロベニアもよく守っていましたが、対面の守備に手一杯という感じで、セカンド・ボールもあまり拾うことができず、時間を経るごとに動きの良くなっていったイングランドが試合を支配していました。ただ、スロベニアGKのナイスセーブもあり、何度かあったルーニー絡みの決定機をゴールに結びつけることはできませんでした。

ルーニーが波に乗れていないのが気にかかりますが、GL最終戦でチームの調子が上向きになったことは、イングランドにとっては良かったかもしれません。とはいえ、2位通過になったことで、初戦の相手がドイツとなってしまったのは痛いところです。たとえドイツに勝ったとしても、隣のポッドからは好調のアルゼンチンが上がってくることが予想でき、かなり厳しい組み合わせと言えます。
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by bigflag | 2010-06-24 11:14 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

チリ vs スイス (1-0)

今大会、最も魅力的な攻撃サッカーを展開しているチリと、ヨーロッパ王者であるスペインを完封した堅守が持ち味のスイスの対戦だったんですが、そうした両チームの対照的な持ち味が存分に出た試合だったと思います。ただ、ベーラミの退場処分は余計でしたけどね。

スイスはスペイン戦と同じく、中央に非常に堅いブロックを作っており、チリに決定機を作らせない展開でした。チャンスを作られたとしても、サイドからセンタリングを上げられるくらいで、何度も何度もボールを跳ね返していました。ところが、ベーラミの退場以後、サイドからのクロスを上げられた際に、マークのズレが徐々に生まれていました。このことが失点に繋がりはしませんでしたが、いずれ得点の入りそうな気配が漂ってきました。

しかし、スイスの守備もたいしたもので、マークが多少ズレても高い集中力を保ち、最後のところで踏ん張り続けていました。戦況が膠着状態になったみるや、ビエルサはすぐに選手交代に動きました。後半の頭から2人を替え、後半15分には3枚目のカードも切ってきました。この選手交代が当たり、何度目の正直かというサイドアタックから先制点をあげます。その後も、何度も決定機を得ながら追加点をあげられないチリの試合っぷりにヒヤヒヤしましたが、2試合目も見事に勝ち点3を得ることができました。ただ、スイスがスペインに勝っており、また、最終戦にスペインを残しているチリのGL突破は予断を許さない状況です。個人的にはスペインとチリに抜けて欲しいので、ホンジュラスの頑張りに期待したいですね(笑)
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by bigflag | 2010-06-22 12:59 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

ブラジル vs コートジボワール (3-1)

ブラジルとコートジボワール、正直、ここまで内容に差が出るとは思いませんでした。序盤の攻防を見る限り、純粋な戦力差は結果ほどには開いていないと思うのですが、いざリードを奪われたときなど劣勢になった際のメンタリティや、攻守におけるゴール前でのアイデアには、強豪国との間には依然として大きな差があるんでしょうね。先制点に繋がったカカの狭いエリアでの精度の高いプレーはさすがでした。不調と聞いていましたが、あれだけのプレーができるのであれば、コンディションが上がるにつれて、パフォーマンスもさらに良くなりそうです。

一方、コートジボワールは先制されたことで、攻撃に出ざるをえなくなり、それがブラジルにスペースを与えることになってしまい、完全にブラジルにペースを握られてしまいました。ゴール前までボールを運んでも、ボランチやCBによる中央のディフェンスは強固で、何度もボールを奪われているうちに、段々と集中力が途切れていくのがテレビの画面越しにも伝わってきました。3点入れられたあとにあげたドログバの得点は、コートジボワールに戦意を呼び戻しましたが、その戦意が悪い方に出てしまい、試合が荒れて後味が悪くなってしまったのは残念でした。しかし、ルイフ・ファビアーノの 「聖なる手」 発言とプレーに対しては、何の処分もないんですかね(笑)
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by bigflag | 2010-06-21 18:08 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

デンマーク vs カメルーン (2-1)

ともに初戦を落としているだけに、両チームとも試合序盤から得点を取りに行った試合でした。カメルーンは日本戦の反省から、エトーをサイドではなく中央で、アーセナルに所属するソングをボランチで起用していました。エトーの流動的なポジショニングとソングのパス配給により、日本戦とは比較にならないくらい攻撃面では、カメルーンの良さが出ていました。

カメルーンは相手のミスから先制点を奪ったものの、守備が不安定なのは相変わらずで、特に左SBのアスエコトは狙いめで、日本と同じくデンマークもカメルーンの左サイドを執拗に狙っていました。デンマークの得意とする攻撃はやはりカウンターです。特に自陣の左でボールをキープしている間に、右WGのロンメダールが相手の左サイドのスペースに走り込んでボールを受けてクロスを上げるパターンが多く、この形はオランダ戦でも何度も見せていました。つまり、デンマークの得意とする攻撃パターンが、カメルーンの弱点と上手く合致していたわけです。事実、デンマークがこの日にあげた2得点はすべてこのパターンの崩しから生まれたものでした。

オランダ戦、カメルーン戦とデンマークの試合を見ましたが、得点のバリエーションが豊富というわけではないので、ロンメダールを中心としたサイドアタックを上手くケアすれば、引き分け以上の結果は十分に狙えるものだと思います。日本の左SBである長友は好調を保っていますので、ロンメダールをきっちり押さえてくれるんじゃないでしょうか。あと、ボールの出所であるCBのアッガーや、ボランチのポウルセンにプレッシャーをかけることも重要でしょう。日本が得点できるかどうかは、まあ運次第でしょうね(笑)
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by bigflag | 2010-06-21 17:05 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

セルビア vs ドイツ (1-0)

アジア予選で日本が得点を取れる気配すらなかったオーストラリア相手に4点も取ったということで、ドイツには非常に期待していたんですけど、なんとセルビアに負けてしまいました。これでグループDは大混戦ですね(笑)。試合を振り返ると、お互いに右サイドからのアタッキングを重視した立ち上がりで、ドイツはミュラーとラームを中心に、セルビアはクラシッチを中心にオフェンスしていました。当初は地力、組織力に勝るドイツが優勢だったのですが、クローゼの退場を境に形成が一気に変わりました。クローゼ退場直後に、クラシッチがサイドを突破して上げたクロスから、セルビアが先制しました。

先制したことで、セルビアのプレッシングが弱まると、徐々に前線でエジルが起点となることができるようになり、エジルから左のポドルスキーにスルーパスが通るようになっていました。しかし、この良い流れのときに、ポドルスキーがPK含め決定機を外しまくってしまい、同点にすることは叶いませんでした。その後、同点に追いつきたいドイツは、次々と交代策を講じましたが、交代した選手はあまり機能せず、良い流れを引き寄せたエジルを交代させたことで、逆にチーム・オフェンスが機能不全になってしまいました。結局、ドイツにとっては、ポドルスキーの決定機逸が最後まで響いた試合でしたね。
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by bigflag | 2010-06-20 11:31 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

アルゼンチン vs 韓国 (4-1)

今大会最注目のメッシですが、韓国戦の序盤はナイジェリア戦のように、ドリブルでガンガン仕掛けるというよりは、中盤でのゲームメイクに力点を置いているようでした。これはベロンの欠場が影響していたのかもしれません。そんな中、アルゼンチンの選手で仕掛けの先頭に立っていたのがテベスとディ・マリアでした。彼ら2人を止めるにはファールしかなく、失点となったセットプレーもそうした状況が背景としてありました。アルゼンチンに攻められっぱなしだった韓国ですが、前半終了間際に1点を返したことで、後半に繋げることができました。

後半、アルゼンチンの運動量が落ち、ペースを落としたことで、韓国は前からプレッシャーをかけることができるようになり、攻撃に人数をかけられるようになりました。朴智星の素晴らしいスルーパスから生まれた決定機を決めることができていれば、アルゼンチンを混乱させることもできていたかもしれませんが、あの決定機をフイにしたことで、試合の結果は決まってしまいました。また、テベスと交代で入ってきたアグエロは、メッシと非常にコンビネーションが良く、その相性の良さが印象的でした。この日、ハットトリックを決めたイグアインですが、メッシとの相性を考えると、テベスとアグエロの2トップも面白い選択かもしれません。とにかくメッシを生かす。これが今回のアルゼンチン代表の命題となっており、実際、メッシのパフォーマンスは今大会で傑出していますしね。
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by bigflag | 2010-06-18 19:57 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(2)  

スイス vs スペイン (1-0)

まさかのアップセット!! スイスといえば、オシム時代の欧州遠征で対戦した記憶があるので、非常に組織的な好チームであることは知っていましたが、スペインを破るとは驚きでした。試合前に誰もが予想したように、スペインがボールを支配して、スイスを押し込む展開で試合が進んでいたんですけど、初戦ということもあってか、スペインの動きはやや重めで、スピードに欠けていました。スイスの中央のブロックが固いため、スペインはサイドから崩そうとしていたのですが、クロスを上げても上げてもスイスの守備陣に跳ね返され続けていました。先制されたあと、ヘスス・ナバスとフェルナンド・トーレスを投入し、スペインはサイドアタックを強化したんですが、それでもスイスを最後まで崩すことは出来ませんでした。

スイスに敗れたことで、予選突破に黄信号が点滅してしまったスペインですが、残りの相手がディフェンスがさほど強固ではないチリとホンジュラスなのは幸いかもしれません。スペインは優勝候補扱いされてますけど、組織的な守備でガチガチに固めているチームが多い大会なので、そうすんなりとはいかないかもしれません。コンフェデ杯でアメリカにも負けているわけで、こうしたチームを苦手にしていることは事実ですしね。これでGL最終戦のであるチリとの試合が消化試合でなくなったことは、サッカーファンにとっては嬉しい誤算です(笑)
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by bigflag | 2010-06-17 12:49 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)  

チリ vs ホンジュラス (1-0)

ビエルサ就任後のチリとは2回ほど親善試合をしていたので(Bチームだったと思うけど)、好チームであることは知っていたんだけど、今回のやや守備的なチームの目立つW杯では、人数をかけて攻撃するスタイルは特異に映るほど。決定力がいまひとつなところも含めて、なんだかオシム時代の日本代表を思い出すことができたし、見ていて非常に面白い試合だった。トップスピードでボールを繋ぐ能力の高さは、日本とは比較にならないほど巧みで、ポジティブに南米らしさもある。この運動量を非常に要求されるサッカーで、最後まで体力がもったのは、ボールを簡単に相手に渡さないからでしょうね。日本の場合、ボールを簡単に相手に渡し過ぎるため、攻守を切り替えるシーンが頻発しすぎて消耗してしまうんですよねえ。それにしても、チリの人たちは楽しいだろうなあ(笑)。そういえば、次期日本代表監督の候補にビエルサの名前が挙がってたんですよね。これは是非、実現して欲しい!!
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by bigflag | 2010-06-17 11:29 | ・サッカー / 国際試合 | Comments(0)